タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は11月29日、等温核酸増幅法による遺伝子の迅速検出が可能な試薬(研究用)を、12月18日より販売すると発表した。ウイルスや細菌の検査で広く用いられているPCR法が、結果が得られるまでに一般的に1時間以上要するのに比べ、この等温核酸増幅法では15〜30分間で結果が得られるという。DNA、RNAいずれも検出可能。希望小売価格は100回分で5万円、500回分で20万円(いずれも税別)。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
ホンダ 電動二輪 30年の年間世界販売400万台 10年で5,000億円投資
ホンダは11月29日、2030年に向けた電動二輪事業の販売・投資計画を発表した。この要点は①2030年のグローバルでの電動二輪車の販売台数を2022年に公表した350万台から50万台増やし400万台とする②2030年までにグローバルで電動モデルを30機種投入する③コストダウンの取り組みを加速させ、現行の車体コストから50%削減する④2021年から2025年までの5年間で1,000億円、2026年から2030年までの5年間で4,000億円、10年間で合計約5,000億円の投資を計画⑤2030年に二輪事業全体では営業利益率10%以上、電動二輪事業単独では5%以上、2030年以降は二輪事業全体、電動二輪事業ともに10%以上を目指す。
トヨタ 10月の世界生産17%増の90万台 海外生産は過去最高
センコーG HD アパレルと協働 一体物流活用の資源循環事業
センコーグループホールディングス(本社:東京都江東区)は11月29日、大手アパレル3社と協働、12月1日から本格的に廃プラスチックの回収・再生する資源循環事業に本格的に乗り出すと発表した。
同社はこのため8月1日からグループの一体物流輸送網を活用し、効率的に廃プラスチックを回収し、再生する資源循環プラットフォームの実証事業を約4カ月間にわたり実施。この結果、推進した枠組みで事業としての採算性が確保できることを確認できたとしている。
協力するアパレル企業はオンワード樫山(本社:東京地中央区)、三陽商会(本社:東京都新宿区)、シップス(本社:東京都中央区)。参加企業はセンコー商事(本社:東京都江東区)、東京納品代行(本社:千葉県市川市)、アクロストランスポート(本社:東京都江東区)、テラレム(本社:東京都中央区)、豊通ケミプラス、ナクシス(本社:東京都渋谷区)など。回収対象は納品時のハンガーカバー、ニット・カットソーなど包装プラスチック(透明PE)。
10月の工作機械受注 中国向けは37%減 前年割れは10カ月連続
JR西日本 3年間で17路線・30区間で237億8,000万円の赤字
シャープとファーウェイ グローバルな特許ライセンス契約締結
日本生命 ニチイHDを2,100億円で買収へ 介護参入で収益源多角化
東芝 コバルト不使用のリチウムイオン新型電池 28年実用化めざす
住友林業 ジャカルタ近郊で太陽光パネル標準搭載 戸建住宅分譲事業
住友林業(本社:東京都千代田区)は11月27日、インドネシア首都圏ボゴール市で太陽光パネル標準搭載の戸建分譲住宅を販売すると発表した。現地不動産開発会社PT Olympic Bangun Persada(以下、OBP社)と協業し、販売総戸数151戸の予定。同物件の敷地綿先は3万1,857㎡、鉄筋コンクリートラーメン造・2階建て、2024年8月販売・同12月着工、竣工は2025年の予定。
日本企業が同国で戸建分譲住宅で太陽光パネルを標準搭載するのは初めて。同社が海外戸建分譲住宅販売で太陽光パネルを標準搭載するのも初めて。
同社はこれまで同国で①ジャカルタ近郊ブカシ市②スラウェシ島マカッサル市③ジャカルタ近郊デポック市ーの戸建分譲住宅を手掛けており、今回が第4弾となる。