10月近畿の倒産15%増の135件 低水準も今後増加か

東京商工リサーチのまとめによると、近畿2府4県の10月の企業倒産件数は前年同月比15%増の135件にとどまった。倒産件数としては過去30年で2番目に低い水準。このうち約4割をサービス業が占め、飲食業、医療・福祉関連業などが前年同月に比べ増えている。負債総額は34%増の95億円だった。これにより、9カ月ぶりに100億円を下回った。
政府の融資制度や助成金などの支援による効果が続いているが、記録的な円安や原材料高などを受け、これまでの慣行による事業維持が困難になってきつつあり、倒産件数件数は今後増加していく可能性があるとしている。

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