月別アーカイブ: 2018年10月

東芝 中国電力建設集団と発電システムで戦略的提携強化

東芝 中国電力建設集団と発電システムで戦略的提携強化

東芝(本社:東京都港区)は10月26日、中国の建設大手の中国電力建設集団有限公司(本社:中国・北京市、以下、中国電建)と水力・地熱・火力発電システム分野等における提携に関する合意書を締結した。
両社はこれまで、水力発電を中心に発電システム分野で協力してきたが、今回対象を東芝グループが手掛けるその他システム・機器に拡大するとともに、プロジェクト投融資においても協力し、事業機会の拡大を目指すことで合意した。今後、日中に加え第三国においてもさらなる事業機会の拡大を図っていく。

富国生命が10/29から介護終身年金発売

富国生命が10/29から介護終身年金発売

富国生命(本社:東京都千代田区)は10月29日から、「未来のとびら」(特約組立型総合保険)に付加する新たな特約として「あんしんケアダブル」(介護終身年金特約<認知症加算型>)を発売する。
この保険のポイントは、公的介護保険制度の要介護2以上と認定された場合、または認知症・寝たきりによる所定の要介護状態が一定期間継続した場合に、一生涯にわたって年金(介護終身年金)が支払われる点。これにより介護期間が長期に及ぶケースでも、継続的にかかる介護費用等を確実にカバーすることができるという。

ホンダ ベトナムで二輪車累計生産2500万台達成

ホンダ ベトナムで二輪車累計生産2500万台達成

ホンダのベトナムにおける二輪車・四輪車の生産販売合弁会社、ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(本社:ビンフック省、以下、HVN)は10月26日、二輪車累計生産2500万台を達成し、ベトナム政府から要人を迎え記念式典を執り行った。
HVNは1996年に設立され、1997年12月に二輪車の生産を開始。これまでにビンフック省に二輪車の年間能力100万台を2工場、ハナム省に同75万台の、工場を合わせて3つの二輪車工場のほか、パーツセンターなど様々な関連設備を稼働させている。

ハナマルキ タイに人気の液体塩こうじの新工場

ハナマルキ タイに人気の液体塩こうじの新工場

ハナマルキ(本社:長野県伊那市)は10月25日、タイ・ヘラマート サラブリ工業団地内の「サイアム ハナマルキ」で、液体塩こうじを製造する新工場を建設すると発表した。敷地面積は約1万6000平方㍍で、2019年1月から着工し、2020年1月から出荷開始の予定。
液体塩こうじは、日本の伝統的調味料の塩こうじを同社独自の加熱製法により、液体化した酵素の力を強めている点、化学調味料を使用していない点などから、売り上げが拡大している。2017年の塩こうじの海外売上は前年比約6倍に増えている。
ハナマルキはベトナムに物流倉庫も確保。技術面ではイスラム教徒を対象とする需要に応えるため、「ハラル」認証の取得を目指す.

大阪の上半期の訪日外国人旅行客587万人で過去最多

大阪の上半期の訪日外国人旅行客587万人で過去最多

大阪観光局によると、今年1月から6月までの半年間に大阪を訪れた外国人旅行客は、推計で前年同期比11%増の587万5000人で過去最多となった。
国・地域別にみると、中国が218万人と最も多く、次いで韓国が135万人、台湾が68万人などとなっている。

平城京の南端から庶民の倉庫・井戸など住宅跡見つかる

平城京の南端から庶民の倉庫・井戸など住宅跡見つかる

奈良市教育委員会の発掘調査によると、奈良時代の都、平城京の南端にあたる場所から、庶民の住宅跡が倉庫や井戸などとともに見つかった。
住宅跡が見つかったのは、現在の奈良市西九条町にある工場の敷地。通路や溝で区切られた一辺約30㍍四方の広さの約900平方㍍の住宅の敷地の中に、東西約10㍍、南北約4㍍の母屋とみられる建物の跡あ、その近くで倉庫や井戸の跡も確認された。
同市教委は、今回見つかった住宅跡はその立地などから平城京内で働いていた下級役人か庶民の住宅だと考えられるという。

寺の僧侶らが19年4月から中・四国で電力小売り事業

寺の僧侶らが19年4月から中・四国で電力小売り事業

西本願寺系の寺の僧侶(有志)らがつくった会社「TERA Energy」(本社:京都市下京区)が、寺のネットワークを使って太陽光などで発電された電力を販売していくことになった。
2019年4月から中国地方と四国地方で主に家庭向けに電力の小売り事業を開始する。初年度は寺のネットワークを使っておよそ5000戸の顧客の獲得を目指している。収益の一部は手数料として協力してくれた寺に還元し、建物の維持費や地域貢献の活動費用などに充ててもらう計画だ。

日中首脳会談 新時代へ「競争から協調へ」など3原則

日中首脳会談 新時代へ「競争から協調へ」など3原則

中国訪問中の安倍晋三首相は10月26日、北京で習近平国家主席と約1時間20分会談した。両首脳は新たな時代の日中関係について①競争から協調へ②お互いパートナーとして脅威にならない③自由で公正な貿易体制の発展ーの3原則を確認した。また、安倍氏の訪日招請に応えて、習氏は2019年の訪日に意欲を示した。これにより、日中首脳の相互往来の定着を目指す。
このほか、安倍氏は約40年続いた対中国ODA(政府開発援助)を終了する考えを伝達。習氏はODAの貢献を高く評価。両首脳は今後、第三国でのインフラ投資を推進することで一致した。

「風神雷神図屏風」など約50点をパリで公開

「風神雷神図屏風」など約50点をパリで公開

フランスで開催されている日本文化を紹介するイベント「ジャポニズム2018」の一環で、10月26日から京都・建仁寺(京都市東山区)が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」が欧州で初めて、フランス・パリで公開される。
今回公開されるのは江戸時代を代表する絵師、俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風をはじめ、桃山時代から明治時代にかけての屏風や陶芸作品など約50点も合わせて展示される。
フランスのメディアから約90人を招いて25日開かれた内覧会では、日本を代表する美術作品に高い評価の声が寄せられた。

大阪府内学校のいじめ件数 昨年度は過去最多

大阪府内学校のいじめ件数 昨年度は過去最多

文部科学書の調査によると、昨年度の大阪府内の学校で確認されたいじめの件数は、前年度比9494件増の2万7416件で過去最多となった。
内訳をみると、小学校が最も多く2万2778件、次いで中学校の4007件、高校で515件、特別支援学校で116件となった。小学校が前年度比8683件の大幅増となったのが目立つ。
いじめが発見されたきっかけは、アンケート調査などの学校の取り組みによるものが1万4195件と最も多く、次いで本人からの訴えが5118件、学校担任の発見が3707件などとなっている。