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住友商事 タイ・チョンブリ件に物流事業で新倉庫

住友商事 タイ・チョンブリ県に物流事業で新倉庫

住友商事(本社:東京都中央区)は、100%子会社、住商グローバル・ロジスティクス(本社:東京都中央区)を通じ、タイで運営する物流子会社Sumitomo Global Logistics(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンナ、以下SGLT)で、新たにチョンブリ県に1万平方㍍の自社倉庫を建設し、さらなる業容拡大に着手した。
新倉庫はタイ最大の貿易港レムチャバン港と自動車産業の集積が進む大手工業団地の中間にあるSGLTレムチャバン支店内に立地している。SGLTは1989年に設立。現在アマタナコンやプラチンブリなど5支店・7拠点のネットワーク構築、タイにおける総合物流サービスプロバイダーとしての地位を築いている。
SGLTがタイでオペレーションに携わる倉庫延床面積は約8万平方㍍で、新倉庫を合わせると9万平方㍍に拡大する予定。新倉庫の稼働予定は2018年7月中。

奈良・田原本町「唐古・鍵遺跡」史跡公園4/17オープン

奈良・田原本町「唐古・鍵遺跡」史跡公園4/17オープン

奈良県田原本町の唐古・鍵遺跡が「唐古・鍵遺跡史跡公園」として整備され、4月17日からオープンすることになった。同施設は、全国でも代表的な弥生時代の遺跡を保存するとともに、地域の観光拠点にしようと、田原本町が整備を進めてきた。
完成した施設のうち「遺構展示情報館」では、これまでの発掘踏査で見つかった弥生時代の大型建物の柱の跡を型取りした模型や、当時の集落の暮らしぶりが再現されたジオラマが展示されている。
また、唐古・鍵遺跡のシンボルとして、土器に描かれた絵をもとに復元された、平原にそびえ立つ高さ12㍍の「楼閣」もきれいに修復された。

関西最大の看護専門学校閉校へ 受験者数減で

関西最大の看護専門学校閉校へ 受験者数減で

大阪医師会によると、看護師を養成する関西の看護専門学校の中で最も学生数が多い「大阪府医師会看護専門学校」(大阪市天王寺区)が2019年入学する学生を最後に募集を停止し、4年後に閉校することが分かった。また、こうした基本方針に沿って、2019年入学する学生の定員をこれまでの半分の80人に減らす。
閉校の理由は①近年、大学の看護学部の新設が相次ぎ、受験者数が減少している②府や市から出ていた補助金が4年前までに大幅に削減された-などを挙げている。同校は昭和30年に設立された、在校生469人を擁する関西で最も学生数が多い3年生の看護専門学校。
関西では看護専門学校の閉校が相次いでいて、3月末には大阪府豊中市の専門学校が閉校したほか、2016年以降、京都府や滋賀県の専門学校も閉校や学生の募集停止を決めている。
日本看護協会によると、2年前、看護専門学校と大学の看護学部の応募者数が逆転、大学が上回る状況となっている。

JSR インド・グルガオンに現地法人設立し営業開始

JSR インド・グルガオンに現地法人設立し営業開始

JSR(本社:東京都港区)は、インドにおける合成ゴム等エラストマー製品の営業・マーケティング活動強化のため、ハリヤナ州グルガオンに現地法人、JSR Elastomer India Private Limitedを設立し、営業を開始した。新会社の資本金は1500万インドルピーで、出資比率はJSR99%、JSRトレーディング1%。
インドは現在、世界5位の自動車生産国で、タイヤ向け・自動車部品向けエラストマー製品および、低燃費タイヤ用溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)に代表される高機能製品の需要の高まりも期待される。

厚労省・タイ保健省 薬事規制で協力の覚書

厚労省・タイ保健省 薬事規制で協力の覚書

日本の厚生労働省とタイ保健省食品医薬品庁(タイFDA)は4月9日、東京で医薬品・医療機器等の規制に関する協力のための覚書を締結した。
日タイ両国はこれまで、アジア医薬品・医療機器トレーニングセンター等を通じ、薬事規制に関する協力・連携を図ってきたが、今回の覚書をさらなる規制緩和の足掛かりとする。
両国は4月26日、バンコクで第5回日・タイ合同シンポジウムをを開催する。

