米国と欧州連合(EU)が主導する温室効果ガスの一種「メタン」の排出量を、2020年比で少なくとも30%削減する取り組みについて、10月11日オンライン形式で開かれた閣僚級会合で、今回新たに日本を含む24カ国が加わり、メタン削減を公約した国・地域は30を超えた。
温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が掲げる温室効果ガス削減目標を達成するには、「メタン対策が近道」と訴え、10月末から始まる国際気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向けて協調を促した。
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日本 カンボジアに63億円余の円借款と16億円の無償資金協力
日本政府は10月11日、カンボジア政府との間で生活の質向上・産業振興のための63億3,600万円の円借款供与、およびデジタル分野推進のためなど計5件で合わせて16億円の無償資金協力すると発表した。
円借款の対象は「シェムリアップ上下水道拡張計画(第二期)」で、無償資金協力の内訳はデジタル分野推進に2件で7億5,000万円、材料試験機器の供与に2億5,000万円、職業訓練機器の供与に4億円、地雷原調査機器の供与に2億円。
シェムリアップ市の人口は近年急速に増加しているが、同市の給水率は25%程度にとどまり、深刻な水不足が発生している。このため同市における上水道設備の拡張を支援し安全かつ安定的な上水道事業の普及を図るもの。
法人税最低税率15% 国際課税ルールに136カ国・地域が合意
太平洋クロマグロ 22年度からの漁獲枠15%増で合意
燃料アンモニアで国際連携 40年代に火力発電実現目標
経済産業省は10月6日、燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料用アンモニアの利用拡大に向けて、官民で話し合う国際会議を初めて開いた。この初会合にはインドネシアやノルウェー、サウジアラビア、オーストラリアなどの閣僚や企業が参加した。
日本はアンモニアだけを用いる火力発電を2040年代に実現する目標を表明した。現在は石炭火力にアンモニアを混ぜてCO2排出量を抑える「混焼」の段階。これを2030年までにアンモニアのみを燃やす「専焼」に必要な技術を開発し、40年代の実用化を目指す。このほか、アンモニアを石炭に代わる脱炭素燃料として活用するため、供給網の構築を進める。
会議では、国際エネルギー機関がアンモニア発電についてまとめた分析を報告した。
ジェトロ 外国人留学生「オンライン合同企業説明会」10/4~
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、コロナ禍においても高度外国人人材を活用し、海外ビジネスの拡大を期する中堅・中小企業を支援するため、文部科学省、厚生労働省の共催を得て、「ジェトロオンライン合同企業説明会 2021秋」を10月4日より5日間開催する。国内最大級の規模となる企業と留学生等の高度外国人人材との出会いの場を提供する。
これには37都道府県120社の企業が参加する。10月4日から8日までの5日間の開催期間中、毎日25社の会社説明会のライブ配信を行い、日本全国の大学・大学院等の教育機関、外国人雇用サービスセンターとの連携により、留学生等1,500名程度の参加を見込んでいる。参加申込企業の内訳は、製造業が51%、EC・卸売業・小売業が17%、技術・サービス業が11%、建設業、情報通信業がそれぞれ約9%となっている。募集職種は技術職が59%に上っている。
日本の伝統・魅力を世界へ発信 ドバイ万博の日本館公開
メタン排出削減に参加 クアッド首脳会合で菅首相が表明
菅義偉首相は日米豪印(クアッド)の4カ国首脳会合において、気候変動の問題で米国のバイデン大統領が主導する温室効果ガスのメタン排出削減の取り組みに参加する意向を表明した。首脳共同声明で、天然ガス部門でのメタン削減に協力すると明記された。バイデン大統領は、メタンの世界における排出量を、2030年までに2020年比で少なくとも30%削減することを目標とする取り組みを始めると表明している。
メタンは家畜の飼育やごみの埋め立てなどで排出される気体。温室効果ガスで二酸化炭素(CO2)に次ぐ排出量を占め、CO2と比べ20倍以上の温室効果があるとされる。バイデン大統領は、10月末に始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向け、各国に協力を呼び掛けている。