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米ロ首脳会談で”戦争を終わらせねば”と伝える

米国のトランプ大統領は、8月15日に米国アラスカ州でで予定されているロシアのプーチン大統領との会談で「(あなたが始めた)戦争を終わらせなければならない」と伝えると明らかにした。また、今回の会談をプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による直接の会談か、自らを含む3者会談を実現するとして意欲を示した。
米ロ両国首脳による対面での会談は、2022年にロシアがウクライナに侵攻して以降、初めて。

広陵 2回戦の出場辞退発表 大会中 暴力事案で

広陵高校(広島)は8月10日、堀正和校長が甲子園球場の大会本部を訪問し、第107回全国高校野球選手権大会の第9日、津田学園(三重)との2回戦の出場を辞退すると発表した。
広陵は大会直前、1月に発生した暴力事案がSNSで拡散され話題になり、メディアでも報じられて、今大会への出場を巡り、批判的な声も挙がっていた。

人気の抹茶市場に中国が販売攻勢へ 量産体制整備

世界での日本茶人気の中、中国が内陸部の茶どころ、貴州省銅仁市が抹茶を地域ブランドとして打ち出し、量産体制を整備。品薄が伝えられる日本はじめ、欧米などの市場に攻勢をかける。
貴州省銅仁市政府は、抹茶の原料となる「てん茶」を2025年内に1,750トン以上、2026年に2,200トン以上生産する目標を掲げている。農林水産省によると、2023年の日本全国のてん茶生産量は4,176トンだ。銅仁市の計画が達成されれば、一気に日本の半分の規模となる。

東京都 次世代型ペロブスカイト愛称「Airソーラー」

東京都は8月8日、薄くて曲がる次世代型のペロブスカイト太陽電池の愛称を「Airソーラー」に決定したと発表した。都は親しみやすい名前で普及につなげようと、7月にネーミング選挙を銘打って広く投票を呼びかけていた。総投票数は1万5,005票で、「Airソーラー」は4,388票を集めトップだった。
名称は「どこでも(Anywhere)」「革新的な(Innovative)」「再生可能エネルギー(Renewable energy)」の頭文字を取った。空気のようにあらゆる場所に設置されることも表している。

トランプ政権発足後 不法移民100万人以上が出国

米国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官は8月8日、トランプ政権発足後、100万人以上の不法移民が自発的に米国を離れたことを明らかにした。複数のメディアが報じた。
ノーム氏は今年1月以降、数十万人の「犯罪に手を染めた不法移民」が逮捕され、過去3カ月では不法移民の入国が「ゼロ」だったと明かした。数千人の移民が国土安全保障省が作成したアプリを使用して「自主的に出国」したほか、政府のプログラムを利用ぜずに自ら出国した人が何十万人もいることを把握しているーーとしている。その結果、トランプ政権発足後、100万人以上が自ら出国したと考えていると述べた。

大成建設 東洋建設をTOBで買収へ 完全子会社化

大手ゼネコンの大成建設は8月8日、海洋土木分野に強みを持つ中堅ゼネコンの東洋建設をTOB(株式公開買い付け)などを通じて買収すると発表した。買収総額は1,600億円規模になる見込み。すべての株式を取得し、年内に完全子会社化を目指すとしている。東洋建設を傘下に収めることで、売上高は2兆3,000億円規模になり、業界2位の大林組に迫ることになる。
建設業界は幅広い工種が強みのゼネコンと、港湾など専門性の高いマリコンが工事領域をすみ分けしており、今回は業界のタテ割り構造を崩す再編となる。

サッカー元日本代表 得点王 釜本邦茂さん死去 81歳

サッカーの元日本代表で1968年メキシコ五輪の銅メダル獲得に貢献した釜本邦茂さんが8月10日、大阪府内の病院で肺炎のため亡くなった。81歳だった。
五輪は1964年の東京、1968年のメキシコ両大会に出場。メキシコ大会では日本のエースストライカーとして、7得点を挙げて大会得点王となり、日本初の銅メダル獲得の原動力となった。日本代表の国際Aマッチで男子では歴代最多の75得点を記録している。日本歴代屈指のストライカーだった。
京都市出身。早大在学中に日本代表に選出された。日本サッカーリーグ(当時)のヤンマー(現Jリーグ・セレッソ大阪)に所属。Jリーグ発足後はガンバ大阪の初代監督を務めた。

自民党”党改革”後回し. 暗躍する派閥主導, 遠い再生

自民党が8月8日に開いた両院議員総会は、これまで繰り返されてきた石破首相の批判に終始した。政権与党の主翼として建設的な姿は全く見られず、先の参院選ではっきり「NO」とされた有権者の意思、「政治とカネ」を巡る問題を受けた「党改革」は置き去り、後回しにされたままだ。そして、いまだに相変わらず麻生派、旧安倍派、旧茂木派などの派閥主導で、”石破おろし”の流れをつくろうとの動きが目立っている。
両院選挙の惨敗で執行部が責任を取ることは当然だが、有権者が自民党批判に動いたのは、自民党の政治のありかた自体に嫌気がさしているからだ。石破首相にだけ責任があるのではない。このことは世論調査で石破氏の続投を支持する有権者が半数近くもいることでよく分かる。
したがって、いま党として最優先に取り組まねばならないことは党の再生に向けた党改革ではないのか?これまでと同じようにまず総裁=表紙を変えて、というやり方そのもの、そして政権与党として長く続けてきた、今や様々な悪弊を、抜本的に変えることが求められていると認識していないのだ。
党内の若手政治家はそのことに気付いていないのか?気付いていても政策を前に進めるにはやはり数の論理で、旧派閥次元の活動に制約されるのか?そうであるなら、今の自民党に?を感じる若手政治家がまとまって党を離脱したらどうか。新自民党の政策ビジョンやマニフェストを披露。「ニューエイジ自民党」を結成し、30名前後も集まれば、これまでの”旧自民党”に本腰を入れた党改革を促す大きな”起爆剤”になるはずだ。そんな構想を掲げる若手政治家の出現が切に望まれる。

長崎被爆から80年「被爆の記憶を伝え続ける」

1945年8月9日、長崎に原爆が投下されてから8月9日、80年の節目を迎えた。長崎市内の平和公園で行われた平和祈念式典の平和宣言で、鈴木史朗市長は「長崎の使命として、世界中で受け継ぐべき人類共通の遺産である被爆の記憶を国内外に伝え続ける」と決意表明した。
式典には被爆者や遺族の代表、石破首相ほか、米国、英国など核保有国を含む94の国と地域の代表など約2,650人が参列。原爆が炸裂した午前11時2分に黙祷を捧げ、犠牲者を追悼した。

新鉱物を発見「アマテラス石」と命名, 国際承認

東京大学や山口大学などの研究グループは8月7日、岡山県で採取された翡翠(ひすい)の中から黒緑色の新鉱物を発見し、日本神話の天照大神にちなんだ「アマテラス石」と命名したと発表した。既存の鉱物とは化学組成や結晶構造が異なっており、国際鉱物学連合に新鉱物として正式に承認された。
新鉱物はストロンチウム、チタン、ケイ素、酸素、水素、塩素が主成分。一方が現れる時は他方が隠れる、特異な”二面性”の結晶構造を持つという。