「アジア」カテゴリーアーカイブ

星野リゾート JR新今宮駅前の「OMO7」4/22開業

星野リゾートが企画・運営を担い、JR新今宮駅前に建設された新ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」が4月22日に開業する。
新ホテルは地上14階建て、延床面積約3万7,000㎡の大規模施設で、8タイプ436室からなる。2階のレストランでは串カツ、どて焼きなど大阪を代表する料理をアレンジしたコースを提供する。1泊2人約11万円の「いどばたスイート」や同6万3,000円のコーナーツインなどの予約は2021年秋から受け付けており、すでに5月の大型連休まで全体の7割程度が埋まっているという。
新ホテルは大阪の観光地として知られる「新世界」や「通天閣」のほか、労働者の街として知られる「あいりん地区」にも近い。ディープな大阪を体感するにはもってこいの立地だ。

大阪中心部3月オフィス空室率5.22% 8カ月連続で上昇

オフィス仲介大手、三鬼商事によると、3月の大阪市内中心部の貸しオフィスの空室率は5.22%と2月から0.07ポイント上昇した。空室率が上昇するのは8カ月連続。一方、3月の平均賃料は1坪当たり1万1,893円(2月比23円高)で、ほぼ前月の横ばいだった。
これは梅田、淀屋橋・本町など大阪市内6つの地区のおよそ800棟を対象に、貸しオフィスの空室率や賃料を調べたもの。

大阪府知事「BA.2」感染疑い70.7%に 対策呼び掛け

大阪府の吉村知事は4月13日、オミクロン株の1つで感染力が強いとされる「BA.2」について、4月10日までの1週間に府内で感染が疑われた人は70.7%に上ったことを明らかにした。吉村氏は今後も同じペースで進めば、5月上旬には100%近くまで置き換わる可能性が高いとして、感染対策の徹底を改めて強く呼び掛けた。
府によると、BA.2は3月27日までの1週間が38.5%、4月3日までの1週間では49.7%だった。毎週10%から20%ほど置き換わりが進んでいる。

JR西日本 GW予約は前年比2倍 18年比では44%減

JR西日本(本社:大阪市北区)は4月14日、ゴールデンウィーク(GW、4月28日~5月8日)の」11日間の指定席予約状況(13日時点)を発表した。期間中の新幹線や在来線の予約席数は前年同期比約2倍の55万2,000席だった。利用者は回復傾向にあるが、コロナ前の2018年との比較では44%減の水準だ。
新幹線の予約件数は2018年比で43%の減少。在来線は2018年比で47%減となっている。関西国際空港に向かう路線では、海外向けの国際線のの運航本数が少ないため、コロナ禍前の8割減と回復にはまだ程遠い。

3年ぶり大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる

大阪市北区の造幣局で「桜の通り抜け」が4月13日、始まった。2020年、2021年と連続で新型コロナウイルスの感染拡大で中止されており、開催は3年ぶり。南門から北門までの約560mを歩きながら、138品種335本の様々な桜を楽しむことができる。19日まで。
3年ぶりだけに南門付近には、入場者に制限はあるものの、かつてと同様午前10時の開門前に多くの人々が列をつくった。入場が始まると、ピンクや薄紅色の花びらに顔を近づけたり、スマートフォンやカメラで写真に収める姿がみられた。
造幣局の通り抜けには、2019年には60万人近くが訪れているが、今年は感染対策のため行われた、事前申込の約17万人の人出が見込まれている。

大阪メトロ 万博に向け9駅の新デザイン案公表

大阪メトロは4月11日、3年後に開かれる大阪・関西万博に向けて改装する9つの駅の新しいデザイン案を公表した。公表されたのは御堂筋線や中央線の淀屋橋や大阪港駅など合わせて9つの駅。
同社は4年前、老朽化に伴って改装を進める15の駅のデザイン案を発表したところ、ネット上などで”派手すぎる”などと批判の声が相次ぎ、デザインの再検討を進めていた。
今回の新たなデザイン案では、大阪港駅は近くに水族館があることや、海が見える地上駅でもあることから、クジラなど海の生き物をイメージした駅舎となっていて、駅構内に展望デッキをつくる計画となっている。また、森ノ宮
駅は天井が木に覆われる森をイメージした当初のものから、柱などで木の枝を表現したシンプルなものに変わっている。

大阪メトロ 駅ナカ店舗でマスク着けたまま顔認証決済

大阪メトロの梅田駅の駅ナカ店舗で4月11日から、マスクを着けたままでも個人が識別できる顔認証に技術を使って、買い物の決済を行う実証実験が始まった。
ホームページなどで、事前に顔の画像と支払い方法などを登録した買い物客が支払いの際、マスクを着けたまま専用のセンサーに顔を向けると、キャッシュレスで決済できる仕組み。目の形やしわなどの特徴から個人を識別できるという。大阪メトロは12月下旬まで実証実験を続け、効果や課題を検証する。
大阪メトロは顔認証を使った改札機の導入に向けても実証実験を進めていて、将来的にはマスクを着けたまま顔認証だけで地下鉄に乗り、駅ナカで買い物ができる環境を整え、利用者の利便性を高めたいとしている。

次世代型「スマートタウン」吹田で”まちびらき”

パナソニックホールディングスは4月8日、大阪府吹田市で開発を進めてきた次世代型の都市「スマートタウン」の”まちびらき”発表会を開いた。このスマートタウンは、パナソニックが吹田市の工場跡地(2.3ha)を活用し、エネルギー関連企業など異業種の10社以上および吹田市と連携して開発。最先端の技術を駆使し、街全体の電力を再生可能エネルギーで実質的にまかなう、全国でも初の仕組みという。
すべての住宅や商業施設に太陽光発電パネルを設置するなどしてエリア全体の電力を再生可能エネルギーでまかない、大型の蓄電池を配備しているため、災害で停電が起きても3日間は水道のポンプなど共用部に電力を供給することができる。
高齢者向けの住宅では、室内のセンサ-で人の動きを12時間感知しないと、マンションのフロントなどに自動で伝わるシステムや、ベッドの脇などに呼び出し用のブザーが設けられている。

NHK「生活笑百科」最終回 37年の歴史に幕

37年間放送されたNHK「バラエティー生活笑百科」(土曜後0:15)の最終回が4月9日放送された。2021年8月に他界した笑福亭仁鶴さんの「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ」のフレーズで、お茶の間に広く親しまれた同番組。通算1,792回目となった最終回はNHK大阪ホールで収録され、司会の桂南光、辻本茂雄、山田花子、三倉佳奈の相談員、オール阪神・巨人、ゲストにキダ・タローさんらが出演。2013年までレギュラー相談員を務めた上沼恵美子がビデオメッセージを寄せた。
同番組は、弁護士がスタジオに出演して身近な問題について説明するというスタイルで、その後の法律問題を扱うバラエティの先駆けとなった。

大阪・関西万博に100カ国・地域が参加表明 万博相

若宮万博担当相は4月8日までに、2025年の大阪・関西万博について100カ国・地域と7の国際機関が参加を表明したことを明らかにした。若宮氏は「先方との関係で参加の公表を控えている国が、十数カ国あり、目標の4分の3ほどを確保している状況だ。引き続き多くの国に参加いただけるよう招請活動を進めたい」としている。
日本政府は大阪・関西万博について、150カ国・地域と25の国際機関の参加を目標に掲げている。