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インドネシアの母子保健プログラムの質向上Pの討議議事録に署名

インドネシアの母子保健プログラムの質向上Pの討議議事録に署名

国際協力機構(JICA)は8月16日、インドネシアの首都ジャカルタで同国政府との間で、技術協力プロジェクト「地方分権下における母子健康手帳を活用した母子保健プログラムの質の向上プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
インドネシアでは1992年以降、母子健康手帳が導入され、現在では同国のすべての州で配布・活用されている。今回は同手帳の電子化や手帳の活用が希薄な民間病院との連携を推進し、母子健康手帳のさらなる活用を通じて、同国の母子保健サービスの向上を目指すもの。同時に、母子健康手帳にかかわる同国の経験・知見を他の国々とも共有し、同手帳をより良く活用した母子継続ケアの推進に貢献していく。

郵船ロジ ベトナム国立農業大で食品サプライチェーンの講義

郵船ロジ ベトナム国立農業大で食品サプライチェーンの講義

郵船ロジスティクス(本社:東京都港区)はこのほど、日・ASEAN食産業人材育成官民共同プロジェクトの一環として、ベトナム国立農業大学で開催されたフードバリューチェーンセミナーの中で、「食品の鮮度保持輸送とサプライチェーン」に関する講義を行った。同社の同プロジェクトへの参加は、6月の王立カンボジア農業大学での講義に続き、今年2回目となる。
今回はベトナム国立農業大学で、200名を超える学生向けに鮮度保持輸送技術およびベトナムを取り巻く食品・農水産物のサプライチェーンについて、同社のベトナム法人が取り扱っている小売業物流事例を交えて講義を行った。
同社は2017年8月から10月にかけて、輸出が解禁された日本産梨をベトナム国内の量販店および百貨店向けに、航空輸送では保冷梱包を施し、海上輸送ではリーファーコンテナを活用し、鮮度を保持したまま輸送している。

お盆の夜空に5つの炎「京都五山送り火」

お盆の夜空に5つの炎「京都五山送り火」

お盆に先祖の霊を送る、300年以上の歴史があるとされる伝統行事「京都五山送り火」が8月16日夜、例年通り行われた。
京都市は同日夕方、一時的に雨足が強まり、その挙行が危ぶまれたが、夜には上がり午後8時、左京区の大文字山の斜面に設けられた火床に火が一斉に灯され、暗い夜空に炎の「大」の文字が浮かび上がった。そして、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に火が灯され、京都市を囲む5つの山々が炎で描かれた文字と形で彩られた。
地元の人や観光客らは、上京区や中京区のビルの屋上はじめ思い思いの様々な場所から、それぞれ少し異なる表情の、闇夜に浮かび上がる炎がつくりだす幻想的な風景に見入っていた。

「世界で最も住みやすい都市」で大阪3位に躍進 英誌調査

「世界で最も住みやすい都市」で大阪3位に躍進 英誌調査

英誌エコノミストの調査部門がまとめた「世界で最も住みやすい都市」ランキングで大阪が3位に躍進した。前年はトップ10圏外だった。東京もカナダのトロント並んで7位に入った。
大阪躍進の理由について、同誌は「公共交通機関の利便性向上や犯罪発生率の減少」を挙げている。
首位はオーストリアの首都ウィーン。前年まで7年連続でトップの座を守ってきたオーストラリアのメルボルンを退けた。4位はカナダのカルガリー、5位はオーストラリアのシドニーだった。一方、最も住みにくい都市は前年に続き、内戦が続くシリアの首都ダマスカスだった。
同誌は世界の140都市を治安や医療、文化と環境、教育、インフラの各分野で採点、総合比較している。

世界の「住みやすい都市」で大阪3位、東京7位 英誌調査

世界の「住みやすい都市」で大阪3位、東京7位 英誌調査

英誌エコノミストの調査部門がまとめた「世界で最も住みやすい都市」ランキングによると、大阪が3位に躍進、東京もカナダのトロントと並んで7位に入った。
首位はオーストリアの首都ウィーン。前年まで7年連続でトップを守ってきたオーストラリアのメルボルンを退けた。4位はカナダのカルガリー、5位がオーストラリアのシドニーだった。
このランキングは、同誌が世界の140都市を治安や医療、文化と環境、教育、インフラの各分野で採点、総合比較したもの。
なお、最も住みにくい都市は前年に続き、内戦が続くシリアの首都ダマスカスだった。

