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アデランス 台北地区に初の路面店オープン

毛髪・美容・健康のウェルネス産業、アデランス(本社:東京都新宿区)は5月31日、グループのアデランス台湾社 愛徳蘭絲股份有限公司(以下、アデランス台湾社)が、レディメイド・ウィッグの販売をメインとした台湾地区初となる路面店「アデランス台北復興店」を6月1日にオープンすると発表した。所在地は台北市大安区で、最寄り駅は忠孝復興駅。同社の台湾における店舗売上高は1~4月累計で前年同期比125%増となっており、今後も成長が見込まれる市場と位置付けた。同社は台湾で2019年6月1日時点で、オーダーメイド・ウィッグの販売や、美髪や育毛サービスを提供するサロンを5店舗、レディメイド・ウィッグ(既製品)を中心に販売するショップを6店舗、計11店舗展開している。

日立G インドのオフィスビル向けにエレベーター106台を受注

日立製作所は6月3日、日立ビルシステムとインドの昇降機販売・サービス会社Hitachi Lift India Pvt.Ltd.(以下、日立リフトインド会社)を通じて、インドのPhoenix グループより、インド南部の主要都市ハイデラバードに建設予定の大規模オフィスビルPhoenix Spaces 285およびPhoenix Aquila向けにエレベーター106台を受注したと発表した。今回の受注はインドにおける日立グループの昇降機の受注としては過去最大級となる。日立ビルシステムと日立リフトインド社は今回、2020年2月竣工予定の大規模複合ビルのPhoenix Spaces 285向けに72台、2019年12月竣工予定のオフィスビルPhoenix Aquila向けに34台のエレベーターをそれぞれ納入する。両案件では、行先階予約システムと将来予測機能を搭載した群管理システムが採用される。

神戸に来日外国人支援する交流施設オープン

神戸市長田区に6月1日、来日して日の浅い外国人のため日本語の学習を支援したり、生活に必要な情報を提供したりする交流施設「ふたば国際プラザ」がオープンした。この施設では、神戸に住む外国人の日本語学習を支援するほか、来日して間もない人が安心して暮らせるよう医療や雇用保険などの制度や運転免許証の取得方法、ごみ捨てルールなど生活に必要な情報を教えたり、窓口を紹介する。神戸市の外郭団体が日本で暮らす外国人の支援を行っているNPO法人「神戸定住外国人支援センター」に委託して運営する。

シンガポール向け日本産畜産物の輸出解禁

日本の農林水産省は5月31日、シンガポール政府当局より日本産畜産物の輸出を解禁する旨、通知があったと発表した。今回の合意により、家きん肉、牛肉製品、豚肉製品、家きん肉製品および卵製品が新たに輸出解禁となる。農林水産省は厚生労働省と連携して、同国政府当局との間で、かねてより日本産畜産物輸出解禁のための協議を進めていた。

椿本興業 ベトナム・ホーチミンに子会社設立

椿本興業(大阪本社:大阪市北区)は5月31日、ベトナム・ホーチミン市に子会社「TSUBACO VIETNAM Co.,Ltd.(仮称)」を設立すると発表した。新会社の資本金は4,000万円で、出資比率は椿本興業30%、100%子会社のTSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.70%。2019年12月営業開始の予定。各種伝動機器、輸送装置などの販売および輸出入を手掛ける。今後増加が見込まれるベトナムの顧客需要の対応拠点とする。

香港ヤマト 九龍湾基地の保冷倉庫を拡張

ヤマトホールディングス傘下の雅●多運輸(香港)(本社:香港、以下、香港ヤマト)は5月30日、香港で保有する九龍湾基地の保冷倉庫を拡張し、オイシックス・ラ・大地傘下のOisix Hong Kong Co.,Ltd.(本社:香港)が、香港で運営する生鮮品のお届けサービス「Oisix香港」の一貫保冷輸送を5月1日から開始したと発表した。日本の農水産品の輸出先として世界一の香港は近年、保冷輸送による産地直送の生鮮品や生酒の輸入も増加し、2018年も前年比12.7%の伸びとなっている。

ミャンマー・ティラワ港のターミナル供用開始

ミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊のティラワ港で6月1日、日本の支援で建設、整備されたコンテナターミナルの供用開始式典が執り行われた。円借款約235億円で桟橋や耐震性能のあるクレーンなどが整備された。隣接する経済特区は日系を中心に進出企業がすでに100社を超えており、今回の供用開始に伴い原材料や部品の輸入、製品の輸出で大幅に利便性が増す。ミャンマーのコンテナ貨物量は現在、年100万個(20フィートコンテナ換算)余。10年以内に約3倍に増える見通し。

平城天皇の退位後の住まいの2重塀の跡見つかる 平城宮・西宮

奈良文化財研究所によると、奈良市の平城宮跡の「西宮」で、平安時代の天皇、平城天皇が退位後、住んだ住まいを囲んでいた外側の塀の跡が見つかった。2重の塀に囲まれていて、当時の天皇の住居「内裏(だいり)」と同様のつくりとしていたとみられる。同研究所の4月からの発掘調査で、南北に一直線に並ぶ柱の跡が10基見つかったという。研究所では、これまでの調査から「西宮」を2重に囲む塀のうち、外側の塀とみている。平城天皇は、これまで都を置いた奈良県下を出て、784年長岡京、そして794年平安京に遷都した桓武天皇の息子で、病で天皇の座を弟(後の嵯峨天皇)に譲った後、以前の都・平城京の「西宮」に住まいを移したとされている。6月7日に現地で説明会が開かれる予定。

住友林業 タイで戸建て住宅・店舗併設型タウンハウス分譲事業

住友林業の友林業(本社:東京都千代田区)は5月31日、タイで戸建住宅および店舗併設型タウンハウス開発分譲事業に着手すると発表した。住友林業の100%子会社Sumitomo Foresty Singapore Ltd.(以下、SFS社)とタイの不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)との共同事業で、総投資額は約1億9,000万米ドル。一戸当たりの平均分譲価格は16万2,000米ドルで、2019年6月に開発開始、2027年に完成を目指す。このプロジェクトはSFS社が49%、PF社が51%出資する特定目的会社が合計で約1,400戸の戸建・店舗併設型タウンハウスを開発・販売するもの。首都バンコクの中心部まで車で約1時間のパトゥムターニ県の約52㌶の敷地に5つのプロジェクトを開発。1一戸当たり延床面積110~230㎡の住宅を建設し、分譲する。住友林業のタイでの戸建分譲事業は初。

三井化学 タイのPPコンパウンド生産能力増強

三井化学(本社:東京都港区)は5月31日、ポリプロピレン(PP)コンパウンドの世界的な需要拡大に対応するため、タイの合弁会社Grand Siam Composites Co.,Ltd.(三井化学45.2%出資、本社:タイ・マプタプット工業地区)に生産設備を増強すると発表した。年間生産能力を1万3,000㌧増強する。2025年5月完工、同年6月から営業運転を開始する予定。三井化学グループは現在、世界8つの地域(日本、米国、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル)に製造拠点、5つの地域(日本、米国、欧州、タイ、中国)に研究拠点を持ち、自動車の軽量化に貢献する高品質なPPコンパウンドの生産・販売・研究体制を強化している。