大阪市は、ワクチン接種が一定程度進むと見込まれる11月から、飲食・物販・サービス業の消費を喚起するため、市内の店舗で買い物をした人に最大3,000円分のポイントを還元する支援策を開始することを決めた。期間は11月1日から30日までの1カ月間。大阪府が発行する感染防止のステッカーを導入している小売店、美容室などのサービスを提供する店、劇場などの利用者が対象。
大阪市内では、長期間続いている緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などにより、飲食店はじめ物販業、サービス業などが大きな打撃を受けており、こうした事業者への支援策の一環。
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大阪空襲 遺族の戦争体験・戦後活動の報告書公表
大阪空襲被災者運動資料研究会は8月12日、太平洋戦争末期の大阪への空襲で家族を亡くした人の体験や戦後の遺族会の活動などをまとめた報告書を公表した。
空襲で家族を亡くした人たちが戦後、大阪市内の寺院を回ったり、遺族に聞き取り調査をしたりして、空襲の犠牲者6,000人余りの名簿をまとめた経緯や、遺族の会で発行した会報などの資料がまとめられている。
報告書は今後、大阪府内の図書館や平和資料館の「ピースおおさか」などで公開されることになっている。
同会の梶山篤夫代表は「戦後76年になり、戦争を体験した人が証言できなくなっていく。戦争体験や戦後の活動の記憶を失わないよう、記録として次の時代に残していきたい「と話している。