月別アーカイブ: 2018年2月

三菱自 フィリピン・サンタローザ市でプレス工場の操業開始

三菱自 フィリピン・サンタローザ市でプレス工場の操業開始

三菱自動車は2月15日、フィリピンの同社の生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下、MMPC)で、新たにプレス工場の操業を開始し、開所式を開催した。同プレス工場はフィリピン最大のプレス機を備えており、2直の生産体制で年間3万5000台の車両を生産する能力を持っている。今回のプレス工場の開所により、ミラージュシリーズの現地調達率が35%に上がる。
三菱自動車はフィリピン政府の自動車産業育成政策「CARS Program」に参加する初の自動車メーカーとして、2023年までに20万台の「ミラージュ」および「ミラージュG4」を生産する予定。
MMRCの本社・工場所在地はフィリピンラグーナ州サンタローザ市(マニラから南東に約45㌔㍍)。工場生産能力は年間5万台。工場敷地面積23㌶。従業員数は2018年1月現在約1500名。

アルプス物流 インドに現地法人2/1から営業開始

アルプス物流 インドに現地法人2/1から営業開始

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は、インド・デリー近郊グルがオン地区に現地法人を設立し、2月1日から営業を開始した。
新法人は「アルプス・ロジスティクス・インド」で、資本金は5800万ルピー(約1億円)。出資比率はアルプス物流99%、アルプス・ロジスティクス(シンガポール)1%。増加する日系企業顧客はじめ、電子部品の物流ニーズにも応えていく考えで、フォワーディング業務から開始し、将来的には保管業務等にも取り組んでいく。

日東精工 中国子会社が浙江省に新工場 自動車業界に参入

日東精工 中国子会社が浙江省に新工場 自動車業界に参入

日東精工(本社:京都府綾部市)の連結子会社、中国の日東精密螺絲工業(浙江)有限公司(所在地:浙江省嘉善県、以下、NPS社)は、同社敷地内に新たに第二工場を建設する。新工場の稼働開始は2020年6月1日の予定。
これにより、NPS社は自動車業界参入に向けた高付加価値製品の生産設備、品質管理体制を整備・増強。2年後に生産能力・売上高を1.5倍に引き上げる計画。
NPS社は現在、工業用ファスナー(ねじ部品)の製造、販売および日本からの輸入産機・制御製品の販売を手掛けている。

ミネベアミツミG 19年4月から「65歳定年制」導入

ミネベアミツミG 19年4月から「65歳定年制」導入

ミネベアミツミグループは、2019年4月1日からミネベアミツミほか、国内子会社の定年を65歳に統一する「65歳定年制」を導入する。
同グループは全社員が定年後65歳まで働くことができる再雇用制度を導入し、積極的にシニア世代の社員の戦力化を図ってきた。豊富な経験を持つ同世代の社員の業績向上への貢献度は高いことから、今回、65歳定年制を導入することで、これらの社員がより高い目標に向け業務にあたれるよう環境を整えるため制度として用意する。

山口・美祢市で植物食動物ディキノドン類の化石発見 国内初

山口・美祢市で植物食動物ディキノドン類の化石発見 国内初

山口県美祢(みね)市は、2010年に同市で発見された化石が、2億~3億年ほど前に世界各地で生息していた植物食動物ディキノドン類のものだったと発表した。国内では初めて。
調査にあたった愛媛大学によると、ディキノドン類は哺乳類の遠い親戚で、上あごから突出した2本の牙が特徴。中生代三畳紀後期(2億3700万年前~2億100万年前)にほぼ絶滅したと考えられている。化石は長さ約12㌢と約7㌢の上あごの一部で、牙と周囲の形態からディキノドン類と特定した。

松井知事菅官房長官と会談 世界遺産登録に協力要請

松井知事 菅官房長官と会談 世界遺産登録に協力要請

大阪府の松井知事は2月14日、菅官房長官と会談し、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」について、世界文化遺産への登録実現に協力要請した。これに対し菅官房長官は前向きに対応する旨、伝えた。政府は1月下旬に、世界最大級の規模の前方後円墳を含む大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」を、世界文化遺産としてユネスコに推薦書を提出している。
また同日、超党派の議員連盟の会合が国会内で開かれ、登録に向けて協力して取り組んでいくことを確認した。

日本の官民がベトナムにスマートタウン建設 23年までに完成

日本の官民がベトナムにスマートタウン建設 23年までに完成

日本の官民がベトナムで最先端技術をを結集したスマートタウンを建設する。自動運転やITを活用し省エネルギーシステムを備えた街づくりで、2023年までに完成させる。
このプロジェクトには住友商事、三菱重工業など20社以上と経済産業省が参画する。大気汚染や交通渋滞に悩むアジア各国に新たな都市のモデルを示す。日本経済新聞が報じた。

日本商工会議所 ミャンマー商工会連と協力深化の覚書

日本商工会議所 ミャンマー商工会連と協力深化の覚書

ミャンマー日本商工会議所(JCCM)とミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)は2月14日、両国の経済発展に向けた友好・協力関係の深化を旨とした覚書を結んだ。ヤンゴン市内で行われたセレモニーではJCCMの中川勝司会頭、UMFCCIのソー・ミン・ウィン会頭が覚書に署名した。
JCCMの加盟企業は現在373社。UMFCCIには国内60団体が加盟し、会員企業数は約3万社に上っている。NNAが報じた。

藤田観光 訪日外国人対象の新ブランドのホテル立ち上げ

藤田観光 訪日外国人対象の新ブランドのホテル立ち上げ

藤田観光(本社:東京都文京区)は、ミレニアル世代の訪日外国人旅行者を主要ターゲットとした宿泊特化型ホテルのブランド立ち上げ、2019年夏に新ブランド第Ⅰ号となるホテルを東京・浜松町に、2020年初めに2号店を浅草に出店するなど、2021年までに5店舗の出店を目標とする。
今回立ち上げるホテルブランドのコンセプトは「Active&Relax」。想定顧客層は訪日外国人旅行者の中でもローコストでアクティブに旅を楽しむミレニアム世代。価格は2名1室Ⅰ万円前後を想定。

マブチモーター ベトナムに生産子会社の分工場を新設

マブチモーター ベトナムに生産子会社の分工場を新設

マブチモーター(本社:千葉県松戸市)は、自動車電装機器用モーターの旺盛な需要に対応するため、ベトナムドンナイ省・アマタ工業団地に生産子会社のマブチモーターベトナムリミテッド(ベトナムマブチ)の分工場を設立する。
同工場の建屋面積は約1万3600平方㍍で、小型モーターの生産設備および部品を生産する。2019年第3四半期に操業開始の予定。