アメリカンフットボールの全日本大学選手権の決勝、第79回甲子園ボウルは12月15日、甲子園球場で関西、関東両リーグ1位同士の立命館大学と法政大学との間で争われた。立命館大学が法政大学を45−35で下し、9年ぶり9度目の優勝を果たした。法政大は一時は3点差まで迫ったが及ばず、18年ぶりの優勝を逃した。
甲子園ボウル最優秀選手に立命大の山崎大、敢闘選手に法政大の谷口が選ばれた。山崎大は年間最優秀選手に贈られるミルズ杯も獲得した。
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韓国 尹大統領弾劾案 可決 憲法裁へ 首相が大統領代行
韓国国会(定数300)12月14日の本会議で、3日夜に戒厳令を宣布した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対して野党6党が提出した2回目の弾劾訴追案を可決した。保守系与党、国民の力(108議席)から少なくとも12人が賛成に回ったとみられる。この結果、前政権時、滞っていた日韓関係の改善を主導した尹氏は、任期を約2年半残して職務停止となった。これに伴い、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が大統領代行となった。
180日以内に憲法裁判所で弾劾審判が行われる。尹氏が罷免されれば60日以内に大統領選挙が実施される。大統領の弾劾訴追案の可決は、2004年3月の盧武鉉(ノ・ムヒョン)、2016年12月の朴槿恵(パク・クネ)両大統領以来、3人目。
福岡高裁 同性婚認めぬ規定「違憲」控訴審3例目
福岡高裁は12月13日、福岡市と熊本市の同性カップル3組6人が、同性婚を認めない民法と戸籍法の規定は憲法違反だとして、国に1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、規定を「違憲」とする判決を言い渡した。
岡田健裁判長は「法の下の平等」を保障する憲法14条1項、個人の尊厳と両性の平等に立脚した婚姻や家族に関する法整備を求める24条2項、幸福追求権を定める13条に反すると判断した。同種訴訟を巡って13条違反が認定されたのは初めて。国への賠償請求については、1審・福岡地裁と同様に認めず、原告側の控訴を棄却した。
訴訟は2019年以降、全国5地裁で計6件起こされ、高裁判決は違憲と判断した札幌、東京に続いて3件目。地裁段階では違憲が2件、違憲状態が3件、合憲が1件と判断が分かれていた。