大阪府・市、経済界、博覧会協会でつくる検討会は9月16日、大阪・関西万博の「大屋根リング」について閉幕後、北東部分200mを人が登れる原型に近い形で残し、リングとその周辺を大阪市が今回の万博を記念する市営公園として整備することで合意した。
改修などに必要な費用は、市の支出に加え大阪府の負担や、国の交付金や補助金などを充てる予定。
「アジア」カテゴリーアーカイブ
「特区民泊」大阪府内7市町村”新規申請受理しない”
道頓堀 大阪松竹座ビル閉館へ 興行は26年5月で終了
堺市の大山古墳 上空からの観光気球 10/4から運行
261年ぶり大阪に”朝鮮通信使船”万博に合わせ復元
大阪・関西万博入場券の販売1,866万枚に 黒字超え
大阪万博会場に足止め 地下鉄一時運転見合わせ
大阪府寝屋川市 問題頻発「特区民泊」から離脱表明
大阪府寝屋川市は8月12日、旅館業法による条件などを緩和して民泊の営業を許可する「特区民泊」からの離脱を表明し8月7日、大阪府を通じて国に認定の廃止を申し立てたことを明らかにした。
寝屋川市の広瀬慶輔市長は「本市に暮らす人の満足度を最大化したいとするまちづくりの方向性と、旅館業法の規制を緩和してまで旅行者等を受け入れる特区民泊が目指す方向性は大きく異なるもの」「住宅都市としての新たなブランド構築に、中長期的な戦略を持って臨んでいる今の寝屋川市には、特区民泊は不要と判断した」とコメントしている。
特区民泊制度のもとで、民泊が急増した大阪市では、地元住民がごみや騒音などで住環境悪化による影響を訴えるケースが相次ぎ、頻発するトラブルも問題視されている。
大阪府 卵子凍結などの費用助成「生殖補助医療」開始
大阪府は7月29日、女性の卵子量の目安を測る「AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査」や、凍結した卵子での体外受精といった「生殖補助医療」などの費用助成を始めると発表した。この助成事業は妊娠・出産前の男女に自身の健康について理解を深めてもらう「プレコンセプションケア」の一環。助成対象は主に府内在住の18〜39歳の女性。原則オンライン講座を受けることが条件。
AMH検査の費用を最大1万円の補助を受けられる。また、医療機関で早発卵巣不全と診断された場合は、卵子凍結に最大20万円(原則)などが助成される。さらに生殖補助医療を受ける場合、42歳までの女性を対象に1回あたり原則25万円まで助成を受けられる。
講座は無料で定員は各回200人。初回は8月27日で、9月から2026年2月まで毎月2回開く。