「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

25年万博会場のシンボル”リング”8/21にもつながる見通し

2025年万博の会場のシンボルとして、344億円をかけて建設が進められている「大屋根リング」が8月8日、床や梁などの構造部分が繋がり、21日にもリングとして1周が繋がる見通しとなった。1周およそ2km、外側の高さが20m、完成すれば世界最大級の木造建築物となる予定。博覧会協会は当初計画では9月下旬としていたが、1カ月前倒しの完成となる。

卓球男子団体 3位決定戦で仏に2−3で敗れメダル逃す

パリオリンピック第15日の8月9日行われた卓球男子団体の3位決定戦で、日本はフランスに2−3で競り負け、リオデジャネイロ、東京に続く3大会連続のメダル獲得を逃した。
日本は序盤、ダブルスの戸上隼輔、篠塚大登組、シングルスの張本智和がいずれも敗れ、0−2の苦しい展開。その後に戸上、張本が連勝してタイとしたが、開催国フランスの会場全体の盛大な応援に遭い、流れは変えられず、最後の篠塚が大接戦を演じたが敗れた。

新種目ブレイキン女子 湯浅亜実が初代女王に輝く

パリオリンピックのブレイキン女子決勝が8月10日、コンコルド広場で行われ、日本の湯浅亜実、ダンサーネーム・AMI(25)が金メダルを獲得した。今大会から追加協議となった新種目ブレイキンで初代女王に輝いた。
AMIは予選を3戦全勝で通過。準々決勝、準決勝も危なげなく勝ち上がった。合計3ラウンドで争われる決勝でも、相手のリトアニアのNICKA(17)に3−0で完勝した。AMIは2019年、2022年の世界選手権を制覇している。

レスリングフリー57㌔級女子で櫻井つぐみ, 男子樋口黎が金

パリオリンピック、レスリング女子フリースタイル57キロ級決勝戦が8月9日、シャン・ド・マルス・アリーナで行われた。女子は世界ランキング1位の櫻井つぐみがモルドバのアナスタシア・ニキータを6−0で破って優勝。初出場のオリンピックで金メダルを獲得した。
また、男子フリースタイル57キロ級で樋口黎が米国のスペンサー・リチャード・リーに4−2で競り勝ち、金メダルを獲得した。男子の最軽量級で日本選手が金メダルを獲得するのは、ソウル大会以来36年ぶり。

長崎79回目「原爆の日」鎮魂の祈り, 核廃絶に向け”舵”を

長崎は8月9日、79回目の「原爆の日」を迎えた。爆心地に近い平和公園では同日午前10時45分から、長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(平和祈念式典)が開かれた。この1年間に亡くなった被爆者など3,200人の名前が書き加えられた19万8,785人の原爆死没者名簿が「奉安箱」に納められた。
鈴木史朗市長は平和宣言で、核保有国と”核の傘”の下にある国に対し、核廃絶に向けて舵(かじ)を切るよう求めた。原爆が投下された午前11時2分には、式典参加者らが平和の鐘を合図に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。

日本 タジキスタンとの「特定技能」外国人材で協力の覚書

外務省は8月9日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで8日、日本政府とタジキスタン政府との間で在留資格「特定技能」を有する外国人材に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書に署名したと発表した。(法務省、厚生労働省および警察庁代表者が5日、署名済み)
この協力覚書は、両国が一定の専門性・技能を有する人材(特定技能外国人)の円滑かつ適正な送り出し・受け入れの確保(とくに悪質な仲介機関の排除)および特定技能外国人の日本国内での在留に関する問題解決等のための情報連携および協議の基本的枠組みを定めるもの。