「アジア」カテゴリーアーカイブ

25年近畿マンション5,328万円, 高止まり

不動産経済研究所のまとめによると、2025年の近畿2府4県の新築マンション1戸あたりの平均発売価格が前年比0.5%下落の5,328万円だった。部屋が狭い投資用マンションが増え、平均価格を押し下げたが、建設資材などをはじめとした建設費の上昇などで、価格は高止まりしている。
1㎡あたりの単価は、前年比で5.1%高の95万3,000円となり、1973年の調査開始以来の最高値を5年連続で更新した。
供給戸数は、都心部の価格高騰を受けて、湾岸部や周辺エリアにも広がり、前年比11.8%増の1万6,922戸と4年ぶりに増加した。部屋の広さが20〜30㎡の投資用マンションも増えた。
一方、契約率は73.5%と4年連続で70%を超え、高値でも購入を決断する動きが続いている。背景には共働き世帯の増加や、将来の値上がりを見込んだ買い急ぎもあるとの指摘もある。

25年大阪訪日客21%増 最多の1,760万人

大阪観光局は1月26日、2025年に大阪府を訪れた外国人客数が前年比21%増の1,760万人(速報値)に上り過去最高だったと発表した。大阪・関西万博の盛り上がりを追い風に、当初想定していた1,500万人を約2割上回った。
年間の訪日客数が過去最高を更新するのは2年連続。牽引したのは中国で、前年比39%増の522万人と全体の約3割を占めた。以下、韓国が1%増の274万人、台湾が2%増の164万人と続いた。
滞在日数が長く、消費額が多い欧・米。豪州からの訪日客も大幅に増えた。米国が同32%増の145万人、豪州が同24%増の63万人、フランスが同29%増の29万人となった。
大阪観光局は、2026年の訪日客数を1,800万人と見込む。ただ、日中関係の悪化が影を落としており、現時点では他地域からの来訪者でカバーできるか不透明だ。

矢田みくに快走! 初マラソン日本最高

陸上の大阪国際女子マラソンは1月25日、大阪ヤンマースタジアム長居発着コースで、今秋の愛知・名古屋アジア大会代表選考会を兼ねて行われた。矢田みくに(エディオン)が女子の歴代6位で、初マラソン日本最高記録となる2時間19分57秒をマークし、日本勢トップの4位に入った。ウガンダのステラ・チェサンが2時間19分31秒で初優勝した。
矢田は2027年秋に予定されている2028年ロサンゼルス五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。
女子1万mを主戦場とする矢田は、今回が初マラソンだった。30キロ地点で外国人選手3人とトップ集団を形成していた矢田が一歩前に出た。その後もマラソン経験豊富なウガンダ、エチオピアのアフリカ勢と競り合う展開が続いた。矢田は粘り強い走りで、ゴール直前まで2位を争いを演じた。

25年府内交通死 最少120人 自転車事故減少

大阪府警は、2025年の交通事故による死者数が前年比7人減の120人で、これまで最少だった2020年の124人を下回り、統計の残る1948年以降で最少となったと発表した。
状態別の死者数は、自転車が前年比9人減の25人、自動車は同8人減の12人。一方、原付バイクなどの二輪車は同12人増の42人だった。年齢別では、65歳以上の高齢者が前年より10人減ったが、50人に上った。

「巳」→「午」通天閣で恒例 干支引き継ぎ

大阪・新世界の観光名所、通天閣(所在地:大阪市浪速区)で12月26日、新年を前に恒例の干支(えと)の「巳(ヘビ)」から「午(ウマ)」への引き継ぎ式が行われた。
式では通天閣観光の金森会長が、干支の「巳」と「午」にちなんで、今年1年を風刺しながら振り返り、会場で大きな笑いを誘っていた。
「本年は何と言っても大阪・関西万博の盛り上がり!成功するかどうか日本にとっての一ダイジャ(一大事)の中、巳んな(みんな)で協力し、巳(身)をくねらせて試行錯誤しながら、大盛況で乗り越えました。夏はヘビー級の猛暑に加え、物価もくねくね上がり、前評判からの華々しい脱皮を図ることができました!皆さま本当にお疲れさまでございました。来年もこの勢いが続きますよう、ニョロしく(宜しく)おねがいしまスネイク!」と洒落た。

万博会場内消費1,260億円 キャッシュレス効果

日本国際博覧会協会(万博協会)は12月25日、大阪・関西万博の会場内な消費額が約1,260億円に上ったと発表した。キャッシュレス決済の全面導入によって会計にかかる時間が短縮され来店客の回転率が上がったことで、店舗の売り上げを増やすことにつながった。
決済手段別では、クレジットカードが47.1%と最も高く、「Pay Pay」などのQRコード決済が35.2%交通系ICカードを含む電子マネーが16.9%と続いている。

代表幹事に長谷川JR西会長 関西同友会

関西経済同友会は12月25日、JR西日本の長谷川一明会長(68)時期代表幹事に就く人事を発表した。2005年4月の福知山線脱線事故後、同社の出身者が関西の経済団体のトップに就任するのは初めて。任期は2026年5月から1年だが、慣例で2年務める。
大林組の永井靖二副社長(67)の後任となり、日本生命保険の三笠裕司副会長(62)と組む。JR西日本出身者が代表幹事に就くのは、1998年から2年間務めた南谷昌次郎氏(84)以来、28年ぶりとなる。

万博黒字 最大370億円 グッズ販売など好調

日本国際博覧会協会(万博協会)は12月24日、東京都内で理事会を開き大阪・関西万博の運営収支が最大370億円の黒字になると見通しを報告した。公式ライセンス商品や入場券の好調な販売が影響した。黒字額は10月に公表された最大280億円から90億円増えた。
運営収入はグッズ販売のロイヤルティー(権利使用料)や入場券販売などで1,480億円なる一方、運営支出は少なくとも1,110億円だった。ただ、人件費の支出など不確定要素が多く、黒字額は今後も変動する可能性がある。
公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズなど公式ライセンス商品の売り上げは、10月末時点で1,246億円に゙上り、約60億円が協会側の収入になった。当初2,207万枚とした入場券の販売枚数は、2,225万1,054枚で確定した。旅行会社による販売実績などを精査しして上方修正したが、目標の2,300万枚には届かなかった。
また、万博協会は来場者や海外賓客などに関するデータも公表した。1人あたりの平均来場回数は2.3回で、回数別では1回が最多の66%、2回17.8%、3回5.3%。10回以上は4%だった。会期中に何度でも来場できる「通期パス」の利用者は平均11.8回だった。

万博経済効果3.6兆円 開幕前比6,500億円増

政府試算によると、大阪・関西万博の経済波及効果を約3兆6,000億円に上ったことが分かった。4〜10月の会期中の来場実績や消費動向を織り込むなど実態に即した初めての推計。万博開催前の2024年に実施した前回の試算約2.9兆円から6,500億円以上の上振れとなる。公式グッズを中心に消費の盛り上がりが経済効果を押し上げた。