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地価4年連続上昇 投資目的で不動産購入の若年層も

9月16日に発表された「都道府県地価調査」によると、全国平均の地価はプラス1.5%と4年連続で上昇し、東京圏や大阪圏の伸びは一段と拡大した。
こうした中で、若年層の間でワンルームマンションを投資目的で購入する動きも出ている。東京都内の投資用マンションの仲介会社によると、10年ほど前は20代の顧客は全体の3割余りだったが、今はおよそ6割にまで増えているという。ただ、こうした動きに対して、専門家はリスクを踏まえた判断が必要としている。

ドジャース大谷翔平選手 2年連続50号達成, 史上6人目

MLBドジャースの大谷翔平選手が9月16日、フィリーズ戦に投打の二刀流で出場し、50号を放ち、史上6人目となる2年連続シーズン50号を達成した。投手としては5回を投げ無安打無失点に抑えたものの、勝ち負けはつかなかった。チームは競り負け、大谷はメモリアルデーを白星で飾れなかった。
投手として5回、68球、フォアボール1、奪三振5の快投。163.6キロの自己最速に並ぶ、気迫の込もった投球をみせ、2勝目の権利を持って降板した。
MLBで2年連続シーズン50号を達成しているのはベーブ・ルイス、マーク・マグワイヤ、ケン・グリフィー・ジュニア、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲスの5人しかいない。いずれも通算500号本塁打を超える長距離打者だ。

村竹ラシッド 世界陸上110mハードル5位入賞, 終盤失速

世界陸上の男子110mハードル決勝が9月16日行われ、この種目で日本選手初のメダル獲得を目指していた村竹ラシッド選手は13秒18のタイムで5位入賞を果たした。
パリ五輪で5位入賞した村竹選手は8月、自身が持つ日本記録を0秒12更新する12秒92をマークするなどコンディションは良かった。決勝では好スタートを切り、中盤まではメダル圏内に入っていた。だが、ゴール前グイと伸びた準決勝とは異なり、最終盤は本来の伸びを欠き、13秒18で5位のフィニッシュとなった。惜しいレースだった。

脱炭素燃料利用35年までに4倍へ 大阪で国際閣僚会議

大阪市で9月15日、34の国・国際機関が参加し、環境負荷の低いバイオ燃料や水素の利用拡大を議論する持続可能燃料閣僚会議が開かれた。
共同議長国の日本とブラジルが総括を公表し、脱炭素につながる燃料の生産や利用について、2035年までに2024年比で4倍以上に伸ばす目標を示した。また、自動車や航空機などの燃料に加え、製造現場での利用も促す方針を掲げた。

井上尚弥 5度目の4団体王座防衛に成功 KOに拘らず

ボクシングの世界スーパー・バンタム級主要4団体タイトルマッチは9月14日、王者・井上尚弥と挑戦者・ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との間で行われた。井上は全く危なげなく5度目の防衛に成功した。
ただ、今回の試合はこれまでとは大きく異なり、井上はスピードを生かしアウトボクシングに徹し、KO勝ちに拘らず、大差の判定で下した。次戦は12月にサウジアラビアでの防衛戦が予定だれている。

トランプ米政権9/16から適用 自動車関税27.5%⇢15%

トランプ米政権は、米東部時間9月16日午前0時1分(日本時間16日午後1時1分)、日本の自動車関税を引き下げた。既存の関税2.5%を合わせると、日本から米国に輸出する自動車の関税負担は27.5%から15%に下がった。
トランプ大統領が9月4日にこの措置の大統領令に署名が伝えられてからも、適用時期が明らかにされていなかった。

三浦龍司 無念の8位入賞, メダルに届かず 3000m障害

世界陸上男子3000m障害の決勝が9月15日行われ、期待の三浦龍司は8分35秒90で健闘虚しく8位入賞に終わった。三浦は2大会連続の入賞。
レースは最後の1周で大きく動き、三浦はメダルを狙える位置におり、まだ余裕があるように見えただけに期待を抱かせた。しかし、ゴールが見えた最終障害を一団が跳んだ直後、三浦は後続の選手らと接触、大きくバランスを崩し、立て直すことができずに後続ランナーに抜かれた。同レースにおいては、この種の接触が避けられないとすれば、やむを得ないところだ。だが、すぐにも立て直すことができれば、メダルに手が届いていた可能性がある。実力的には世界の第一線で戦えるポジションにある、そんな惜しいレースだった。

セーレン 買収したユニチカの繊維事業へ投資、再建策

セーレン(本社:福井市)はこのほど、2026年1月1日付で買収したユニチカの繊維事業の再建策を発表した。この骨子は①設備の維持・後進に3年程度で100億円を投資する②新規事業にも3年で100億〜120億円を投じる③不採算事業から撤退し、初年度黒字化を目指す④雇用は維持する。
同社はユニチカの繊維事業のうち岡崎事業所(所在地:愛知県岡崎市)の事業や土地、建物、従業員を引き継ぐ。敷地は32万㎡に上り、セーレンとして最大の生産拠点となる。

勝負に徹した男子10,000m 高校生より遅いタイム 世界陸上

東京2025世界陸上男子10,000万m決勝が9月14日行われた。結果はアフリカ勢ではなくジミー・グレシエ(28、フランス)が28分55秒77で金メダルを獲得した。驚くのはそのタイムの遅さ。
序盤から互いに牽制して」ペースが一向に上がらず、レースが進むうち予想された通り、最後のスプリント勝負となった。そのため、タイムは日本の高校記録28分07秒39(2009年、佐藤悠基)より、遅かった。
勝負に徹したレースもありだが、ここまでの超スローペースには国際陸連も今後、何らかの対策を立てなければ、陸上競技を目指すアスリートの”卵”たちの夢を潰すことになるのではないか?今回の勝者に何の格別な感情があるわけではないが、ここまでして勝ち取った優勝、金メダルに、どれほどの勝ちがあるのかとも言いたい。