大阪府羽曳野市のワイン醸造所が長年育ててきた醸造用ブドウが「大阪RN-1」として、農林水産省に品種登録された。これは仲村わいん工房(所在地:大阪府羽曳野市)が独自に交配を重ねたブドウで、現在赤ワインのブレンドなどに使用している。
皮の色が青黒く、ワインづくりに欠かせない酸味が完熟しても落ちないのが特長。ポリフェノールの一種、アントシアニンの含有量も多い。
樹木を管理する大阪府立環境農林水産総合研究所(所在地:大阪府羽曳野市)は、府独自の新品種と位置付け、地元産ワインの活性化につなげたい考え。日本経済新聞が報じた。
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経営統合 関西フードマーケット初決算 83億円黒字
今年2月、関西スーパーとイズミヤ、阪急オアシスの3つの屋号のスーパーを傘下に持つ、経営統合で誕生した「関西フードマーケット」が5月11日、今年3月までの1年間の決算を発表した。売上高は2,842億円、最終的な利益は83億円の黒字となった。
今期の業績見通しについて、売上高3,840億円、最終利益は38億円を見込む。同社の林勝克社長は、経営統合が出てくるにはもう少し時間がかかる。効果的な運営を進め、2年後には現在は止めている新規出店も考えていきたいとしている。
こうした一方で、資本金を現在の98億円余から1億円に大幅に減らす「減資」を行う方針。取り崩した資金を株主への配当などに充てるとしている。資本金が1億円以下になると、中小企業と見なされ、法人税が軽減されるなど、税制上の優遇措置をを受けられるようになる。