厚生労働省によると、全国の医療機関での正常分娩による2024年度の出産費用が平均52万円で、前年度から約1万3,000円増えた。物価高などを背景に上昇が続き、子どもを産んだ人に公的医療保険から支給される出産育児一時金(原則50万円)を上回った。
都道府県別にみると、東京の約64万8,000円が最も高く、熊本の約40万4,200円が最も低かった。費用が出産育児一時金を上回るケースが6割を超えた。
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退職代行サービス 6割が民間, 弁護士運営は3割止まり
帝国データバンクの調べによると、本人に代わって退職したい意思を勤務会社に伝える「退職代行サービス」を展開する事業会社が、全国に少なくとも52法人あることが分かった。このうち約6割が株式会社など民間経営によるもので、法律を専門とする弁護士法人による運営は3割強にとどまった。弁護士法人による料金は約4万4,700円、民間経営による料金は約2万2,500円だった。
同サービスを巡っては、警視庁が10月22日、退職代行サービス大手の「モームリ」を運営するアルバトロス(本社:東京都品川区)に、無資格で顧客を弁護士に紹介し、報酬を得ていた疑いがあるとして、家宅捜索に入っている。
民間経営の代行サービスの多くは弁護士による慣習があるものの、弁護士法が禁じる斡旋の非弁行為にあたる、退職代行業務の”グレーゾーン”に改めて焦点があてられている。
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万博パビリオンの工事費未払い十数億円, 影響広がる
表面上は大盛況に終わった大阪・関西万博だが、忘れてはならない問題点の一つが工事代金の「未払い問題」だ。交渉が一向に進まず、なお解決していない。
日本国際博覧会協会(万博協会)によると、9月までに11カ国のパビリオンの下請け業者から未払いの相談があった。大半は元請けが外資系企業で、元請けと下請け、下請け同士でトラブルが起きている。未払いを訴える下請け業者らでつくる「被害者の会」の集計では、今回の工事代金の未払いにより、支払いに影響が出ている業者は30社以上あり、幅広く影響が広がっている。未払い総額は十数億円に上り、全面解決のめどは全く立っていない。
万博協会は、何とか第三者機関をつくって解決のため仲介の労を取ることはできないものか?該当するこれらの業者は、限られた時間の中で、日本では当分日本では行われないだろう万博のために、それこそ不眠不休で開幕に間に合わせた”影の功労者”だ。そんな人たちが、結果的に大きな被害を被り、いまだに出口が見えないトラブルの中に置かれている。