アデコG バングラ出身IT技術者の人材紹介でBJITと業務提携

アデコG バングラ出身IT技術者の人材紹介でBJITと業務提携

世界大手の人材サービス企業アデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ(本社:東京都千代田区)の人材紹介事業ブランド、Spring転職エージェンシトはこのほど、バングラデシュでオフショア開発事業を手掛けるBJIT(本社:東京都港区)と、日本国内企業へのバングラデシュ出身ITエンジニアの人材紹介で業務提携を締結した。今後1年間に日本で20名のエンジニアの就業を目指す。
BJITは、バングラデシュに開発拠点を置くBJITグループの日本本社で、バングラデシュでのオフショアのソフトウェア開発やオンサイト開発を手掛けている。

NECの顔認証システム 東京五輪関係者30万人の本人確認に採用

NECの顔認証システム 東京五輪関係者30万人の本人確認に採用

NECの顔認証システムが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関係者の会場入場時における本人確認に採用された。同システムの導入により、選手やスタッフ・ボランティアなど大会関係者約30万人を対象に、すべての大会会場で顔とIDカードを組み合わせた厳格な本人確認を実現する。
大会関係者の入場に顔認証システムを活用するのはオリンピック、パラリンピック競技大会で史上初となる。

国宝や重文含む文化財115件が盗難 58件は行方不明

国宝や重文含む文化財115件が盗難 58件は行方不明

朝日新聞社の調べによると、国宝や国の重要文化財(重文)、都道府県の文化財に指定された美術工芸品について、行政機関に盗難被害が届けられた件数が115件(うち国78件、18都道府県計37件)に上ることが分かった。
そして、このうち半数の58件(重文28件、都道府県指定30件はその行方が分からないという。6件は所在が分かったものの、届け出た側に戻っていない。転売されて所有権を争っている重文の刀剣などがそれだ。行方不明になって時間が経過するほど、関与した人が増えるほど事情は複雑で、簡単に元の所有者には戻ってこないというわけだ。

東京海上日動「がん休業」「介護休業」時の企業負担費用を補償

東京海上日動「がん休業」「介護休業」時の企業負担費用を補償

東京海上日動火災保険(本店:東京都千代田区)は8月15日、2018年10月から従業員のがん治療のための休業や介護休業時の企業負担費用を補償する保険の提供を開始すると発表した。
この特約は従業員の休職期間中に事業主が負担する補償対象者に対する社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料等)や、補償対象者が休業している期間の業務を代替するための求人または採用に要した費用(広告費用、採用の外部委託費用等)等を補償するもの。
これは「がん・介護休業時事業継続費用補償特約」で、従業員の就労継続を支援するための保険。また同社は同時に、復職支援に活用できる「職場復帰支援サービス」も提供する。

“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

地上と宇宙ステーションをケーブルで結び、人やモノを運ぶ壮大な構想「宇宙エレベーター」の実現に向けた実験が8月14日、福島県南相馬市の大規模試験場「ロボットテストフィールド」で行われた。
この実験は、宇宙エレベーター協会(所在地:東京都港区)などが実施した。上空の気球から吊り下げたケーブルを伝って、四つ足ロボットを載せたクライマーと呼ばれる昇降機が上昇していく。そして、火星などに着陸することを想定し、上空約40㍍からロボットが飛び降り、パラシュートを開いて着地した。
宇宙エレベーターは、ロケットに代わる大量輸送手段として期待されるが、技術的な課題はまだまだ多い。同協会によると、実際に宇宙まで行けたとしても、着陸するにはパラシュートや逆噴射などを使った安全な着陸方法の開発が求められる。同協会では、理論的には実現可能だ。2050年までには実現したいとしている。