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京都・北野天満宮で「曲水の宴」平安 宮中行事を再現

京都・北野天満宮(所在地:京都市上京区)で3月8日、平安時代の宮中行事「曲水の宴」が行われ華やかで雅の宴の様子が再現された。曲水の宴は、小川の上流から流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでにお題に沿った和歌を認(したた)める、平安時代、宮中で行われた歌会。
北野天満宮の曲水の宴は2016年から再開。和歌や漢詩の名手だった菅原道真を祀るだけに、和歌だけでなく漢詩も詠むのが特徴。
同日は色鮮やかな平安装束に身を包んだ8人の詠み手が庭園の小川のほとりに座り、ひととき雅の世界に浸った。庭園の周りにはおよそ500人が集まり、「神」や「梅」などお題とした詠み手の作品が詠み上げられると、静かに聴き入っていた。

岩手 大船渡市 山林火災「鎮圧」宣言 避難指示すべて解除へ

岩手県大船渡市は3月9日、同市で延焼が続いていた山林火災の「鎮圧」を宣言した。2月26日に同市で発生した山林火災で市の面積の9%を焼失。大惨事となったが、3月6日以降、新たな延焼は確認されていない。このため、延焼の恐れはなくなったと判断した。
このため市は同日午後、赤崎町の4つの地区に出していた避難指示を解除した。引き続き、避難指示を出している三陸町綾理の全域と赤崎町の3地区についても10日正午までにすべて解除する見込み。

「核なき世界への取り組み強化」採択 第3回締約国会議

米国・ニューヨークの国連本部で開かれていた核兵器禁止条約の第3回締約国会議は3月7日、「核なき世界への」取り組みを強化する」との宣言を採択し、閉幕した。宣言では、ロシアの脅威にさらされる欧州で、フランスの核抑止力を拡大する構想が浮上したことなどを念頭に、「軍縮・不拡散体制が弱体化し、核兵器使用の危険性が高まっている」と懸念を表明。核保有国による「核抑止は人類の生存を脅かすものだ」と訴えた。
今回の会合には、米国の「核の傘」に守られている日本に加え、過去2回一部の国がオブザーバー参加していたNATO(北大西洋条約機構)加盟国が参加せず、核抑止力を巡る各国の立場の違いが鮮明となった。

悪質ホスト厳罰化 風営法改正案決定 売春要求など禁止

悪質なホストクラブへの罰則強化を盛り込んだ風俗営業法改正案が3月7日、閣議決定された。女性客の恋愛感情につけ込んだ高額請求や、借金返済のために売春や風俗店での勤務、アダルトビデオへの出演を要求することを禁じている。違反した場合は6月以下の拘禁刑か100万円以下の罰金を科す。改正案ではホストクラブ側の罰則も大幅に強化した。無許可営業した場合、運営法人への罰金は現行の200万円以下から、最大3億円に引き上げている。

仁徳天皇陵 考古学・歴史学学術団体G17人が立ち入り調査

世界文化遺産の一つで、宮内庁により「仁徳天皇陵」として管理されている大阪府堺市の大山古墳で3月7日、学術団体の研究グループによる立ち入り調査が行われた。同日は、考古学、歴史学などの研究者17人が参加した。
グループは2時間半にわたって墳丘全体を観察し、①前方部について、時期の推定は難しいものの、石積みが後世に整えられたこと②斜面に溝状の亀裂が入り、崩れている部分が多いことーーなどを確認できたとしている。大山古墳は5世紀前半に築造された大規模な前方後円墳。

高額療養費8月からの引き上げ見送り 予算案再修正へ

石破首相は3月7日、医療費が高額になった場合に患者の負担を抑える「高額療養費制度」について、今年8月からの自己負担上限額の引き上げを見送ると表明した。夏の参院選を控え、世論の理解を得られないと判断した。これにより、2025年度政府予算案の再修正が必要となった。
政府は当初、医療費の増大を受けて、今年8月から2027年8月にかけて3段階で自己負担の上限額を引き上げる方針だった。その後、患者団体や野党から批判の声が上がり、2回にわたって方針が修正されたが、今回は方針そのものの見送りに追い込まれた。同制度を巡る議論は全面的に仕切り直しとなる。

コスモエネHD 堺市に大規模SAF生産設備完成 4月から供給

コスモエネルギーホールディングスが大阪府堺市で建設を進めていた航空機の次世代燃料SAF(Sustainable Avietion Fuel)の大規模な生産設備が完成し3月6日、関係者らが出席して記念式典が開かれた。
この設備は飲食店や家庭で出た串カツやから揚げなどで使った廃油をタンクに貯蔵し、年間3万キロリットル、東京ーロンドン間を350回往復できる量のSAFを生産する能力がある。同社は来週から試運転を開始し、4月から航空機への供給を開始したいとしている。

東京 浅草寺仲見世 80年ぶり全面的な屋根の葺き替え

東京・浅草の観光名所、浅草寺の仲見世で80年ぶりに進められてきた全面的な屋根の葺き替え工事が8割ほど終わったため3月6日、赤褐色の真新しい銅板で覆われた屋根が報道陣に公開された。今回のような全面的な葺き替え工事は、1945年の東京大空襲で屋根の一部が焼失して以来となる。来週末で完了する同工事で、およそ2,100㎡の屋根を覆うため7,100枚の銅板が使われるという。
浅草寺の仲見世は土産物店や飲食店など87店が軒を連ねるが、ここ数年は雨漏りするなど屋根の老朽化が目立っていた。

「偉大な米国」目指す国が違法な侵略者に手を貸すのか

米国のトランプ大統領は3月4日、施政方針演説で「米国を再び偉大に」の自身のスローガンに沿った外交方針を打ち出した。歴代大統領とは全く一線を画し、自由貿易や法の支配などで国際秩序を守るといった意志は一切示さず、関税や威圧で他国を服従させようとする姿勢だけが目立った。そんなやり方が「米国を再び偉大に」するとはとても思えない。
停戦に向けたウクライナへの対応も然りだ。このままでは国際法を公然と破って他国を侵略するロシアに、米国が手を貸すことになる。トランプ氏がロシアのプーチン大統領の言いなりになったとの批判は免れないだろう。世界の人々は、そんな国を偉大な国とは誰ひとり認めないだろう。そして、トランプ氏のやり方は、米国が長い時間をかけて築いてきた国際的な信頼や地位をみすみす手放すことになり、ロシアだけでなく、抑え込みたいはずの中国を利するだけだ。そのことをトランプ氏は本当に分かっているのか。