「アジア」カテゴリーアーカイブ

JR赤字路線の存続へ県・自治体・JRで協議の場 兵庫

兵庫県の斎藤知事は4月26日、JR西日本が赤字の地方路線の線区ごとの収支を公表したことを受け、県と沿線の自治体、JRによる協議の場をつくり、路線の存続に向けた議論を行う考えを明らかにした。JR西日本と県や沿線自治体が協議する場と、山陰線、加古川線、姫新線、播但線の4路線ごとの部会をつくる考え。
JR西日本は赤字路線についてバス路線への転換なども含め議論を進めたい考えを示している。

近畿3月の有効求人倍率1.06倍で横ばい 求人持ち直す

大阪労働局のまとめによると、近畿2府4県の3月の有効求人倍率は1.06倍で前月の横ばいとなった。製造業を中心に企業からの求人は持ち直しつつあるが、コロナ禍で失職したり、収入が減少している求職者がいぜんとして多いという。
府県別にみると、奈良県が1.36倍(+0.03)、和歌山県と滋賀県がいずれも1.23倍(和歌山+0.01、滋賀+0.04)、京都府が1.10倍(±0)、兵庫県が1.08倍(±0)、大阪府が0.97倍(±0)だった。
また、2021年度1年間の近畿の有効求人倍率は1.03倍で前年度の横ばいだった。

関西広域連合 大型連休中のワクチン接種,感染対策を

関西圏の自治体でつくる関西広域連合は4月28日、大阪市北区で新型コロナウイルス対策本部会議を開き、大型連休中の基本的な感染対策の徹底や、積極的なワクチン接種を呼び掛けることを決めた。
同会議には各府県の知事らが出席した。はじめに現在の感染状況について、若い世代を中心に新規感染者数が高止まりの傾向にあることが報告された。このため、感染の再拡大防ぐため、とくに接種率の低い若い世代に積極的なワクチン接種を呼び掛けることも決めた。

大阪 阪堺電車の日本最古の車両 大型連休に運行

大阪市南部と堺市を結ぶ路面電車「阪堺電車」の日本最古の車両「モ161号」が、4月29日から5月5日まで、通常の営業運転の車両として走る。
モ161号は94年前の昭和3年に製造された車両で2021年、クラウドファンディングを実施し、目標額の2倍近いおよそ1,400万円が集まり、大規模修繕が行われた。乗降口のドアを昭和3年の製造時と同様に、国産のケヤキでつくられたものに取り替えたほか、外装を塗り直した。29日から阪堺線と上町線の両方を走り、運転ダイヤはに日によって変わる。

京・阪・奈結ぶ近鉄の観光特急「あおによし」運行開始

奈良、大阪、京都を結ぶ近鉄の新たな観光特急「あおによし」の運行が4月29日から始まり、記念セレモニーが近鉄奈良駅で行われた。雅楽が演奏され、天平時代の衣装に身を包んだ人たちなどが出迎える中、大阪難波駅を出発した第1便が午前10時すぎに到着した。
奈良の枕ことばにちなんで名付けられた「あおによし」は2021年2月に引退した特急の車両を改造したもので、4両編成の列車にゆったりと寛(くつ)げるように84の座席が配置されている。車内の壁や天井などに、天平文様があしらわれるなど、奈良を感じさせるデザインが特徴。
「あおによし」は奈良、大阪、京都の間で1日6便運行されるが、近鉄によると5月5日まで全列車の座席が予約で満席だという。

大阪府 IR誘致へ「区域整備計画」申請 国が受理

大阪府は4月27日、2029年秋から冬ごろに開業の計画などを盛り込んだIR(カジノを含む統合型リゾート)の「区域整備計画」を国に」申請し、受理されたと発表した。計画が認定されれば、2023年春以降、予定地の人工島「夢洲」で整備に向けた工事が着工される見通し。
IRについて、観光庁は27日付で大阪府と長崎県から整備計画の申請を受理したと発表。この2カ所について、有識者による審査が始まる見込み。
大阪府のIRは、計画では夢洲に初期投資額およそ1兆800億円、延床面積合わせて77万㎡、カジノほか国際会議場や展示場などの施設を整備する。

環境省「脱炭素先行地域」第1弾で26自治体を指定

環境省は4月26日、2030年度までに家庭やオフィスビルなどの消費電力を再生可能エネルギーで100%賄うことを目指す「脱炭素先行地域」の初の選定結果を公表した。第1弾として19道府県の26カ所が選ばれた。近畿では米原、堺、姫路、尼崎、淡路の各市が選ばれている。1自治体あたり5年間で最大50億円を交付し、省エネや再生エネ導入を支援する。
第2弾は夏ごろに公募を始め、秋ごろに選定する。2025年度までに少なくとも100カ所を選び、集中的に脱炭素を進める。

江戸期の”なにわ百景” 北斎らの作品230点展示

大阪中央区の大阪歴史博物館で、江戸時代に葛飾北斎らの浮世絵師が描いた大阪の絶景、およそ230点を集めた展示会が開かれている。6月5日まで。
これらの作品には当時の大阪の町や人々の生活の様子がうかがえる。葛飾北斎の「諸国名橋奇覧摂州天満橋」は大阪の代表的な夏祭り「天神祭」の風景を描いていて、橋の下では”船渡御”の船が行き交い、橋の上では多くの見物人でにぎわっている。また、歌川芳梅と芳豊が手掛けた「滑稽浪花名所」のシリーズでは、屋形船を乗り降りする人や、花火を見ていた人に起きたハプニングなどが、面白おかしく描かれている。

21年度関西の輸出額は過去最高 4年ぶりプラスに

大阪税関によると、2021年度の関西2府4県からの輸出額は前年度比22.5%増の19兆2,384億円となり、4年ぶりにプラスに転じた。また、輸出額はこれまでの最多だった2017年度(16兆9,294億円)を大きく上回り、比較可能な1979年度以降で最高となった。
一方、輸入額も前年度比25%増の16兆5,744億円となり、原油や天然ガス価格が上昇したことから過去最高となった。
日本全国では、貿易収支は2年ぶりの赤字となっているが、関西では半導体などの電子部品輸出の伸びが寄与し、7年連続の黒字となった。

21年度関西企業の買収・出資691件で過去最多に

企業買収などの助言を手掛けるレコフのまとめによると、2021年度に関西に本社を置く企業が関わった買収や出資は691件で、同社が調査を始めた1985年以降で最多となった。金額はおよそ1兆9,100億円で、前年度より22%減少した。
主なものはパナソニックが工場や倉庫と売場を効率的につなぐためのシステム開発を手掛ける米国のソフトウエア会社、ブルーヨンダーをおよそ7,700億円で買収したほか、クボタがインドの大手トラクターメーカーをおよそ1,400億円で買収し、新興国市場での販売を強化している。