「タイ」カテゴリーアーカイブ

ユナイテッドアローズ 6月中旬バンコクにタイ1号店

ユナイテッドアローズ(本社:東京都渋谷区)はこのほど、グローバル展開拡大の一環として6月中旬にタイ・バンコク都心部の商業施設「エムスフィア」にタイ1号店を出店すると発表した。新店舗「ユナイテッドアローズ エムスフィア」はフランチャイズ店で、店舗面積は195㎡。

JR東日本 タイ国鉄へ中古車両キハ40・48形 計20両を譲渡

JR東日本は4月3日、秋田総合車両センターに所属していた中古車両、キハ40形およびキハ48形合計20両を3月27日、タイ国鉄(SRT)へ譲渡したと発表した。タイ国鉄への車両譲渡は同社としては初めて。今後も引き続きタイ国鉄との関係強化および事業機会拡大を目指す。
公益財団法人東日本鉄道文化財団では、1993年からアジア諸国の鉄道業に従事する若手幹部候補生を対象とした「JR Eastフェローシップ研修」を実施。これまでに計49名のタイ国鉄職員を

世銀 タイの成長率見通しを下方修正 24年2.8% 25年3% 

世界銀行は3月31日に発表した東アジア・大洋州地域経済報告2024年4月版で2024年のタイの国内総生産GDP成長率見通しを、昨年10月時点の3.5%から2.8%へ下方修正した。2025年は3%を見込む。その他の東南アジア諸国の2024年GDP成長見通しはインドネシア4.9%、マレーシア4.3%、フィリピン5.8%、ベトナム5.5%、カンボジア5.8%、ラオス4%、ミャンマー1.3%。

ソニー タイの半導体工場新棟稼働 2,000人の雇用創出

ソニーセミコンダクタソリューションズは3月28日、タイ法人でイメージセンサー(画像センサー)の後工程などを手掛けるソニーデバイステクノロジー(タイランド)が、新工場の竣工式を執り行ったと発表した。ソニーデバイステクノロジー(タイランド)は、タイ中部パトゥムタニ県バンガディ工業団地の半導体工場に新棟「4号棟」を建設し、2月から生産ラインを稼働している。主な生産品目は車載用イメージセンサー、ディスプレイデバイス、データセンター向け半導体レーザー。
敷地内ではすでにスマートフォン向けの半導体施設があるが、ここを拡張する形で新工場(新棟)を整備したもの。今後、約2,000人の雇用創出を見込む。

東京交響楽団がタイ・バンコクで演奏会 名曲次々と披露

日本を代表するオーケストラの一つ、東京交響楽団が3月22日、タイの首都バンコクで特別演奏会を開いた。これは、東南アジアで音楽を通じた交流を行う「アジア・プロジェクト」の一環で、タイを拠点に展開する。演奏会では国内外で活躍する大友直人さんが指揮者を務め、シベリウスの「バイオリン協奏曲」などクラシックの名曲を次々と披露した。東京交響楽団は2024年2月、タイの交響楽団や大学との協力協定を結んでいる。

JR夜行急行「はまなす」車両 改装されタイで観光列車に

JR北海道で役目を終えた夜行急行列車「はまなす」車両が、タイ国鉄で全面改装され「ロイヤル・ブロッサム」と名付けられ、豪華な観光列車に生まれ変わった。今後、タイ国鉄が各地の観光地を巡るツアーに活用される。車内は明るい色の木材を使って和風の雰囲気を醸し出されている。高級感あふれる内装も特徴で、柔らかな生地を使ったソファ、シートも座り心地のよさをうかがわせる。はまなすは、北海道新幹線が開業する前、札幌と青森間で夜行急行として運行されていた。

大阪・関西万博 タイのパビリオンテーマは「免疫力」

大阪・関西万博に出展するタイは3月13日、保健省のチョンナン・シーケオ大臣などの出席のもと、大阪市内でパビリオンの概要を発表した。テーマは「免疫力」。
タイの伝統行事や食文化、生活様式から生まれた医療や公衆衛生の進化の過程などを紹介する。館内では、免疫力を高める食品の試食もできるようにするという。パビリオンは特徴的な形の木造の屋根が設けられ、建物の前には繁栄と長寿の象徴でもある木製のゾウのモニュメントが置かれる。

タイ2月乗用車BEV新規登録台数 前月比60.3%減

タイの2月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比15.9%減、前月比60.3%減の6,335台と急減した。これはタイ運輸省陸上運送局(DLT)のデータをもとに、日本貿易振興機構(ジェトロ)が集計したもの。
主な内訳は乗用車が前年同月比33.5%減、前月比73.3%減の3,628台と大きく落ち込んだ。一方、二輪車は前年同月比40.4%増、前月比14.8%増の2,587台と増加した。ハイブリッド電気自動車(HEV)は51.4%増の1万1,991台(乗用車1万1,966台、二輪車25台)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)は28.4%減の894台(乗用車のみ)だった。
なお、BEV(乗用車)の2月の新規登録台数で、中国メーカー8社を合わせるとシェア68.8%を占めている。

米テスラ タイに進出, 生産施設建設で現地政府と協議

ロイター通信などによると、米電気自動車(EV)大手テスラが、タイ政府とEVや車載電池などの生産施設建設に向けて、競技していることが3月6日、分かった。タイはEV産業を成長戦略の柱と位置付けている。テスラの誘致が実現すれば、東南アジアにおけるEVの生産・輸出の拠点化が一段と進む見通し。

在留中国人が多い国トップはタイ 日本は10位 増える移住

米投資情報サイト「インサイダーモンキー」のまとめによると、中国人の国外移住状況が明らかになった。その結果、世界で最も多い在留中国人の多い国はタイで、約930万人に上った。米ブルームバーグ通信が報じた。これは世界各国の入国管理資料などを調査し、富裕層の移住者、企業や政府機関の駐在員を含むすべての在留中国人数をまとめたもの。
タイは中国人の流入が顕著で、タイの不動産や経済活動に大きな影響を与えている。中国人にタイが人気の要因として①ビジネスチャンス②文化的親和性③投資の可能性ーを挙げている。タイの人口は2022年統計で6,600万人。すでに7人に1人が中国人となっている。
2位はマレーシアで在留中国人は688万4,800人。マレーシアの華人コミュニティは同国の経済界を支配し、株式所有率は1969年の22.8%から1990年には45.5%へ倍増。現在も富裕層の多くは華人系。3位は米国で502万5,817人、4位はインドネシアで283万2,510人、5位はカナダで179万9,195人、6位はミャンマーで172万5,794人、7位はオーストラリアで139万639人、8位はフィリピンで127万3,125人、9位は韓国で107万566人、10位は日本で92万2,000人だった。
11位はベトナムで74万9,466人、12位はフランスで約60万人、13位は英国で48万8,847人、14位はシンガポールで45万481人、15位はブラジル約25万人、16位はニュージーランドで24万7,770となっている。