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米 中南米出身移民53万人の在留資格取り消し, 強制送還

米国土安全保障省は3月21日、前バイデン政権時に入国した中南米4カ国の出身者約53万人の在留資格を取り消し、数週間以内に出国させると発表した。これは、トランプ大統領が打ち出している米国史上最大の強制送還キャンペーンの一環で、今回の措置はバイデン前大統領が2022年10月に開始し、2023年1月に拡大したプログラムに基づいて入国したキューバ人、ハイチ人、ニカラグア人、ベネズエラ人約53万2,000人が対象になる。彼らの在留資格は4月24日に剥奪される。

ニプロ タイ子会社で血管留置針の製造自動化設備 追加導入

ニプロ(本社:大阪府摂津市)は3月21日。医療機器製造子会社、ニプロタイランドコーポレーション(所在地:タイ・アユタヤ県)で、血管留置針の製造自動化設備を追加導入したと発表した。
このほか、同社は海外の製造子会社、ニプロメディカルLTDA(所在地:ブラジル・サンパウロ州)および、PT.ニプロインドネシアJAYA(所在地:インドネシア・西ジャワ州)でも、設備の追加導入を予定している。追加導入するのは同社の生産技術センターがk始発したもので、血管留置針の自動組立・自動検査を行うことができる。東南アジアや新興国で血管留置針の需要が継続的に増加しており、さらなる生産力増強が求められているという。

津波から「避難困難地域」585地区, 人口は23万人超え

読売新聞が行った市町村へのアンケート調査によると、津波から逃げ遅れる恐れがある「避難困難地域」は全国に少なくとも585地区あり、住民は23万人超に上ることが分かった。日本海溝・千島海溝地震、南海トラフ地震の津波が懸念される地域でで多く、数万人規模に上る自治体もある。調査中や未調査の自治体も2割弱あり、実際いはさらに多いとみられる。
総務省消防庁によると、避難困難地域は、想定される最大級の津波から安全な場所に逃げるのが難しい地域。避難困難地域は25道府県79市町(675市町村の約12%)に計585地区あり、人口は計約23万3,000人に上った。

大の里 3度目V 高安との決定戦制す 大相撲春場所

大相撲春場所は3月23日、大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)で千秋楽を迎え東大関の大の里(24)(本名・中村泰輝、石川県津幡町出身、二所の出来部屋)が、12勝3敗で3場所ぶり3度目の優勝を果たした。大関では3場所目での初優勝となった。5月の夏場所で横綱昇進に挑む。
本割の結びの一番で大関琴櫻を破り、3敗で並んだ元大関で平幕の高安(35)との優勝決定戦を送り出しで制した。

文久遣欧使節団がマルタに贈呈した友好の甲冑が里帰り

徳川幕府の文久遣欧使節団が1862年、マルタ島を訪れた際、歓迎への返礼として贈呈した江戸時代の甲冑3点が修復を終わり3月22日、将軍家ゆかりの光雲寺(所在地:京都市左京区)で披露された。このうち1点は、大阪・関西万博でマルタのパビリオンに、家老級が身につける鉄製の高級甲冑として展示される。この甲冑は2015年、同国の武器庫で見つかったが、劣化などで約8割が欠損しており、京都美術品修復所(所在地:京都市上京区)に依頼。1年半かけて修復された。今年は、日本とマルタとの国交樹立60年にあたる。

トランプ高関税政策で世界経済に暗雲 FRBも政策修正必至

トランプ米大統領が自国第一主義の名の下、乱発する高関税政策で、米国経済だけでなく世界経済の先行きが、不確実性の暗雲に覆われてきた。米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を年4.25〜4.50%に据え置くことを決めた。年内の利下げは、通常の利下げ幅で2回になるとの見通しを示した。そして昨年12月時点から、成長率の見通しを下方修正する一方、物価は上振れすると予測した。
パウエル議長は、高関税政策によって「不確実性が異常なほどに高まっている」と指摘している。1強とも称されてきた米国経済も、トランプ政権の経済政策で一変している。FRBも政策運営の修正必至の情勢となっている。物価高と景気後退が同時に進行するスタグフレーションが懸念されている。米国が景気後退に陥れば、世界に影響が波及しかねない。
高関税政策策はインフレを加速させるほか、報復関税の応酬によって貿易戦争を招く。全世界の為政者やリーダーにとって迷惑千万なことだ。世界経済の先行きは、いまや独善的で、頑固な一人の老人の手に委ねられ、暗雲に晒されているのだ。
トランプ氏と同じ目線で、高関税政策のリスクをきちんと、諄々と諭せる人物は、米国にはいないのか?いや、諭しても聞く耳を持たないか?それが米国の”ご都合主義の民主主義”の実態だ。となれば、もはや手の施しようがない。

岩谷産業 国内初の水素旅客船「まほろば」披露式典

岩谷産業は3月21日、大阪市此花区で大阪・関西万博の会期中に運航する水素燃料電池船「まほろば」の披露式典を開いた。船は会期中、大阪d市中心部の中之島から、ユニバーサルシティポート(大阪市此花区)を経由し、万博会場の夢洲(同)まで約1時間で運航する。水素タンクを備え、酸素と化学反応させることで発電して動く。航行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない国内初の旅客船。

個人金融資産 最高の2,230兆円 8四半期連続で増加 日銀

日本銀行が3月21日発表した2024年10〜12月期の資金循環統計(速報)によると、個人(家計部門)が2024年12月末時点で保有する金融資産の合計は、過去最高の2,230兆円となった。金融資産の残高は前年同期比4.0%増で、8四半期連続で増加した。新NISA(少額投資非課税制度)の口座増で、投資信託の残高が増えた影響が大きい。

古事記 編纂者・太安萬侶の墓誌, 伎楽面など国宝に 文化審

文化審議会は3月21日、古事記の編纂者、太安萬侶(おおのやすまろ)の墓誌(奈良時代、国所有)、中国由来の音楽劇・伎楽で使われた仮面「伎楽面」(飛鳥〜奈良時代、国立文化財機構所有)など4件を国宝に指定するよう文部科学相に答申した。
「太安萬侶銅板墓誌」は奈良市で出土した墓で見つかった。太安萬侶の居住地、位階、氏名、没年月日など41字が銅の薄板に刻まれ、続日本紀に記された事跡を裏付けた。古代史の根本文献、古事記の編纂者の実在を証明する一級資料と評された。
伎楽面は、木造28面と乾漆3面の計31面で、明治時代に法隆寺から皇室に納められた。能などを含む仮面文化の分野では初の国宝指定となる。

ネットカジノ 決済代行業者らの取り締まり, 摘発強化

政府は3月21日、オンラインカジノの違法利用への対応を初めて盛り込んだ「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」を閣議決定した。海外の家事サイトと連携する「決済代行業者」の存在が違法路用の拡大を助長していると判断。国内利用者の賭け金を仲介する「決済代行業者」らの取り締まり強化などを通じ、違法利用の撲滅につなげたい考えだ。