月別アーカイブ: 2019年3月

JFE商事 一宮電機のタイ法人へ出資 モーター部品事業拡大

JFE商事 一宮電機のタイ法人へ出資 モーター部品事業拡大へ

JFE商事(本社:東京都千代田区)は3月15日、一宮電機(本社:兵庫県宍粟市)のタイ現地法人、I.M.E.(THAILAND)CO.,LTD.社の一部株式を取得したと発表した。JFE商事がタイのモーター部品事業に出資するのは初。
I.M.E.(THAILAND)社は1993年に設立した、電機メーカーや車載部品メーカー向けのモーター部品メーカーで、アユタヤとカビンブリに工場を保有している。
両社は今後も需要拡大が期待されるタイ車載モーターマーケットの捕捉において、一宮電機の拠点、モーターコア・紛体塗装・樹脂成型・巻線などの下工程加工機能と、JFE商事の営業力による連携という両社のベクトルが合致したため、今回の出資に至った。

JRおおさか東線 3/16新大阪ー放出つながり全線開業

JRおおさか東線 3/16新大阪―放出つながり全線開業

大阪府の頭部を南北につなぐJRおおさか東線が3月16日、全線で開業し、新大阪駅のホームで記念式典が開かれた。
おおさか東線は大阪市淀川区の新大阪駅と大阪府八尾市の久宝寺駅の20.3kmを結ぶ路線。このうち大阪市鶴見区の放出駅と久宝寺駅は先行、11年前に開業していた。残りの新大阪駅と放出駅が今回つながり、16日開業したもの。
これにより16日から、新大阪駅と放出駅間の4つの新しい駅も開業し、新大阪駅と久宝寺駅の間は普通電車で35分程度で結ばれる。また、新大阪駅と奈良駅をおよそ1時間で結ぶ、おおさか東線経由の直通快速が1日4往復運行され、奈良へのアクセスが向上する。

都構想の議論に終止符を!柳本氏が市長選立候補を正式表明

都構想の議論に終止符を!柳本氏が市長選立候補を正式表明

4月7日に投開票される大阪市長選挙に自民党が擁立する元大阪市議会議員の柳本顕氏が3月16日、大阪市内で正式に立候補を表明した。
柳本氏は「今回の投げ出し選挙に代表される、世の中を欺き、だまし討ちするような知事や市長の政治手法に断固反対、許せないという思いを持っている。大阪にとっても私にとっても、大阪を”混迷の渦”に落とし込む、いわゆる大阪都構想の議論に終止符を打つ、本当のラストチャンスだという思いをもって、この戦いに挑んでいく」などと意気込みを語った。

東レ 再生医療用の生体吸収性ポリマーを創出

東レ 再生医療用の生体吸収性ポリマーを創出

東レ(本社:東京都中央区)は3月14日、独自の機能性高分子設計技術を駆使し、初期長に対して10倍に引き伸ばしても破断せずに復元する、皮膚のような柔軟性を有する新規の生体吸収性ポリマーを創出したと発表した。
加えて、このポリマーの加水分解による分解速度を10倍に向上させる技術も見出した。今後この技術を適用したポリマーを用いた再生医療などの医療用途の開発や各種産業用途への拡大を推進していく。
同社は今回、乳酸のニ量体であるラクチドとカプロラクトンを用いた、特殊な共重合方法を開発し、初期長の10倍に引き伸ばしても破断せずに復元する柔軟性と耐破断性を両立させた。

JENESYS2018でラオスから高校生・大学生22名が訪日

JENESYS2018でラオスから高校生・大学生22名が訪日

JENESYS2018交流プログラムの一環として3月19~26日まで、ラオスの高校生・大学生22名が訪日する。一行は「日本文化交流」をテーマに、東京都および茨城県を訪問し、テーマ関連施設を視察するほか、地域の企業視察や住民との交流を通じ、広く日本についての理解を深めることが期待される。

日立と理研 世界初ヒトiPS細胞の網膜色素上皮シートの自動培養に成功

日立と理研 世界初ヒトiPS細胞の網膜色素上皮シートの自動培養に成功

日立製作所と理化学研究所の共同研究チームは3月14日、再生医療用細胞の培養自動化を目指し、小型自動培養装置を用いてヒトiPS細胞由来の網膜色素上皮のシート状組織(RPE細胞シート)の自動培養に世界で初めて成功したと発表した。
また、自動培養により作製したRPE細胞シートが熟練技術者による手技培養と同レベルの品質であることを各種マーカーを用いた解析などにより実証した。この成果は自動培養による医療用細胞の安定的な供給への途を拓くもの。

ベトナムなどの留学生約700人が所在不明 東京福祉大学

ベトナムなどの留学生約700人が所在不明 東京福祉大学

およそ5,000人の留学生を抱え、在籍数で国内トップクラスの東京福祉大学(本部:東京都豊島区)で、1年間におよそ700人もの留学生が所在不明になっていることが分かった。文部科学省や法務省は同大学に聞き取り調査を行うことにしている。
大学などの情報を総合すると、全国に4カ所ある同大学のキャンパスのうち、東京都北区のキャンパスに2018年4月、「研究生」という資格で入学したベトナム、ネパールからのおよそ2,700人の留学生のうち700人近くが所在不明となり、大学から除籍されている。
同大学は、「報道されているとおり、所在不明者がいることは事実で残念だ。迷惑をかけ申し訳ない。今後管理を徹底したい」などとしている。
このほか関係者によると、入国管理局は同大学の研究生数十人が、就労ビザが切れ不法残留になっていることを確認しているという。

「日本天文遺産」に藤原定家の「明月記」など2件

「日本天文遺産」に藤原定家の「明月記」など2件

日本天文学会は、天文学や暦学に関する国内の貴重な史跡や文献を「日本天文遺産」として認定する制度を今年から始める。そして、このほど第1回目の対象に、京都市にある冷泉家時雨亭文庫が所有する藤原定家の日記「明月記」と、福島県会津若松市にある江戸時代の天文台跡、「会津日新館天文台跡」の2件を選んだ。
定家の明月記は鎌倉時代に書かれたもので、恒星が大爆発を起こす「超新星爆発」や日食などが詳しく記載されていて、当時の時代認識とともに古い時代の天文現象を知ることができる貴重な資料となっている。

住友商事 アジアで保険プラットフォーム事業のCXA社へ出資

住友商事 アジアで保険プラットフォーム事業のCXA社へ出資

住友商事(本社:東京都千代田区)は3月14日、コーポレート・ベンチャー・キャピタルのSumitomo Corporation Equity Asia(本社:香港特別行政区)を通じ、アジア地域の企業向けに保健販売・健康増進プラットフォームを提供しているCXA Group Pte Limited社(本社:シンガポール、以下、CXA社)に出資したと発表した。
住友商事はCXA社への出資を通じ、アジア地域におけるヘルスケア市場のデジタル化と、個人の健康増進に寄与する。

エクサ 韓国カード・サイトの2社と協業開始

エクサ 韓国カード・サイトの2社と協業開始

エクサ(横浜市西区)はこのほど、現代カード(本社:韓国ソウル特別市、以下、HCC)、バンクウェアグローバル(本社:韓国ソウル特別市、以下、BwG)が提供する次世代パブリッククラウド型クレジット基幹プラットフォーム「H-ALIS」の日本展開で、協業を開始すると発表した。
H-ALISは、韓国の現代カード(クレジットカード月間取引件数1.5億件)で使用され実績のあるシステムを、日本用にローカライゼーションしたソリューション。