大阪府は11月19日、医師会、医療機関など病院関係者らでつくる新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、「第6波」に備えて3,710床を目標とする新たな病床確保計画を策定した。1日あたりの新規感染者数を最大3,800人と想定する。7月に定めた確保計画は3,080床で2割の増加となる。政府が病床を「第5波」のピーク時から増やす方針を示したことを受け、見直した。
大阪府では現在3,680床の病床を運用できる見通しで、残る30床の確保を目指す。吉村知事は25日に対策本部会議を開き、12月1日以降の対応を決めることを明らかにした。
「アジア」カテゴリーアーカイブ
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大阪・造幣局で「貨幣大試験」硬貨12種類対象に重さ検査
大阪・造幣局(所在地:大阪市北区)で11月15日、五百円などの硬貨が定められた重さでつくられているか検査する、毎年秋恒例の「貨幣大試験」が行われた。
近大通貨制度150周年を記念して行われた今回は、一円から五百円までの6種類の硬貨や11月から発行が始まった新しい五百円硬貨など合わせて12種類が対象となった。
試験では、過去1年間に製造された硬貨の中から、あらかじめ抜き取って保管していた2万6,250枚を、職員が次々と天秤にかけ計っていく。その結果、いずれの硬貨も基準内の誤差に収まっていることが確認された。
貨幣大試験は、貨幣にばらつきがないことを確かめ、信頼を維持するために明治5年から始まった。
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関西経済界 政権継続を歓迎「成長と分配」推進を要望
衆院選で自民・公明両党の与党が安定的に国会運営できる議席数を確保したことを受け、関西経済からは歓迎の声が広がった。関西経済連合会の松本正義会長は「『新しい資本主義』の実現に腰を据えて取り組んでいただき、成長と分配の好循環に向けた具体的政策が打ち出されることを期待したい」とのコメントを出した。大阪商工会議所の尾崎裕会頭は「感染対策はもとより、苦境に立つ事業者の事業再開支援策を強化するとともに、需要喚起策を迅速に実行し、日本経済立て直しに力を尽くしていただきたい」と期待を示した。関西経済同友会の生駒京子代表幹事は「感染症対策と経済の立て直しに加え、財政再建、社会保障制度改革、格差是正など課題が山積している」と指摘。「先送りはもはや許されない」と、全力で改革に取り組むことを要望した。