関経連会長 万博前売り券「関西財界分460万枚にめど」 2024年7月19日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 関西経済連合会(関経連)の松本正義会長は7月17日、2025年万博での関西の経済界の前売りチケット購入について、企業から「460万枚の購入意向がある」と明らかにした。経済界全体で700万枚を負担する計画だが、このうち関西だけで480万〜500万枚を分担することを想定しており、これに一定のめどがついたとみられる。
万博パビリオン 自前建設「タイプA」60カ国→47カ国に 2024年7月15日アジア, アジア-国際交流つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博の実施主体、博覧会協会は7月12日、自前でパビリオンを建設する「タイプA」方式で参加する見通しの国が47カ国になったことを明らかにした。当初は60カ国が「タイプA」での参加を予定していたことから、10カ国あまりが当初予定を変更したことになる。 このほか、協会が建設を代行し、参加国が費用負担する「タイプX」で5カ国、協会が建設した建物を単独で借りる「タイプB」で17カ国、複数の国で借りる「タイプC」で92カ国・地域がそれぞれ参加する予定という。
大阪府 小中学生の万博無料招待「希望」80%, 不参加40校 2024年7月15日アジアつなぐfujishima 大阪府は、2025年万博に府内の小中学生や高校生などを学校単位で無料で招待することをめぐり、これまでにおよそ80%にあたる1,526校が参加を「希望する」としており、40校が不参加の意向を示し、275校が参加を「未定・検討中」としていることを明らかにした。今年5月末時点の意向調査と比べ、参加意向が増えた。 吉村知事は参加意向が増えたことを好感しながらも、参加するにしても「輸送手段などの現実的な課題もまだあるので、課題を今後さらに深堀りしていく」としている。
サントリーHD, ダイキン 25年万博水上ショー設備起工式 2024年7月12日アジアつなぐfujishima 2025年大阪・関西万博で「水と電気」をテーマに、サントリーホールディングスとダイキン工業の両社が行う大規模な水上ショーの舞台設備の起工式が7月8日、夢洲会場で行われた。起工式には両社の関係者などが出席し、工事の安全を祈った。 同ショーは会場に海水を引き込んでつくられるウォータープラザに、およそ8,800㎡の舞台と、高さ18mのオブジェ、およそ300基の噴水を配置することにしていて、設備は2025年1月に完成する予定という。同水上ショーは会期中、毎日日没後に2回開催する。
大阪メトロ 万博需要で地域と期間限定”オンデマンドバス” 2024年7月12日アジア, アジア-産業つなぐfujishima 大阪メトロは、2025年大阪・関西万博に向けた準備や開催に向けた準備や開催によって混雑が予想されることから、住民や集客施設への利便性を確保するため、地域と期間を限定して”オンデマンドバス”を運行することになった。運行するのは大阪城公園などを含む「森之宮エリア」が今年11月から2025年10月まで、大阪メトロ中央線の本町駅から大阪港駅の沿線の「西エリア」と「港エリア」が、2025年1月から10月まで。運行時間帯や運賃などはまだ決まっていない。 オンデマンドバスは決まった運行ルートがなく、利用者が乗りたい場所や時間をスマートフォンで指定することで、AI(人工知能)が自動でルートを設定するもの。
ピーチ 6期ぶり黒字 航空需要回復で設立以来 過去最高 2024年7月9日アジア, アジア-産業つなぐfujishima ANAホールディングス傘下の格安航空会社、ピーチ・アビエーションの2024年3月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比52.4%増の1,380億9,800万円で最終(当期)利益は228億8,400万円(前期は124億7,100万円の赤字)だった。2018年3月期以来の6期ぶりの黒字で、2011年設立の同社にとって過去最高の黒字を記録した。
万博 中国パビリオン建設工事現場でロープ切れ, 鋼材落下 2024年7月8日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博を運営する博覧会協会は7月5日、海外パビリオン建設中に起きた鋼材落下事故について、発生場所は中国パビリオンの建設現場だったと明らかにした。クレーン車での荷揚げ中に長さ10m、厚さ5mmの銅製鋼材8枚が3〜4mの高さから落下した。けが人はなかったものの、工事を中断している。
近畿の24年路線価 2年連続上昇 人流回復で1.8%上がる 2024年7月4日アジアつなぐfujishima 国税庁が今年1月1日時点で算定した2024年分の路線価によると、近畿2府4県の平均は前年比1.8%上がり、2年連続で上昇した。府県別の平均では大阪府が3.1%、京都府が2.4%、兵庫県が1.2%、滋賀県が0.2%それぞれ前年を上回った。一方、和歌山県が1%、奈良県が0.2%それぞれ前年を下回った。上昇の背景にはインバウンドの大幅増や、コロナ禍を経て人流が本格的に回復してきたことがある。
大阪・中之島「再生医療」の新拠点 6/29開業セレモニー 2024年7月2日アジア, アジア-産業つなぐfujishima 大阪市北区・中之島に創設された、iPS細胞を使った再生医療など最先端の医療を提供する新たな拠点「Nakanoshima Qross」が6月29日、いよいよ開業し、オープニングセレモニーが行われた。Nakanoshima Qrossは地上16階の建物に8つの医療機関のほか、ヒトのiPS細胞の製造や研究開発を行う企業など、合わせて41の団体が集積する最先端医療の拠点。 セレモニーはこの医療拠点を運営する一般財団法人の澤芳樹理事長はじめ、大阪府の吉村知事、元経済財政担当相で衆議院議員の甘利明氏らが臨席し、開業を祝った。
25年万博の大屋根リング 見学ツアー開始 高さ20mの迫力 2024年7月2日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 2025年大阪・関西万博の会場シンボルとなる木造の大屋根(リング)を見学できるツアーが6月30日、会場となる大阪市の人工島、夢洲(ゆめしま)で始まった。有料の一般向けと無料の中高生向けをそれぞれ実施した。見学ツアーは一般向けを博覧会協会が、中高生向けを大阪府・大阪市が主催。一体が世界最大級の木造建築物の、高さ最大約20mの大迫力を体感してもらった。 一般は先着順で、団体枠は10月までの全日程がわずか5分で売り切れ、個人枠と中高生向けの次回募集は7月1日から行われる。