月別アーカイブ: 2018年11月

インドネシアに12/7「LUMINE JAKARTA」オープン

インドネシアに12/7「LUMINE JAKARTA」オープン

ルミネ(所在地:東京都渋谷区)の2店舗目海外店舗がインドネシアの首都ジャカルタに12月7日オープンする。出店施設はプラザインドネシア5階。営業時間は10時~22時。
「LUMINE JAKARTA」が提案するのは”TOKYO MOOD”。メインターゲットは好奇心旺盛でグローバルな視野を持ち、トレンドに敏感で、新たな感性を求めている自立した女性。日本のクリエイティブで多様性のあるレディスファッションを軸に、ライフスタイル雑貨、メンズファッション、、カフェを取り揃え、ジャカルタの人々に提供する。

フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの首都マニラで11月21日、日本の羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのテオドロ・L・ロクシン外務大臣との間で、フィリピン政府がマニラ首都圏を貫流するパッシグ・マリキナ川の護岸建設・改修・可動堰等の建設等により防災対策を強化するための総額379億500万円を限度とする円借款に関する交換公文の署名が行われた。
この計画の実施により、洪水に伴う最大被害額は2018年に比べて、事業完成2年後の2027年には、5年確率の洪水規模で約465億円から約200億円に低減するほか、30年確率の洪水規模で約1,050億円から約257億円に低減することが見込まれる。

明電舎 シーメンス社から中国の石化工場向けセラミック平膜を受注

明電舎 シーメンス社から中国の石化工場向けセラミック平膜を受注

明電舎(本社:東京都品川区)はこのほど、シーメンス社から中国の石油化学工場向けの排水処理用セラミック平膜を受注した。
これはシーメンスの新技術、PACT(R)MBR(Powdered Activated Carbon Treatment Membrone Bioreactor)システムに明電舎製のセラミック平膜が採用されることが決まって以来、初めての製品受注となる。このセラミック平膜とは、汚水や排水の浄化に活用されるセラミック製のろ過フィルター。
今回セラミック平膜を納めるPACT(R)MBRシステムは、中国の石油化学メーカー、天津渤化化工発展有限公司に納入され、製造工程排水の処理に活用される。

「仁徳陵」で埴輪列、石敷き確認 宮内庁・堺市が初の共同調査

「仁徳陵」で埴輪列、石敷き確認 宮内庁・堺市が初の共同調査

宮内庁と大阪府堺市は、10月下旬から今回初めて共同調査している国内最大級の前方後円墳の調査状況を11月22日、報道陣に発表した。これは堺市にある「仁徳天皇陵」とも「大山古墳」とも呼ばれている古墳の調査で、墳丘を取り囲む堤の部分から築造当時のものとみられる一列に並べられた円筒埴輪や石が敷き詰められた跡が見つかった。
調査は墳丘を3重に取り囲む濠(ほり)と濠の間にある2つの堤のうち、内側にある堤の3カ所を掘り下げて行われた。現場には22日、考古学や歴史学に関する16の団体の40人余りの研究者も入り、およそ1時間半ほど見学した。
宮内庁が管理している陵墓は外部の立ち入りが厳しく制限されており、今回初めて共同調査として行われた。

東大 健常高齢者のアルツハイマー病の前期症状の特徴発見

東大 健常高齢者のアルツハイマー病の前期症状の特徴発見

東京大学大学院医学系研究科の井原涼子特任助教、岩坪威教授らの研究グループはこのほど、60~84歳の認知機能正常高齢者を対象にしたアルツハイマー病の前期症状などの研究成果を発表した。
今回の研究成果のポイントは①アルツハイマー病の病理核的変化が始まっているが、認知機能障害をまだ発症していない「プレクリニカルAD」が、日本人高齢者の2割程度を占めることを示した②プレクリニカルADの被験者の認知機能を3年間にわたって追跡すると、記憶および遂行機能の検査での学習効果が減弱する傾向がみられた③これらの特徴に留意することで、プレクリニカルADを対象とする根本治療薬の治験における被験者の効率的な選択や、新たな認知機能検査の創出が進むものと考えられる-など。
今回同研究グループは、日本で2008年から2014年にかけてアルツハイマー病初期段階の経過を明らかにすることを目的に行われたJ-ADNI研究のデータを用いて、プレクリニカルADの頻度や臨床的な特徴を解析した。

JR東日本ホテルズ 台湾の福華大飯店と広範な営業提携で合意

JR東日本ホテルズ 台湾の福華大飯店と広範な営業提携で合意

JR東日本ホテルズ(幹事会社:日本ホテル/東京都豊島区)と台湾の福華大飯店ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ(福華大飯店:本社/台北市大安区)は11月21日、相互の営業拠点の活用や共同セールス活動などお互いの強みを活かすため営業提携することで合意した。
両社はそれぞれの市場でお互いのホテルブランド認知を行い、双方向の利用促進を図ることを目的として、広範な分野で営業提携する。

古河電工G インドミンダフルカワの経営権を取得

古河電工G インドのミンダフルカワの経営権を取得

古河電工(本社:東京都千代田区)と古河AS(本社:滋賀県犬上郡甲良町)は11月21日、インドの自動車部品メーカーグループ、スパークミンダ(アショックミンダ)グループ(本社:インド・グルグラム市)との合弁会社で、古河グループが49%を出資するミンダフルカワエレクトリック(以下、ミンダフルカワ、本社:インドハリアナ州バワール)の出資比率を49%から75%に引き上げ、ミンダフルカワ社の経営権を取得すると発表した。
古河グループ主導で会社運営基盤を早急に確立し、インドにおける自動車部品事業の商圏拡大を図っていく。

ホンダ「スマート水素ステーション」を受注開始

ホンダ「スマート水素ステーション」を受注開始

ホンダ(本社:東京都港区)は11月21日から、高圧水電解型のスマート水素ステーション「スマート水素ステーション(SHS)70MPa(メガパスカル)」の受注を開始した。日鉄住金パイプライン&エンジジニアリング(本社:東京都品川区)とのパートナーシップを結び開発した。
SHS70MPaは、燃料電池車(FCV)に供給する高圧水素を製造・貯蔵・充填する装置で、高圧水電解型の水素ステーションとして世界初となる充填圧力70MPa・製造圧力82MPaを実現。環境省の支援制度を活用し、2016年10月、東京都江東区青梅で開始した実証実験を経て商品化した。

フィリピン「南北通勤鉄道延伸計画」に1,671億円の円借款

フィリピン「南北通勤鉄道延伸計画」に1,671億円の円借款

フィリピンの首都マニラで11月21日、日本の羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのテオドロ・L・ロクシン外務大臣との間で、フィリピン政府がマニラ首都圏および近郊で進める鉄道延伸計画を支援するため、総額1,671億9,900万円を限度とする。円借款に関する交換公文の署名が行われた。
これはマニラ首都圏近郊での通勤や高速移動への需要がさらに高まることに対応、通勤線を南北に延伸(南:約57km、北:約52km)するもの。この計画の実施により、南端のカランバから北端のクラーク国際空港までの所要時間が現在の約240分から120分に半減することが見込まれている。

タイで東南ア最大級の製造業見本市「メタレックス2018」開幕

タイで東南ア最大級の製造業見本市「メタレックス2018」開幕

タイ・バンコクで11月21日、東南アジア最大級の製造業見本市「MATALEX(メタレックス)2018」が開幕した。これは工作機械、工具、金属加工技術の見本市で、世界50カ国・地域の約3,300ブランド、15の国際パビリオンが出展し、24日まで開催される。会場はバンコクのコンベンションセンター、バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)。