浄土宗の開祖、法然上人を祀る知恩院(所在地:京都市東山区)の国宝「御影堂」で9年余りにわたって進められてきた、およそ100年ぶりの大規模な修復工事が完了、落慶法要を前に1月29日、内覧会が開かれた。主要部の修復工事では江戸時代から使われてきた屋根瓦の大半をふき替えたほか、柱を付け替えるなどして耐震補強を行った。御影堂の内部では法然が祀られている「宮殿」のほか、天井から吊り下げられた「幢幡(どうばん)」と呼ばれる装飾品などに金箔が施され、創建当時の輝きを取り戻した。落慶法要は4月13日に行われる予定で、同時に一般公開される。
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島津製作所 RoHS規制の有害元素分析向け「EDX自動化システム」中国で販売
島津製作所(本社:京都市中京区)は1月28日、RoHS指令の有害元素分析向け「EDX自動化システム」を中国で発売したと発表した。これはEDX(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)による検査を全自動化するシステム。ロボット分野のスタートアップ企業、上海●像信息技術有限公司(通称:上海●像)と共同開発した。今後、中国全土で本格的に販売していく。蛍光X線分析装置は、RoHS指令の規制対象である5元素6物質、廃自動車指令(ELV指令)に伴う規制4元素4物質などの迅速測定に適している。同システムはハンドリングロボットやコントロールユニット、エアコンプレッサ専用ソフトウエアなどから構成されている。2020年3月期で10式の販売を見込む。