「アジア」カテゴリーアーカイブ

夏の甲子園 49代表出揃う 初出場6校 最多は北海の40回目

高校野球の地方大会は7月30日、東東京大会と大阪大会で決勝戦が行われ、夏の甲子園に出場する49代表校が出揃った。最多出場は南北海道代表の北海の40回目。初出場は東東京代表で春夏通じて初の共栄学園はじめ、東京学館新潟、浜松開誠館(静岡)、高知中央、鳥栖工(佐賀)、宮崎学園の6校。
夏3連覇を目指していた強豪校、大阪桐蔭は決勝戦で履正社に破れた。履正社の夏の大会出場は2019年以来4年ぶり5回目。

万博協会「プレハブ」建て売りを検討 海外パビリオン建設遅れで

日本国際博覧会協会(万博協会)が、万博への参加国・地域が費用を負担して建設するパビリオンの手続きが遅れている問題で、とくに準備が遅れている国・地域に対し、プレハブによる「建て売り方式」を検討していることが分かった。これは教会側が、工期が短いプレハブ工法で箱のような建物を建てて引き渡し、それぞれの国・地域が独自のパビリオンとして内外の装飾を施すことを提案するもの。建設費はこの方式を受け入れた国・地域に求める。
万博のパビリオンは参カ国・地域が自費で設計・建設する「タイプA」や、協会が建てた施設を引き渡す「タイプB」がある。遅れが目立つのは56カ国・地域の建設が見込まれているタイプA。開幕まであと1年8カ月余りだが、建設に必要な大阪市への許可申請があったのはわずか1件のみとなっている。

大阪・関西万博 経済界に前売券700万枚の購入呼び掛け検討

2025年の大阪・関西万博の実施主体、博覧会協会が、経済界に対して700万枚を目安に、前売券の購入を呼び掛ける計画を検討していることが分かった。博覧会協会としては安定した運営に繋げたい考えだが、企業側がどこまで応じるかが焦点だ。同万博では、運営費の多くが入場券の販売収入で賄われることになっており、同協会は開催中に来場が見込まれるおよそ2,800万人のうち、半数程度について前売券で対応する計画。

大阪メトロ 中期計画の設備投資額3,400億円へ増額, EVバス導入

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は7月27日、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画の改訂版を発表した。この骨子は①設備投資額を従来計画より1,200億円増やし、最大3,400億円とする②2025年の大阪・関西万博に向けて電気自動車(EV)バスを174台導入する③連結純利益を従来予想から21億円引き下げ350億円とする、営業収益を2023年3月期比68%増の3,100億円へと、従来予想から441億円下方修正した。このほか、大阪メトロは2027年度末までに全線の車両に防犯カメラを設置すると発表した。投資額は約33億円。

吉村知事 大阪万博成功へ全国都道府県知事に協力要請

大阪府の吉村洋文知事は7月25日、山梨県北杜市で開催された全国知事会会合で2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の成功に向けて全国の都道府県知事に協力を要請した。全国知事会議の「大阪・関西万博推進本部会合」で、「国家プロジェクトとしての万博の効果を全国に波及するために支援と協力をお願いしたい」と述べた。
会議では全国知事会が6月にまとめた大阪万博を地域活性化につなげるための提言を、オンラインで参加していた岡田直樹万博相に伝達した。

大阪・天神祭 100隻の船渡御, 3,000発の奉納花火が4年ぶり復活

大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭は本宮の7月25日、祭りのクライマックス、新型コロナウイルス禍で見送られていた「船渡御(ふなとぎょ)」や奉納花火が4年ぶりに再開、復活した。午後6時ごろから市内中心部を流れる大川を約100隻の船が行き交う伝統の神事、船渡御が営まれたほか、約3,000発の多彩な奉納花火が川面を照らし、夜空を彩った。

夏本番へ大阪・天神祭始まる 宵宮に堂島川で「鉾流神事」

大阪に夏本番を告げる大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭が7月24日、始まった。宵宮の同日は、市内中心部を流れる堂島川に白木の神鉾(かみほこ)を流す「鉾流(ほこながし)神事」が行われた。
天神祭の始まりは951年。鉾流神事で川に流した鉾が漂着したところに御神霊が休憩する斎場を設け、そこに御神霊を送り届けたことが船渡御(ふなとぎょ)の始まりという。

大阪・天神祭 4年ぶり80人の”ギャルみこし”でにぎわう

大阪・天神祭(7月24〜25日)を前に、女性だけで神輿(みこし)を担ぐ”ギャルみこし”が復活。7月23日、新型コロナウイルス禍前の2019年以来4年ぶりに大阪市北区・天神橋筋商店街などで行われ、威勢のいい掛け声とともににぎわった。1981年に始まり、今年で40回目。
みこしを担いだのは応募186人の中から面接審査などを経て選ばれた15〜33歳の80人。1基約200kgのみこし2基を、20人ずつ交代で、約4kmを練り歩いた。

関西6月アルバイト時給 前年比2.5%増の1,123円 飲食業など活況

リクルートのまとめによると、関西の6月のアルバイト募集時の平均時給は、飲食業などの人手不足を反映して、前年同月比2.5%増の1,123円だった。職種別にみると、増加率が最も高いのは飲食業で4.6%、次いで販売・サービス業の2.9%、医療、介護スタッフなどの専門職が2.8%と続いている。