厚生労働省が8月29日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍と前月から0.01ポイント低下した。求職者が増える一方、求人数は横ばいで3カ月連続で前月を下回った。
一方、総務省が同日発表した7月の完全失業率は2.7%だった。前月から0.2ポイント上昇した。失業率の上昇は4カ月ぶり。完全失業者数は183万人と前年同月比で4.0%増えた。就業者数は6,772万人で前年同月に比べ0.3%伸び、12カ月連続の増加となった。
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京大 iPS細胞活用し難病の筋ジストロフィー治療に新技術
京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津准教授らの研究グループは、難病の筋ジストロフィーの患者からiPS才能をつくり、遺伝子を操作できる新しい技術を使って、病気の原因となる異常を取り除いて正常な細胞をつくることに成功したと発表した。
遺伝子変異の場所が異なる3人の筋ジストロフィー患者からiPS細胞をつくり、ゲノム編集と呼ばれる遺伝子操作の中でも、国内で開発された新しい手法を使って、3人のそれぞれ病気の原因となる異常な細胞を取り除くことに成功したという。このiPS細胞を筋肉の細胞に変化させて調べたところ、機能が正常になったことを確認できた。研究グループは今後、新しい治療法の開発につなげたいとしている。