プロボクシングWBA、IBF世界ミドル級王座統一戦が4月9日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー王者、村田諒太(36、帝拳)は。IBF王者のゲンナジー・ゴロフキン(40、カザフスタン)に9回TKOで敗れ、王座統一に失敗した。
世界戦17連続KO防衛の世界タイ記録を持つ怪物の”カベ”を破れなかった。この試合は、ファイトマネーなど20億円を超える日本ボクシング史上最高のビッグマッチとして注目された一戦で、新型コロナウイルス感染拡大により、政府の水際対策強化の影響で約3カ月半延期されていた。
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日・フィリピン 初の外務・防衛担当閣僚会議
日本、フィリピン両政府は4月9日、都内で外務・防衛担当閣僚会議(2プラス2)を初開催した。自衛隊とフィリピン軍の共同訓練の拡大に向けた協定を検討する。日本側から林芳正外相と岸信夫防衛相、フィリピン側からロクシン外相とロレンザーナ国防相が出席した。共同声明で、共同訓練に関する「円滑化協定」と物資や役務を融通し合う「物品役務相互提供協定(ACSA)」の締結も含めて検討する方針を明記した。
ロシアのウクライナ侵攻を巡るASEANの対応に、日本政府は危機感を強めている。ASEANで対ロ制裁を科すのはシンガポールのみで、対ロ包囲網の穴となりつつあるからだ。ロシアの国連人権理事会の理事国資格を停止した決議にはベトナム、ラオスが反対に回り、インドネシア、マレーシア、カンボジア、タイは棄権し、ロシアを孤立に追い込めない一因となっている。
ASEAN加盟国との2プラス2は、インドネシアに次いで2カ国目となる。
コマツ ロシア向け出荷停止,ロシア生産停止を発表
三菱自 ロシア・カルーガ州の工場停止 物流網混乱で
関電 微細藻類によるCO2固定化PがNEDOに採択
関西電力は4月7日、アルガルバイオと共同で取り組む「微細藻類によるCO2固定化と有用化学品生産に関する研究開発」が4月1日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業として採択されたと発表した。
同プロジェクトではCO2の固定効率を向上させる微細藻類の開発と、生産性の高い大量培養法を組み合わせ、コンパクトで高効率な微細藻類の培養システムを開発する。さらにCO2が固定された微細藻類を活用して、機能性化学品を生産するとともに、その残渣をバイオプラスチックの原料として利用することで、サステナブルなカーボンリサイクル技術の確立を目指す。
両社は2030年代での、工場から排出されるCO2を回収・固定化する藻類培養システムの実用化に取り組む。
日本 石油備蓄1,500万バレル追加で協調放出へ
アビームコンサル ベトナム・ダナンに新オフィス
スリーダム 中国のGeely傘下のGCVと協業の覚書
スリーダム(本社:横浜市神奈川区、以下、3DOM)は4月7日、中国大手自動車メーカー、吉利新能源商用車集団(正式名称:浙江吉利控股集団、本社:中国浙江省、以下、Geely)の完全子会社で電動商用車の開発・製造・販売を手掛ける江西吉利新能源商用車有限公司(本社:中国浙江省、以下、GCV)と、2022年4月に新型電動商用車向けバッテリパックの開発に関する戦略的パートナーシップに向けた覚書(以下、MOU)を締結したと発表した。
スリーダムはGCV製電動商用車のE51向けのバッテリの共同開発を行うとともに、同社の完全子会社スリーダム(シンガポール)(本社:シンガポール)を通じて2025年までに約600MWh(1万5,000台相当)のバッテリを提供する予定。E51はGeelyの電動商用車部門のGCVが2022年3月に中国で投入したばかりの最新型電動小型商用バンで、日本での配送業務にも十分対応するもの。
三菱重工 タイの火力発電所でGTCC3号機が運転開始
三菱重工業は4月7日、タイの天然ガス火力発電所2カ所の建設プロジェクトで、2021年10月の2号機に続き、M701JAC形GTCCの3号機が運転を開始したと発表した。これは2018年にM701JAC形ガスタービン8基で構成される総出力530万KWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備をフルターンキー契約で受注したもの。併せて25年間の長期メンテナンス契約も締結している。
両発電所はいずれも首都バンコクの南東約130kmに位置しており、チョンブリ県とラヨーン県に建設されているもの。出力はいずれも265万KW。電力はタイ電力公社に販売される。
同プロジェクトは東南アジアにおけるM701JAC形の初受注例で、2024年に予定される全8基での運転開始に向けて建設工事を進めていく。