万博「日本館」建設工事 随意契約で事業者決定急ぐ 入札不成立で

2025年大阪・関西万博の「日本館」の建設工事の入札が不成立になったことで、所管する近畿地方整備局は入札を繰り返しても開幕に間に合わないおそれがあるとして、事業者を任意で決める随意契約に切り替えて7月中の契約を目指すことを明らかにした。日本館の建設期間は19カ月と見込まれ、当初は6月12日の着工を予定していた。工事の発注規模は50億円以上になる見通し。
日本政府が出展する日本館は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国として発信する拠点となるほか、各国の要人をもてなす場としても活用される予定。地上3階建て、延床面積1万1,300㎡の計画。

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