月別アーカイブ: 2019年2月

ホンダ 小型ジェット機カテゴリーで2年連続世界第1位

ホンダ 小型ジェット機カテゴリーで2年連続世界第1位

ホンダは航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(所在地:米国ノースカロライナ州クリーンズボロ市、以下、HACI)の2018年暦年(1~12月)のデリバリー数が37機となり、小型ジェット機カテゴリーで2年連続で世界第1位を達成したと発表した。
HACIは2015年のデリバリー開始から、これまでに100機を超える機体を顧客に納品。日本を含めこれまでに9カ国の型式証明を取得しており、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売している。

フィリピンのインフラ整備など3案件に35億円の無償資金供与

フィリピンのインフラ整備など3案件に35億円の無償資金供与

日本政府は2月21日、フィリピンのインフラ緊急整備計画など3案件を対象とする総額35億6,000万円の無償資金協力の交換公文に署名した。同日、大阪で日本側は羽田浩二駐フィリピン大使とホセ・カスティリョ・ラウレル五世駐フィリピン大使との間で署名ならびに書簡の交換が行われた。
この3案件は①「バンサモロ地域社会経済インフラ緊急整備計画」(供与限度額18億円)②「上水供給用機材の整備による安全な飲料水へのアクセス改善支援」(供与額5億6,000万円)③「鉄道訓練機械の整備による鉄道事業サービスの質の改善支援」(供与額12億円)。

テラドローン インドに支社設立し市場進出

テラドローン インドに支社設立し市場進出

産業向けのドローン関連サービスを世界各国で提供しているテラドローン(本社:東京都渋谷区)は2月20日、Terra Drone Indiaを設立し、インド市場に進出したと発表した。
インドにおけるドローンの市場価値は、2021年までに1,000億円に達すると予測されている。同社は国内7支社に加え、海外に10拠点を以上開設しており、世界各国で培った経験やノウハウを活かし、インド政府、政府関連機関および民間の多様な産業向けにドローン関連サービスを提供していく。

日立 タイ国立大と共同でタイ語の感性分析エンジン

日立 タイ国立大と共同でタイ語の感性分析エンジン

日立製作所とタイ国立プリンス・オブ・ソンクラー大学(本校:タイ・ハートやイ郡、以下、PSU)プーケット校は2月20日、タイ語の自然言語処理分野で共同研究を開始し、研究の第一フェーズとしてAIを活用してタイ語文書を「ポジティブ」「ネガティブ」「ニュートラル」に分類できる感性分析エンジンのプロトタイプを開発したと発表した。
同エンジンは、ソーシャルメディアから収集した約1億語のタイ語データをもとに、精緻化した感性辞書で分析を行うため、特殊な口語表現が多く他言語に比べ処理が難しいことで知られる、ソーシャルメディアでのタイ語表現に対応する高精度な感性分析を実現する。
両者は今後、リアルタイムデータを使ったエンジンの性能検証を共同で進め、感性を7段階評価にするなど分析精度をさらに精緻化し、2019年4月により日立からサービス提供を開始する。

小田急電鉄など4社共同でスリランカのリゾートホテル開発

小田急電鉄など4社共同でスリランカのリゾートホテル開発

小田急電鉄(本社:東京都新宿区)、UDS(所在地:東京都渋谷区)、TAD Lanka(所在地:スリランカ・コロンボ、以下、TAD)、ステイジアキャピタルホールディングス(所在地:東京都港区)の4社は2月20日、スリランカでリゾートホテルの共同開発に着手すると発表した。
4社はスリランカの自然豊かな魅力を生かしたリゾート開発に取り組み、総額約25億円を投じスリランカ・ミリッサで2020年度の開業を目指す。

良品計画 ベトナム・ホーチミン市に20年春「MUJI」1号店

良品計画 ベトナム・ホーチミン市に20年春「MUJI」1号店

良品計画(本社:東京都豊島区)は2月20日、アジアにおける事業強化・拡大のためベトナム・ホーチミン市に無印良品事業を展開する現地法人MUJI Vietnam Limited Liability Companyを設立すると発表した。良品計画の全額出資により、8月に設立する予定。2020年春にホーチミン市内に1号店をオープンする予定。

大阪・弁天町の「大阪ベイタワー」に温泉施設開業

大阪・弁天町の「大阪ベイタワー」に温泉施設開業

大阪市港区のベイエリア、JR環状線と大阪メトロ中央線の「弁天町」駅前の複合商業施設「大阪ベイタワー」に2月26日、安土桃山時代をテーマにした大規模な天然温泉施設がオープンする。ベイタワーの2階から5階部分に温泉施設が開業するもの。
同施設はおよそ1万6,500㎡の敷地に天然温泉の露天風呂や日本庭園、レストラン、みやげものや化粧品などを販売するショップなどが入っている。関西エリアを訪れる外国人観光客はじめ、若い世代の日本人、働く女性らをターゲットとしている。
入館料は大人が平日2,400円、土・日・祝日で2,600円。4歳から12歳までの子どもは半額。

介護実習の日本語要件緩和 在留2年延長へ 政府が方針

介護実習の日本語要件緩和 在留2年延長へ 政府が方針

日本政府は2月20日、外国人労働者の受け入れ拡大政策の一環として、介護分野の技能実習の日本語要件を緩和する方針を固めた。
現在は来日1年後に一定レベルの日本語試験に合格することを滞在延長の条件とするが、引き続き学ぶ意欲を示せば、その後2年間在留できるようになる。早ければ3月に告示を改正する。
技能実習生の人数は語学力が大きな壁となり、とくに介護分野は伸び悩んでおり、要件を緩和しテコ入れを図る。

「はやぶさ2」小惑星「リュウグウ」着陸の快挙! JAXA

「はやぶさ2」小惑星「リュウグウ」着陸の快挙! JAXA

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2月22日午前7時29分、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功したと発表した。
JAXAは今後、目的とする岩石の採取などに関わる詳しいデータの分析を行うことにしている。
「はやぶさ2」は生命の起源の解明を目指して、およそ3億km離れた「リュウグウ」に向け4年余り前に打ち上げられた。今回はやぶさ2は21日午後1時すぎに高度2万mから降下を開始。高度500m付近で自動制御に切り替わり、小惑星の大きな岩がない、わずか直径6mのごく狭い場所への着陸に挑み、これに成功した。
着陸では探査機の下の長さおよそ1mの岩石採取装置の先端を地表につけて弾丸を発射し、砕けて舞い上がった岩石を採取することになっていた。この点もクリア、弾丸も発射できたという。
はやぶさ2はこの後、小惑星の上空2万mまで戻り、あと1度か2度行われる予定の着陸に備えることになっていて、地球に帰還するのは2020年12月の予定。

PPIH バンコクに2/22ドンキのタイ1号店オープン

PPIH バンコクに2/22ドンキのタイ1号店オープン

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、旧ドンキホーテホールディングス)は、タイの首都バンコクに2月22日、同国1号店となる「ドンキ モール トンロー」をオープンする。
同店舗はタイ初出店となる「ドンドンドンキ」のほか、飲食・雑貨・化粧品などの専門店や屋内スポーツ施設・イベントホールなど、日本にルーツがある30超のテナントを中心としたジャパンクオリティの商品やサービスを提供する総合アミューズメントモール。延床面積2万8,088㎡。