22年度実質賃金2年ぶりマイナス 物価高響き1.8%減 賃金目減り

厚生労働省が5月23日発表した2022年度の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年度に比べて1.8%減少した。マイナスは2年ぶり。新型コロナウイルス禍からの経済回復などにより、名目の現金給与総額は増えたが、物価上昇が給与総額の伸びを上回り、賃金が目減りした。

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