オーストリア大使館は4月18日、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの基本デザインやコンセプトは維持しながら、一部見直し、縮小した新しい感性予想図を公開した。建設資材の高騰や人手不足を背景に建設工事が遅れているためで、レストランとイベントスペースを一体化し、内部の面積を当初予定の270㎡から220㎡に縮小した。
ただ、基本デザインやコンセプトはそのままで、「未来を作曲」のパビリオンテーマに沿って、建物の正面には高さおよそ12mの五線譜をイメージした螺旋(らせん)状の木造のオブジェが設置される。
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万博開幕まで1年を前に「大屋根リング」建設現場公開
2025年4月13日に開幕する大阪・関西万博までまもなく1年となるのを前に4月8日、会場のシンボルと位置付けられている巨大な木造建築物「大屋根リング」の建設現場が、報道陣に公開された。運営主体の博覧会協会幹部は全体の8割程度が完成し、今年9月下旬にはリング型につながり、工事が順調に進んでいることを強調した。屋上では幅およそ8mの歩道が設けられ、来場者が会場全体を眺めながら散策できるようになるという。
大屋根リングは1周およそ2km、高さは最大20mで、完成すれば世界最大級の木造建築物となり、会場のコンセプトの「多様でありながら、ひとつ」を表現するシンボルとして建設されている。大屋根リングを巡っては344億円の建設費について「高すぎる」といった声があがっているほか、万博閉幕後の活用方法などの課題が出てきている。