「空飛ぶクルマ」の大阪での実用化に向けて、ドローンとヘリコプターを同時に飛行させ、安全な運航管理の手順を確認する実証実験が2月14日、2025年大阪・関西万博会場となる大阪湾の夢洲上空で行われた。
実験は、大阪府の補助金を受けた民間企業など4社が行い、けが人を救出するために八尾空港から夢洲に向かうドクターヘリと、夢洲上空を遊覧飛行中の「空飛ぶクルマ」とがぶつかることがないよう、運航管理する手順を確認した。今後、様々な場面に応じた実証実験を重ね、大阪・関西万博で空飛ぶクルマの飛行を実現させたいとしている。
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自衛隊運営の大規模接種 大阪2つ目の会場開始1日2,500人に
大阪市 64歳以下の3回目接種前倒し 2/14から接種券発送へ
大阪天満宮の「梅まつり」 今年も盆栽などの展示のみ
学問の神様、菅原道真が梅をこよなく愛したことから、毎年この時期に開かれる、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)で春の訪れを告げる恒例の「梅まつり」が開催されている。例年は「梅酒大会」など様々な催しが開かれるが、今年は昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、梅の木の盆栽などの展示だけが開かれている。
境内ではおよそ60鉢が展示され、このうち樹齢およそ100年の「八重野梅」は、花びらが重なって咲くことからその名がつけられていて、訪れた人らは幾重にも重なった白い花に見入っていた。また、樹齢およそ80年の「古金欄」は荒々しい幹に鮮やかなピンク色の花が連なって咲き、その幹と可憐な花とのコントラストの妙で映える。「梅まつりは」2月28日まで。
大阪府 医療機関に独自協力金支給を発表 病床ひっ迫で
大阪知事「まん延防止」延長か「緊急事態宣言」2/14に判断
大阪市 コロナで増加の商店街の空き店舗にオフィスなど誘致
大阪市は今秋から、新型コロナウイルスの影響で空き店舗が増えている商店街に賑わいを取り戻そうと、空き店舗をオフィスなどとして借りたい人や企業と、店舗の所有者をつなぐ取り組みを開始する方向で調整を進めている。
不動産関連の業界団体の賃貸情報サイトに、大阪市内の商店街の空き店舗情報を掲載するサイトを新たに設けることにしている。飲食店や小売店中心だった商店街に、オフィスも増やすことで空洞化を防ぐとともに、ビジネス関係者など商店街を訪れる人を増やしていくのが狙い。取り組みに必要な経費を新年度、令和4年度の予算案に盛り込む。
大阪府内の商店街などでつくる団体が、2021年11月にまとめたアンケート調査によると、新型コロナで商店街の空き店舗が全体でおよそ2割増加している。
国の大規模接種 2/14から大阪会場を2カ所体制に 1日2,500人
近畿の1月倒産13%減の123件 コロナ禍債務で今後継続断念も
帝国データバンク大阪支社のまとめによると、近畿2府4県の1月の倒産件数は、前年同月比13%減の123件にとどまった。これは新型コロナウイルス関連融資などが下支えとなっているため。負債総額も同71%減の94億8,100万円で、1月としてはバブル期の1991年以降で最少だった。倒産件数が前年を下回るのは8カ月連続。業種別ではサービス業が47件で最多だったが、8%減った。
ただ、今後について、帝国データバンクは厳しさを指摘している。公的支援が徐々に減少する中、コロナ禍で急場しのぎの不本意な形で増加した債務を抱え、事業継続を諦める中小企業が増加するとみている。4月以降倒産企業が増える可能性が高いとしている。
大阪府「医療非常事態宣言」発出へ 医療提供体制ひっ迫で
大阪府の吉村知事は2月8日、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染急拡大による医療提供体制のひっ迫を受けて、「医療非常事態宣言」を発出すると語った。
大阪府では新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が連日1万人を超えている。その結果、2月7日時点の軽症・中等症病床の使用率が103.5%と、第6波で初めて100%を超えた。基礎疾患のある軽症・中等症患者を含めた実質の重症病床の使用率は2月7日時点で25.7%となっていて、府は7日、医療機関に対して非常事態を示す「フェーズ4」に移行するよう要請した。フェーズ4では、不急の入院や手術を延期するなど一般医療を一部制限し、患者の受け入れ体制を確保することが求められる。