上方落語を代表する落語家でテレビやラジオでも幅広く活躍した笑福亭仁鶴さん(本名・岡本武士)が8月17日、骨髄異形成症候群のため大阪府内の自宅で亡くなった。84歳だった。仁鶴さんが特別顧問を務める吉本興業が20日、明らかにした。葬儀は親族で執り行った。
仁鶴さんは昭和、平成、令和と多くのファンに愛された。30~50代ごろはテレビ・ラジオに出演。深夜ラジオのリスナーからの、はがきを読む際に発した”どんなんかなー”などのフレーズがブームとなり、一時は全国区のアイドル的人気を博した。
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大阪府 デパート地下食料品売り場入場者半分以下に要請
大阪府は8月18日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、酒類を提供する飲食店などへの休業要請をはじめとした従来の措置に加え、デパート各社に対し地下の食料品売り場への入場者を、通常の半分以下にするよう要請するなどの新たな措置を決めた。政府が大阪などに出されている緊急事態宣言について、8月20日から兵庫や京都などを追加したうえで、期限を9月12日まで延長することを受けたもの。
吉村知事は「大阪の感染状況は、1日の感染者数が連日過去最多を更新するなど非常に厳しい。今後も感染が拡大していく可能性は高く、感染者数そのものを減らすことと、早期の治療介入で重症化を防ぐことを最後までやっていくことが重要だ」としている。
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大阪府で過去最多の2,296人の感染確認 初の2,000人超
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大阪空襲 遺族の戦争体験・戦後活動の報告書公表
大阪空襲被災者運動資料研究会は8月12日、太平洋戦争末期の大阪への空襲で家族を亡くした人の体験や戦後の遺族会の活動などをまとめた報告書を公表した。
空襲で家族を亡くした人たちが戦後、大阪市内の寺院を回ったり、遺族に聞き取り調査をしたりして、空襲の犠牲者6,000人余りの名簿をまとめた経緯や、遺族の会で発行した会報などの資料がまとめられている。
報告書は今後、大阪府内の図書館や平和資料館の「ピースおおさか」などで公開されることになっている。
同会の梶山篤夫代表は「戦後76年になり、戦争を体験した人が証言できなくなっていく。戦争体験や戦後の活動の記憶を失わないよう、記録として次の時代に残していきたい「と話している。