国土交通省がまとめた2020年度の建築統計によると、20年度の新設住宅着工戸数は81万2,164戸(前年度比8.1%減)で、2年連続の減少となった。新設住宅着工床面積は6,629万9,000㎡(同9.3%減)で、同じく2年連続の減少。戸数で2009年度の77万5,277戸に次ぐ低水準となった。持ち家、貸家、分譲住宅のいずれも減少したが、コロナによる緊急事態宣言の影響が色濃く出た上期の落ち込みがより響いた。
持ち家は26万309戸(同7.1%減)で2年連続の減少。分譲住宅は23万9,141戸(同7.9%減)で2年連続の減少となり、このうちマンションは10万8,188戸(同3.1%減)で、同じく2年連続の減少。戸建ては12万9,351戸(同11.5%減)で、6年ぶりに減少に転じた。
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高齢者施設 神戸市で25人 大阪・門真市で13人死亡 医療崩壊で
新型コロナウイルス変異株が猛威を振るう中、高齢者施設でのクラスター(集団感染)が深刻化している。
神戸市は5月7日、同市長田区の老人保健施設で入所者と職員の計133人が感染し、うち入所者25人が死亡したと発表した。25人のうち23人は医療機関に入院できず、施設内で亡くなった。市によると、これまでに感染が確認されたのは入所者97人と職員36人。市内では感染者が急増しており、医療機関の病床がひっ迫している。
大阪府門真市の高齢者施設でもクラスターが4月中旬に発生し、入所者と職員の計61人が感染、うち入所者の60~90歳代の男女13人が亡くなっていたことが7日分かった。13人のうち8人が、施設内で待機中か、施設から救急搬送された後に亡くなった。