17年度の企業倒産8367件 27年ぶり低水準

17年度の企業倒産8367件 27年ぶり低水準

東京商工リサーチのまとめによると、日本の2017年度の全国企業倒産件数は、前年度比0.16%減の8367件だった。前年を下回ったのは9年連続で、年度の倒産件数では1990年度(7157件)以来、27年ぶりの低水準だった。
産業別では全10業種のうち7業種が前年度を下回った。建設業が前年度比2.0%減の1548件、小売業が同2.6%減の1121件、製造業が同6.9%減の1037件と、それぞれ9年連続で前年度を下回った。
一方、負債総額は前年度比58%増の3兆837億円と5年ぶりに3兆円を上回った。ただ、これは製造業で戦後最大となったタカタの経営破たんが影響したもの。負債額の大半は小規模倒産によるもので、負債額1億円未満の倒産が6256件と全体の7割強を占めた。

日立 中国に異方導電フィルムのディスプレイ部材の評価施設開設

日立 中国に異方導電フィルムのディスプレイ部材の評価施設開設

日立化成(本社:東京都千代田区)は、2018年6月に日立化成工業(重慶)有限公司内に、異方導電フィルム(ACF)を用いて電極を接続したディスプレイ部材の信頼性評価を行う施設を開設する。
この評価施設では電極接続後のACFの接着力測定、ACF中の熱硬化性樹脂の反応率測定、電極接続部分の断面観察法等を行うことができる。従来は、顧客企業からディスプレイ部材の信頼性評価を依頼された場合、顧客のディスプレイ部材を中国沿岸部の日立化成グループの拠点に輸送する必要があり、評価に時間がかかっていた。

阪急阪神不動産 マレーシアで住宅開発事業に初進出

阪急阪神不動産 マレーシアで住宅開発事業に初進出

阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は、マレーシアの現地ディベロッパー、Ireka Corporation Berhad(所在地:マレーシア・クアラルンプール、以下イレカ社)とのマンション分譲事業「(仮称)RIMBUN KASIAプロジェクト」に参画する。
このプロジェクトは、同社にとってマレーシアにおける初の住宅事業であり、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシアに続く5カ国目の海外進出となる。
総戸数850戸で、建設地はヌグリスンビラン州セレムバン郡、敷地面積約5万3600平方㍍(公園等含む)。総事業費約3億4100万リンギット(約96億円)で、事業費率は阪急阪神不動産45%、イレカ社55%。
立地のニライ地区はクアラルンプール国際空港に近く、プトラジャヤ(新行政都市)やサイバージャヤ(IT都市)のベッドタウンとして開発が進められているエリア。大学などの教育機関が多いほか、2018年内にはイオンモールが店舗をオープンする予定で、今後さらなる発展が期待されている。

ソニー・ライフケアG 有料老人ホームに新型「aibo」導入

ソニー・ライフケアG 有料老人ホームに新型「aibo」導入

ソニーライフケア(東京都渋谷区)は、傘下のライフケアデザイン(東京都渋谷区)およびプラウドライフ(横浜市西区)が運営する介護付き有料老人ホーム等に、自律型エンターテインメントロボット「aibo(アイボ)」を導入した。
ライフケアデザインは介護付き有料老人ホーム「ソナーレ」シリーズ、「ぴあはーと藤が丘」の全ホームに、新型のaiboを各1台導入した。また2018年秋に開設予定の「ソナーレ石神井」以降の新設ホームにも導入予定。
新型aiboはソニーが開発した、音声認識技術やAI(人工知能)を搭載した、よく可愛がってくれる人に懐くように設計されたコミュニケーションロボットで、aiboとの関わり方の深さでリアクションも変わってくるという。

東リ ロイヤルタイ社と日本総代理店契約を締結

東リ ロイヤルタイ社と日本総代理店契約を締結

東リ(本社:兵庫県伊丹市)はこのほど、日本におけるコマーシャル市場のシェア拡大目的に、香港を拠点に世界的な販売網を持つカーペットメーカー、ロイヤルタイ社と日本総代理店契約を締結した。
これにより、世界基準の商品とサポートの提供が可能になることから、今後拡大が見込めるホテルを中心とした国内コマーシャル市場で、新築および改装物件獲得の優位性が期待できる。