「アジア」カテゴリーアーカイブ

”特区民泊”申請 不認定1件 1万件超すべて通過

全国7府市区町が導入している「特区民泊」を巡り、制度開始から2026年1月末までにあった1万件超の申請のうち、「不認定」とされたのはわずか1件で、ほぼ全件が審査を通過していたことが判明した。
特区民泊はインバウンド(訪日外国人)の急増に伴い、宿泊施設不足の解消を一つの目的として始まった。だが、規制緩和策のため審査基準が過度に甘くなっている可能性がある。
現実に大阪市などで、特区民泊周辺では騒音やゴミ出しへの苦情が相次ぎ、大きな社会問題化しているエリアもある。こうした”大甘”の審査で通過した特区民泊施設で、さらに問題が噴出することはないのか、審査のあり方が問われる事態となっている。
全国の特区民泊の約9割に相当する7,930施設が集中する大阪市は、2016年10月の申請受付開始から2026年1月末までに1万814件の申請があった。このうち99.4%にあたる1万754件が審査を通過。不認定は1件で、居室の床面積が基準を満たしていなかった。他に事業者側が自ら申請を取り下げたケースが59件あった。
大阪市についで特区民泊が多い東京都大田区は、2026年1月末までに413件認定した。不認定はなく、事業者側の申請取り下げを除いて全申請を認定したとしている。

大阪府議会定数79→29に削減案 維新は本気か

地域政党・大阪維新の会の大阪府疑団のプロジェクトチームが4月3日、府議会の定数を現行の79から、何と50も大幅削減し、29に削減する案を取りまとめた。団内で近く協議し、合意すれば2027年春の統一地方選で公約に掲げ、2031年府議選での実施を目指す方針という。
しかし、これは維新が得意(?)の単なるパフォーマンスなのか、実現可能性があるとみての削減案なのかは全く分からない。ただ、これまで79人もの議員で対応してきたものを29人で担えるとしたら、根本的にシステムや仕組みを変えなくてはならないだろう。これだけの効率化が可能だとしたら、大阪府議会は「これまでどれだけ”だらけた”仕事ぶりだったのか」と指摘されることにもなろう。大阪府議会の大勢を占める維新の真価や本気度が試される。
府議団関係者によると、この削減案のベースにあるのは大阪府(約880万人)とほぼ同規模の人口を抱える、英国・ロンドンの中心市街地と近郊の区で構成する「グレーター・ロンドン(大ロンドン)」の議会を参考に削減幅を算出したという。グレーターロンドンの人口は984万人で、議員定数は25とされている。

大阪松竹座 閉鎖発表から一転継続へ 新劇場

大阪・道頓堀で100年にわたって劇場文化の拠点の一角を担ってきた大阪松竹座(所在地:大阪市中央区)について、所有・運営する松竹は3月31日、形を変えて劇場の運営を継続すると発表した。
大阪府、大阪市と、文化芸能の発信地としての実績や価値を踏まえ、存続に向けた協議を進める。5月末の閉館後に建て替え、新たな劇場を整備することも検討しているという。松竹は2025年8月、大阪松竹座について、設備の老朽化を理由に5月末で閉館すると発表していた。

東大阪市に奈良公園のシカ 初の目撃情報

東大阪市で3月11日以降、シカの目撃情報が相次いでいる。市によると、同市内で過去、シカの目撃はなく、角を切られたシカだったことから、奈良公園から越境してきた可能性が高いという。
市中内石切町で11日、角が切られたオス2頭が目撃されてから、17日午後1時ごろまでに市に7件の目撃情報が寄せられている。市では生駒山系にはシカが生息していないことから、奈良公園から来た可能性が高いとみている。
奈良公園内のシカの頭数は2025年の調査で過去最多の1,465頭に上り、若いオスが縄張り争いに負け、群れで公園の外に出ていくケースが増えているという。

造幣局”桜の通り抜け”4/9~15 , 事前申込を

造幣局(所在地:大阪市北区)は3月10日、恒例の「桜の通り抜け」を4月9〜15日の7日間に実施すると発表した。入場するには事前申し込みが必要。平日は午前10時(土・日は午前9時)〜午後7時15分。18日からホームページで受け付ける。
桜の通り抜けでは、約560mの並木道で全国各地の140品種、331本の桜を楽しめる。今年は最大で約30万6,000人の来場を見込んでいる。

大阪府でインフル今季2回目の警戒基準超え

大阪府内のインフルエンザの定点あたりの患者申告数が、2月2日〜8日に「31.05」となり、今シーズン再び警戒基準の「30」を超えた。大阪府によると、1シーズンに2回警戒基準を超えるのは、1999年に現在の形で感染症発生動向調査が開始されて以来、初めてという。
昨年11月はA型インフルエンザが流行の中心だったが、今回はB型が流行している。

大阪の特区民泊 駆け込み申請急増 12月364件

大阪市が「特区民泊」の新規開業申請の受け付けを停止することに伴い、大阪市内で今、申請が急増している。
特区民泊の9割が集中する大阪市によると、受け付けの停止が公表された直後の昨年10月の申請件数は336件に上り、月別で過去最多を記録した。12月はさらに増えて364件に達した。
年別でみても、2023年が1,089件、2024年が1,800件だったのに対し、2025年は2,895件に急増し、過去最多となっている。

近大 高級魚ノドグロの完全養殖に成功

近畿大学は2月5日、高級魚ノドグロ(アカムツ)の完全養殖に成功したと発表した。ノドグロは「白身のトロ」と呼ばれる人気魚だが、漁獲時期が限られ、希少性が高い。
同大学では富山県射水市の水産研究所で2015年から研究開始。2024年の能登半島地震での実験場の施設損壊などを経て、遂に2025年10月、人工孵化(ふか)に成功、完全養殖が実現した。2030年ごろの商品化を目指す。同大学によると、世界初の成功例という。実験場にはいま、5cmの稚魚が約7,000匹いるという。

大阪圏2年連続転入超過, 東京圏転入増鈍化

総務省の住民基本台帳に基づく2025年の人口移動報告によると、東京圏、大阪圏、名古屋圏の3大都市圏の転入・転出傾向にばらつきが出た。
東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)の転入超過数は増え方が鈍化、前年から1万2,309人減の12万3,534人で、4年ぶりに縮小した。大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良の2府2県)の転入超過数は8,742人で、2年連続で増えた。これに対し、名古屋圏(愛知、岐阜、三重の3県)は1万2,695人の転出超過だった。