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知恩院「御影堂」約100年ぶりの大規模修復工事完了

浄土宗の開祖、法然上人を祀る知恩院(所在地:京都市東山区)の国宝「御影堂」で9年余りにわたって進められてきた、およそ100年ぶりの大規模な修復工事が完了、落慶法要を前に1月29日、内覧会が開かれた。主要部の修復工事では江戸時代から使われてきた屋根瓦の大半をふき替えたほか、柱を付け替えるなどして耐震補強を行った。御影堂の内部では法然が祀られている「宮殿」のほか、天井から吊り下げられた「幢幡(どうばん)」と呼ばれる装飾品などに金箔が施され、創建当時の輝きを取り戻した。落慶法要は4月13日に行われる予定で、同時に一般公開される。

トヨタ 中国4工場の操業再開を2/10以降に延期

トヨタ自動車は1月29日、中国にある4つの完成車工場の春節後の操業再開時期を、当初予定の2月上旬から10日以降に延期することを明らかにした。新型コロナウイルスによる肺炎患者拡大の影響によるもの。同ウイルスの猛威はまだまだ沈静化の兆しがなく、世界に広がりつつある。生産活動の停滞が長引けば業績に悪影響を及ぼすことが懸念される。

島津製作所 RoHS規制の有害元素分析向け「EDX自動化システム」中国で販売

島津製作所(本社:京都市中京区)は1月28日、RoHS指令の有害元素分析向け「EDX自動化システム」を中国で発売したと発表した。これはEDX(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)による検査を全自動化するシステム。ロボット分野のスタートアップ企業、上海●像信息技術有限公司(通称:上海●像)と共同開発した。今後、中国全土で本格的に販売していく。蛍光X線分析装置は、RoHS指令の規制対象である5元素6物質、廃自動車指令(ELV指令)に伴う規制4元素4物質などの迅速測定に適している。同システムはハンドリングロボットやコントロールユニット、エアコンプレッサ専用ソフトウエアなどから構成されている。2020年3月期で10式の販売を見込む。

NTT東日本 IoTセンサーで一人暮らしの高齢者の見守り実証実験

NTT東日本(本社:東京都新宿区)、インフィック(本社:静岡市)は1月28日、公営社団法人 神奈川宅地建物取引企業協会の協力のもと、小田原不動産が保有する物件で、IoTセンサー「LASHIC(ラシク)」を用いた高齢者の新たな見守りソリューションの実証実験を開始すると発表した。一人暮らしの高齢者が部屋で孤独死に陥ることを事前に察知することや、高齢者への賃貸契約に対する不安を払拭することで、高齢者への安定的な居住環境提供につなげる。

リネットジャパンG カンボジアでSBIとの自動車リース会社が事業開始

リネットジャパングループ(本社:名古屋市中村区)は1月28日、カンボジアでSBIホールディングスとの合弁会社、モビリティファイナンスカンボジアの自動車リースサービスのライセンスをカンボジア商務省から正式取得して事業を開始したと発表した。カンボジアで長年展開してきた事業実績、とくに自動車関連事業のノウハウをもとに、グループ企業のリソースを活用した他社にはない特徴あるサービスの提供を強みとする。年間1,500台以上の自動車リース契約を計画。

児玉化学 中国子会社の持分すべてを中国企業に譲渡

児玉化学工業(本社:東京都中央区)はこのほど、住宅設備・冷機部品事業を手掛ける中国子会社、無錫普拉那塑膠有限公司(所在地:中国江蘇省、以下、無錫普拉那)の、同社が保有する出資持分すべてを蘇州明強塑料有限公司(所在地:中国江蘇省、以下、蘇州明強)に譲渡する持分譲渡契約を締結したと発表した。蘇州明強化はプラスチック射出成形、および成形部品の二次加工を主幹事業としている。譲渡価額あ538万5,000人民元。株式の譲渡実行日は3月31日の予定。

大阪で19.1度 104年ぶりに1月の最高温度更新

1月28日の近畿地方は3月から4月並みの温かさとなり、大阪市では19.1度記録。104年ぶりに1月の最高気温を更新した。近畿の日中の最高気温は和歌山県有田町で19.2度、大阪市で19.1度、大阪府豊中市と枚方市で17.6度と、いずれも1月として統計を取り始めてから最も高い気温となった。

新型ウイルスで日本人初の感染者を確認,武漢からのツアー客から感染か

厚生労働省によると、武漢への渡航歴がない奈良県の日本人男性が1月28日、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。武漢への渡航歴がない人の感染が確認されたのも、日本人の感染が確認されたのも今回が初めて。この男性はバスの運転手で、1月8~11日、1月12~16日の2回にわたり、武漢からのツアー客をバスに乗せていた。