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維新 退潮 近畿比例で前回から100万票以上減”地域政党”化

10月27日投開票の衆院選で、日本維新の会は本拠地・大阪府の全19選挙区で勝ったが、全国では全国では立憲民主党や国民民主党が議席を増やす中、とくに比例選で伸び悩み、全体で公示前の44議席から38議席に減らした。野党第1党の目標を掲げたが、今回の結果は、突き詰めて言えば大阪だけの「地域政党」に逆戻りした印象だ。
大阪を除く144選挙区では京都、滋賀、広島、福岡で1勝ずつの計4勝にとどまった。厳しかったのが比例選。比例票は近畿以外の全ブロックで国民民主党を下回り、近畿でも前回から100万票以上減少。このうち大阪では約56万票の大幅減だった。

ドジャース 4年ぶりWS制覇に王手 大谷は強行出場

ドジャース2連勝の後を受け、ニューヨーク・ヤンキースタジアムで10月28日(現地時間)行われたワールドシリーズ(WS)第3戦は4−2でドジャースが勝ち、初戦から3連勝とし、2020年以来4年ぶりのWS制覇に王手をかけた。
第2戦の7回に二盗を狙った際に左肩を亜脱臼。出場が危ぶまれていた大谷は痛み止めを服用、テーピングを施して出場した。打撃成績は3打数無安打1得点、1四球、1死球だった。

小泉進次郎氏 選対委員長を辞任 与党過半数割れで引責

自民党の小泉進次郎選挙対策委員長は10月28日、衆院選で自民、公明両党が過半数議席を割ったことを受けて、石破首相(自民党総裁)に辞表を提出、受理され役職を辞任した。小泉氏は「掲げていた(目標の)結果が出なかったら、執行部で選挙の責任を負うべき選対委員長が責任を取るのは当たり前のこと」と述べた。

出光, サントリー 使用済みPETボトルキャップリサイクル実証

出光興産(本社:東京都千代田区)とサントリーホールディングスは10月24日、使用済みPETボトルキャップやラベルの容器・包装の再資源化に向け、キャップについてのケミカルリサイクル実証実験を開始したと発表した。
実証実験は、サントリーが提供した使用済みPETボトルのキャップを原料として、2023年4月に設立した出光興産の子会社、ケミカルリサイクル・ジャパンが油化ケミカルリサイクル技術により、CR油(ケミカルリサイクル油)を生産した。出光興産ではこのCR油について、石油化学製品や燃料油の原料としての有用性を確認した。

TOPPAN HD ちとせグループとバイオエコノミー構築で協業

TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区)は10月25日、バイオエコノミー事業を手掛けるちとせグループの統括会社CHITOSE BIO EVOLUTION PTE.LTD.(本社:シンガポール)と、化石資源に代わると期待される藻類などの生物資源やバイオテクノロジーを活用し循環型の経済活動を行うバイオエコノミーの実現に向け、3D細胞培養事業や微細藻類事業で協業すると発表した。両社は10月に資本業務提携を締結している。両グループは保有する技術・知見を相互に融合させることでバイオエコノミーの実現を共同で推進する。

丸紅 日本初の陸上養殖アトランティックサーモン販売開始

丸紅(本社:東京都千代田区)は10月25日、Proxmar Seafood AS(以下、Proximar)との間で2022年4月に締結した独占販売契約に基づき、Proximarが静岡県小山町で生産した日本初の陸上養殖アトランティックサーモン、ブランド名「FUJI ATLANTIC SALMON」の本格販売を開始したと発表した。主要販売先は鮮魚専門店、量販店、百貨店。
これは閉鎖循環式陸上養殖(以下、RAS)により、99.7%の水を循環させて養殖する環境に配慮した事業。養殖規模は出荷ベースで年間5,300トンと日本最大級。鮮魚販売する場合、最短で水揚げ当日に首都圏へ配送可能という。

フリーランス新法 11/1施行 報酬不払いや不当な減額防止へ

国内のフリーランス約257万人に対する取引条件の明示義務などを定める「フリーランス新法」が11月1日施行される。報酬不払いや不当な減額、ハラスメントの防止などを目指しており、発注する企業側も対応を迫られる。フリーランスを巡っては口約束の発注や買いたたきなどのトラブルの多発が指摘され、大半が立場の弱いフリーランスが泣き寝入りせざるを得ない状況にある。

第30回のテーマ「30年の光」ルミナリエ 25年1/24~2/2

阪神大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」の組織委員会は10月25日、2025年1月24日〜2月2日に開催される第30回のテーマを「30年の、永遠に輝く希望」とすると発表した。同委員会は「これからも街や人の心を照らし続ける」との願いを込めたとしている。
会場は前回と同様に、神戸市中央区の東遊園地、旧外国人居留地、神戸港のメリケンパークの3カ所で分散開催(一部有料)する。

サッカー天皇杯決勝は神戸vsG大阪 関西勢対決に

サッカーの第104回天皇杯全日本選手権大会の準決勝は10月27日行われた。いずれもJ1同士の対戦で、神戸は2−1で京都に勝ち、2019年スペイン代表イニエスタを擁して初優勝した2019年度大会以来の決勝進出を決めた。G大阪延長線の末、横浜Mを3−2で破り、4大会ぶりの決勝に進んだ。関西勢同士の決勝は1953年度大会(全関学ー大阪クラブ)以来。決勝戦は11月23日、国立競技場で行われる。

第170回天皇賞 ドゥデュースV G14勝目 直線で豪脚披露

競馬の第170回天皇賞(秋、G1,芝2000m)は10月27日、東京・府中市の東京競馬場で行われた。道中、最後方2番手につけた2番人気のドゥデュース(武豊騎乗)が直線、大外から豪脚を披露、次元の違う末脚を発揮、鮮やかに先行馬をすべて差し切り、ゴールを駆け抜けた。同馬は昨年の有馬記念に続くG14勝目を挙げた。武騎手は保田隆芳氏に並ぶこのレース最多の7勝。友道康夫調教師(栗東)はこのレース初勝利。
2着にタスティエーラ、3着にホウオウビスケッツが入った。休養明けの1番人気のリバティアイランドは13着に沈んだ。