大阪税関のまとめによると、2021年の関西2府4県の輸出額は前年比21%増の18兆6,025億円となり、3年ぶりにプラスに転じるとともに、これまでで最多だった2018を上回り、比較できる1978年以降で最高となった。
台湾向けを中心にスマートフォンや自動車に使われる半導体などの電子部品の輸出が大きく増えたほか、米国の堅調な住宅需要を背景に建設用機械などが増加しており、これらの輸出額が過去最高となった。
一方、2021年の輸入額は前年比17.8%増の15兆4,670億円となった。天然ガスの値上がりなどを背景に3年ぶりにプラスに転じた。
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万博会場・夢洲への延伸費 当初より129億円増 地盤の沈下で
2025年大阪・関西万博の会場となる人工島・夢洲(ゆめしま、所在地:大阪市此花区)に新駅を建設するための大阪メトロ中央線の延伸事業費が、当初の予定より129億円膨らむことが分かった。地盤が想定以上に沈下しているため、追加の地中障害物の撤去に17億円、大勢の来場者を受け入れるための駅舎の強化に24億円、誘致予定の統合型リゾート(IR)で使用する際の出入り口の通路の拡幅に9億円などが必要になったとしている。
市は延伸事業費を540億円と試算していたが、これらが必要になると合わせて延伸事業費は669億円に上る。市は追加分の大半を負担する方針だ。大阪府と大阪市は地下鉄中央線を対岸の咲洲(さきしま)にある「コスモスクエア駅」から延伸し、万博開幕までに夢洲に新駅を建設することを目指す。