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セーレン 買収したユニチカの繊維事業へ投資、再建策

セーレン(本社:福井市)はこのほど、2026年1月1日付で買収したユニチカの繊維事業の再建策を発表した。この骨子は①設備の維持・後進に3年程度で100億円を投資する②新規事業にも3年で100億〜120億円を投じる③不採算事業から撤退し、初年度黒字化を目指す④雇用は維持する。
同社はユニチカの繊維事業のうち岡崎事業所(所在地:愛知県岡崎市)の事業や土地、建物、従業員を引き継ぐ。敷地は32万㎡に上り、セーレンとして最大の生産拠点となる。

勝負に徹した男子10,000m 高校生より遅いタイム 世界陸上

東京2025世界陸上男子10,000万m決勝が9月14日行われた。結果はアフリカ勢ではなくジミー・グレシエ(28、フランス)が28分55秒77で金メダルを獲得した。驚くのはそのタイムの遅さ。
序盤から互いに牽制して」ペースが一向に上がらず、レースが進むうち予想された通り、最後のスプリント勝負となった。そのため、タイムは日本の高校記録28分07秒39(2009年、佐藤悠基)より、遅かった。
勝負に徹したレースもありだが、ここまでの超スローペースには国際陸連も今後、何らかの対策を立てなければ、陸上競技を目指すアスリートの”卵”たちの夢を潰すことになるのではないか?今回の勝者に何の格別な感情があるわけではないが、ここまでして勝ち取った優勝、金メダルに、どれほどの勝ちがあるのかとも言いたい。

65歳以上の高齢者割合29.4%, 働く高齢者も最多 総務省

総務省が敬老の日(9月15日)を前にまとめた15日現在の人口推計によると、65歳以上の高齢者は3,619万人(男性1,568万人、女性2,051万人)で、前年比5万人減少した。65歳以上の人口が減るのは2023年に次いで、比較可能な1950年以降で2回目。
一方、総人口に占める高齢者の割合は29.4%で、2024年から0.1ポイント上がって過去最多となった。
また、2024年の働く65歳以上の高齢者は930万人と前年から16万人増え、21年連続で増加し、過去最多を更新した。この結果、高齢者の就業率は25.7%で、前年から0.5ポイント上がっている。働く高齢者の年齢別就業率をみると、65〜69歳が53.6%、70〜74歳が35.1%、75歳以上が12.0%となっている、

廣中璃梨佳6位入賞 世界陸上女子10,000m決勝

世界陸上女子10,000m(1周400m×25周)決勝は、トップグループのアフリカ勢らが主導権を握り、逃げ出しの機会をうかがい乱ペースで進められる展開となった。廣中璃梨佳は辛抱強く中盤10位以下まで順位を落としたが、電光掲示板を横目で見ながら余裕の走りを見せた。24周目から覚醒したかのように加速、最後の1周で2人を抜き去り、順位を6位に上げフィニッシュした。廣中は2大会連続の入賞を果たした。

東大, 法大 LED植物工場の養液栽培で枝豆安定生産に成功

東大と法政大学は9月12日、LED植物工場の養液栽培で枝豆の安定生産に成功したと発表した。LED植物工場の養液栽培ではこれまでレタスなど一部の野菜しか栽培できなかった。今回、世界で初めて枝豆の安定生産に成功した。
しかも収量で、畑での栽培を上回り、さらに甘みが強く、健康成分イソフラボンなど栄養価も高いことが明らかになった。

ユニチカ 瑞光への不織布事業の譲渡額22億円に決定

繊維事業からの撤退を決めているユニチカ(本社:大阪市北区)は9月12日、不織布事業について、紙おむつ製造機大手の瑞光への譲渡額が22億円になると発表した。譲渡は12月26日を予定。両社は6月に事業譲渡について基本合意していた。ユニチカは用途別に事業の譲渡先と交渉、協議を進めている。

”負け組の星”「ハルウララ」死ぬ 高知競馬の元競走馬

負け続けても懸命に走る姿から全国的な人気を集め、”負け組の星”と呼ばれた高知競馬の元競走馬「ハルウララ」が引退後、余生を過ごしていた千葉県の牧場で死んだ。29歳だった。ハルウララは、2004年まで113のレースに出走し、成績は0勝113敗だった。
当時は「走っても当たらない」として、ハルウララの馬券が交通安全の”お守り”になった。