大阪労使トップが会談「昨年上回る」5%以上の賃上げを 2024年2月16日アジアつなぐfujishima 大阪市北区で2月14日、春闘に向け大阪の経済界と労働界のトップが会談する「大阪労使会議」が開かれた。同会議には関経連(関西経済連合会)の松本正義会長ら、労働界から連合大阪の田中宏和会長ら合わせて26人が出席した。労働界は「昨年を上回る5%以上の賃上げを求める」考えを示した。これに対し、関経連も「企業の社会的責任として会員企業に対して、前年を上回る賃上げを強く働きかけている」と応じた。
大阪公立大学 森之宮キャンパス周辺まちづくり・開発案 2024年2月15日アジアつなぐfujishima 2025年の開設を予定している大阪公立大学の森之宮キャンパスの周辺、大阪城東部地区のまちづくりに向けて、大阪府・市や大阪メトロなどでつくる検討会は2月13日、駅ビルや大規模なアリーナの整備などを盛り込んだ開発の方針を取りまとめた。 この開発・整備の要点は①大阪メトロが2028年の開業を目指している新しい駅に合わせた駅ビルの建設②駅ビルに隣接し、1万人以上が収容可能な大規模なアリーナの整備③大阪公立大学森之宮キャンパスと、大阪メトロの新しい駅、JR大阪城公園駅を結ぶためのデッキの整備ーなど。
大阪・吹田 2/10万博記念公園で梅まつり始まる 5分咲き 2024年2月13日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 大阪府吹田市の万博記念公園で2月10日から「梅まつり」が始まった。同公園の2カ所の梅林にはおよそ140種、680本ほどの梅の木が植えられている。公園によると、今年は例年より開花が早く、現在多くの品種で5分咲き程度まで進んでいるという。 同公園の梅まつりは3月10日まで。期間中、ガイドによる説明や梅を使った加工品の販売など様々なイベントが開かれる。
大阪公立大学大学院 27年度から全研究科「秋入学」導入 2024年2月13日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 大阪公立大学の運営法人は、大学の国際競争力を強化するために、大学院の「秋入学」を2027年度からすべての研究科に導入する方向で検討を進めることになった。これは大阪府・市は大学の法人側にヒアリングを行った結果、今後の大学院の発展に向けて国際競争力の強化や産学官民のさらなる連携、それに教育研究組織の改変・整備に取り組む考えが示されたことを受けたもの。 国際競争力の強化では、世界から優秀な学生を多く招き入れるため、現在15ある大学院の研究科のうち7つで実施されている「秋入学」を、2027年度からすべての研究科で導入することを目指して検討を進めるという。
近畿の花粉飛散量 昨年よりやや減少も例年の1.3倍 2024年2月11日アジアつなぐfujishima 日本気象協会によると、近畿2府4県の2024年の花粉の飛散量について、昨年の春の70%程度とやや少なくなるものの、例年と比べると1.3倍で「やや多い」とみている。昨年の夏に猛暑が続き気温の高い日が多かったことから、花粉の量が多い予想となった。近畿では2月中旬に飛散が始まるとみて、早めの対策を呼びかけている。
大阪万博の国負担総額1,649億円 機運醸成へ2億円追加 2024年2月10日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 政府は2月7日、2025年大阪・関西万博で国が負担する費用の総額が計1,649億円になると発表した。2023年12月公表分から、宣伝など全国的な機運醸成にかかる費用を2億円追加し40億円にする。
博覧会協会 シンボル「大屋根」閉会後の活用案を公募 2024年2月6日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 大阪・関西万博の実施主体、博覧会協会は会場のシンボルとして建設が進むリング型の木造建築物「大屋根」について閉幕後、建物や資材を活用する提案を公募することになった。公募期間は2月中旬から2月末まで。大屋根を巡っては、344億円もの整備費や閉幕後に解体する方針に批判も出ていた。このため、博覧会協会は現地に残して活用する方法も含めて活用案を検討する。
25年万博 中国館 起工式”人間と自然の生命共同体の構築” 2024年2月5日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博で独自のパビリオンで出展する中国の起工式が2月2日、会場の夢洲に中国や博覧会協会の関係者らが出席し行われた。中国の伝統的な地鎮祭を行い、工事の安全を祈った。パビリオンのテーマは「人間と自然の生命共同体の構築」で、建物の素材には竹をふんだんに使って自然との共存という理念を表現する。また、パビリオンの入り口から建物の中に向かう壁は巻物の書物を広げた形をモチーフにするという。
豊竹咲大夫さん死去 人形浄瑠璃文楽太夫の人間国宝 2024年2月4日アジア, アジア-社会, 歴史くらぶつなぐfujishima 人形浄瑠璃文楽の太夫(語り手)で人間国宝の豊竹咲大夫(とよたけ・さきたゆう、本名:生田陽三)さんが1月31日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。79歳だった。 1944年、戦後の文楽を代表する太夫の一人、八代目竹本綱太夫の長男として大阪市で生まれた。時代物から世話物まで芸域は幅広く、2009年に演目の見せ場を語る太夫の最高資格「切場語り」に昇格。2019年、人間国宝に認定された。
大阪・通天閣で節分前に2/1 一足早い恒例の”豆まき” 2024年2月3日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 大阪のシンボル「通天閣」で2月1日、3日の節分を前に一足早い恒例の豆まきが行われた。今回は劇団四季が上演している「バケモノの子」の出演者など8人が地上94.5mの屋外展望台で「鬼は外、福は内」と声をかけながら福豆をまいた。その後、通天閣の下に設けられたステージでも豆まきが行われ、8人は袋に入った1,000袋の福豆をまいていた。この節分の豆巻きは新型コロナウイルスの影響で3年間中止されており、今回は4年ぶりに元の形で再開された。 通天閣では早く福を呼び込んで地元の賑わいにつなげようと毎年、節分の2日前に豆まきが行われている。