競馬の3歳馬クラシック3冠レースの第2弾、第91回日本ダービー(東京優駿、G1、2400m芝、18頭出走、うち1頭取り消し)は5月26日、東京都府中市の東京競馬場で行われた。9番人気の伏兵、ダノンデサイル(横山典弘騎乗)が2分24秒3で優勝、G1初勝利を飾るとともに、1着賞金3億円を獲得した。横山騎手はこのレース3勝目で、56歳での勝利は最高齢での制覇記録となった。安田翔伍調教師は中央G1初勝利。ダノンデサイルの単勝は4,660円だった。
このレース、3、4番手の好位内側につけたダノンデサイルは、最後の直線、残り300m付近で最内から先頭に躍り出ると、確かな末脚を繰り出し、ゴールを突き抜けた。2馬身差の2着には皐月賞場で1番人気に支持されていたジャスティンミラノ、さらに1馬身1/4差の3着に7番人気のシンエンペラーが入った。牝馬史上4頭目の栄冠を目指したレガレイラは5着に終わった。
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クマ狩猟 市街地でも可能に 環境省が法改正方針
環境省の専門家検討会は5月23日、2023年度に過去最多の人的被害が出たクマ対策について、一定の条件下で市街地での銃猟が可能となるよう鳥獣保護管理法の改正を柱とする対応方針案を議論した。その結果、法改正を目指す見通しとなった。検討会は夏ごろに方針として正式に取りまとめる予定。
環境省によると、現行法ではクマが市街地に現れた場合、ハンターらが銃猟できるのは警察官が警察官職務執行法に基づき命じた場合などに限られている。このため、クマによる人的被害の恐れが生じている場合、特例的に市街地での銃猟を認めるべきだとしている。
全国に広がる2023年度のクマに人的被害は、把握できる2006年度以降で最多の198件、219人に上っている。
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改正育児・介護休業法成立 子どもの対象年齢を拡充支援
育児と仕事の両立を支援するため、これまで子どもが3歳になるまでが中心だった措置を拡充することを盛り込んだ改正育児・介護休業法などが5月24日、参院本会議で与野党の賛成多数で可決、成立した。2025年4月以降、順次施行する。
改正育児・介護休業法は、新たに企業に対し①残業の免除対象を3歳から小学校に入学するまでの子どもを持つ親にも広げる②3歳から小学校に入学するまでの子どもを持つ親を対象に、短時間勤務制度や始業時間の変更、テレワーク、時間単位で取得できる休暇の付与など、複数の制度の中から2つ以上を設けることを義務付ける③子どもの「看護休暇」の取得を、感染症に伴う学級閉鎖や、入学式など行事への参加もできるようにし、対象を小学3年生まで広げる④男性の育児休業の取得状況の公表義務を、これまでの「従業員が1,000人を超える企業」から「300人を超える企業」に広げるとともに、目標設定を100人を超えるすべての企業に義務付けるーとしている。
一方、介護との両立をめぐっては、支援制度を利用せずに離職に至るケースが多いことから、企業に対し①家族の介護が必要となった従業員に介護休業等の制度を周知し、取得の意向を確認する②介護に直面していない従業員にも早めに制度を周知することを義務付けるーとしている。