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トヨタが工業目的とした世界初の汎用水素バーナー開発

トヨタが工業目的とした世界初の汎用水素バーナー開発

トヨタ自動車は、工業利用を目的とした汎用バーナーとしては世界初となる、水素を燃料とするバーナーを、中外炉工業の協力により新開発し、愛知県豊田市の本社工場鍛造ラインに導入した。酸素と水素が急速に水素バーナー内で激しく燃焼することで、火炎温度が高温になり、環境負荷物質のNOxが多く生成されるため、これまで水素バーナーの実用化は困難とみられていた。
今回新開発した水素バーナーは、水素を緩やかに燃焼させる2つの新機構を導入し、CO2排出ゼロに加えてNOx排出を大幅に低減させ、高い環境性能を両立した。

アリババGの取引額初の3兆円超え 中国「独身の日」

アリババGの取引額初の3兆円超え 中国「独身の日」

中国で11月11日、「独身の日」と呼ばれるインターネット通販会社の恒例の大規模な値引きセールが行われた。このうち最大手のアリババグループの1日の取引額が過去最高の2135億人民元(約3兆5000億円)に達したと発表した。昨年をおよそ27%上回った。また、アリババを通じて最も多く商品を販売した海外の国は日本だった。
中国では11月11日は、独身を意味する数字の「1」が4つ並ぶことから「独身の日」と呼ばれ、この日に合わせてネット通販会社が大規模な値引きセールを行うのが恒例となっている。中国の国家郵政局は11月12日から16日までの5日間に昨年より25%多い18億7000万個もの荷物が配送されると見込んでいる。

ベトナム農業省から14名訪日 JENESYS2018第12陣

ベトナム農業省から14名訪日 JENESYS2018第12陣

対日理解促進交流プログラムJENESYS2018の一環として、11月13日から20日までベトナム農業省から14名が訪日する。
一行は「フードバリューチェーン交流」をテーマに、東京都および青森県を訪問する。東京都では日本の産業や歴史、食文化に関わる施設を視察し、青森県では農業関係機関の視察や、地域住民や企業関係者との交流等を通じて、広く日本についての理解を深める機会を持つ予定。

日立と中国の清華大学が未来創新で戦略的提携協定

日立と中国の清華大学が未来創新で戦略的提携協定

日立製作所、日立(中国)有限公司および日立(中国)研究開発有限公司は、このほど中国の清華大学と「未来創新(イノベーション)連携計画」に関する戦略的提携協定を締結した。清華大学は中国の理工系トップクラスの有数の総合大学。
両者はこれまで築いてきた連携関係を発展させ、超スマート社会の実現に向けて社会課題を起点に価値創出を目指すイノベーションパートナーとして共同研究に取り組む。両者が持つ技術や資源を活用し、都市のデジタル化、ヘルスケア、エネルギーなど様々な領域における共同研究を展開し、中国社会の持続可能な発展、人々のQoL(Quality of Life)向上に貢献していく。

NEC ロボット用いた高齢者見守りサービスの実用化を加速

NEC ロボット用いた高齢者見守りサービスの実用化を加速

NECは、愛媛県西条市がスマートシティ構築トライアル事業の一環として実施した「高齢者見守り支援サービス」の実証結果を受け、コミュニケーション・ロボット「PaPeRo」を核とするICTソリューションによる高齢者見守りサービス向けソリューションの実用化を加速する。
体験者アンケートと利用統計から、コミュニケーション・ロボットによる見守りサービス全体として高齢者の生活が活性化し、健康寿命の延伸も期待できることが分かった。西条市はこの結果を受け、引き続き料金や運用の仕組みなどの検討を進める予定。

遮断機下りたまま”開かずの踏切”廃止 JR東淀川駅

遮断機下りたまま”開かずの踏切”廃止 JR東淀川駅

JR京都線の「東淀川」駅の周辺で、”開かずの踏切”として揶揄(やゆ)されてきた踏切が11月11日、遂に廃止された。同駅近くにある3つの踏切は1時間で最大で57分間、遮断機が下りた状態となるなど、地元では有名な、不評の”開かずの踏切”だった。
このため、JR西日本などでは1昨年から自転車と歩行者用の通路の整備と、駅舎の移転を進めてきた。11日にその運用が始まり、地域住民は大歓迎で、不評を極めた踏切は廃止された。

タイ・バンコクに「サイアム高島屋」開業 富裕層に照準

タイ・バンコクに「サイアム高島屋」開業 富裕層に照準

タイの首都バンコクに11月10日、「サイアム高島屋」がオープンした。同店はチャオプラヤ川岸の大型複合施設「ICONSIAM(アイコンサイアム)」のショッピングモール内の計7階を占め、売場面積は約2万5000平方㍍。日本の良質なものを取り揃えた高級志向で、約530のブランドを扱い、富裕層に照準を置く。
タイには東急や伊勢丹の日系百貨店が進出しているが、高島屋としては初。

大紀アルミニウム インドで子会社設立、アジア事業拡大へ

大紀アルミニウム インドで子会社設立、アジア事業拡大へ

大紀アルミニウム工業所(本社:大阪市西区)は11月9日、インド・アンドラプラデシュ州のSri City工業団地内に子会社を設立すると発表した。
新会社「DAIKI ALUMINIUM INDUSTRY INDIA PVT.LTD.」の資本金は14億2800万インドルピー(約22億円)で、大紀アルミニウム工業所が全額出資する。インド国内におけるアルミニウム二次合金地金の製造・販売を手掛ける。2018年12月設立予定。
インド国内におけるシェアの維持・拡大とともに、ASEAN地域を含むアジアでの事業拡大へつなげる。

エステー化学が「介護のニオイ問題を考える」セミナー

エステー化学が「介護のニオイ問題を考える」セミナー

エステー化学(本社:東京都新宿区)は11月9日、「介護のニオイ問題」について考えるセミナーを東京都内で開いた。今回は介護に携わる専門家として排泄用具の情報館「むつき庵」代表で、高齢生活研究所所長の浜田きよ子氏を講師に招き、介護現場のニオイの問題の実態や対策について話を聞いた。
このほかエステーから、介護空間のニオイは汗臭、加齢臭、尿臭、便臭、湿布臭の5つの臭気成分が混じり合って漂うことにより、独特な「介護空間の複合臭」になるなどの研究成果を報告した。
介護を取り巻く様々な問題が今後社会課題となってくることが予想されるが、その中の深刻な悩みの1つとして挙げられるのが介護空間に発生するニオイの問題だ。デリケートな問題のため表面化しづらく、相談場所や対処方法が認識されていないのが現状。

村田製作所 中国子会社で積層セラミックコンデンサ生産拡大

村田製作所 中国子会社で積層セラミックコンデンサ生産拡大

村田製作所(本社:京都府長岡京市)は11月9日、中国の生産子会社、無錫村田電子有限公司(所在地:中国江蘇省無錫市無錫新呉区)が、総額140億円(建物のみ)を投じ2018年11月に新生産棟の建設に着工すると発表した。
今回の新生産棟の建設は、積層セラミックコンデンサの需要増加に応えるため、生産能力の増強を目的としている。また、管理棟とエネルギー棟も併せて新設する。生産棟RC造4階建て、管理棟RC造5階建て、エネルギー棟RC造3階建て。延床面積は生産棟9万4925平方㍍、管理棟1万5708平方㍍、エネルギー棟1万6595平方㍍。2019年12月竣工予定。