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東芝ES 中国のIon Nova社と重粒子線治療装置の販売で業務提携

東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区、東芝ES)は11月8日、中国のIon Nova社と重粒子線治療装置の中国での販売で6日、業務提携契約を締結したと発表した。両社は中国市場における早期の初号機受注を目指す。
中国では新規がん患者が約450万人(2020年時点)に上り、適切ながん治療を行うことが国家として喫緊の課題となっている。そこで、中国政府は患者の治療時の負担が少ない重粒子線治療装置の導入・拡大に力を入れている。現在中国では重粒子線施設が2施設稼働中。さらに2025年までに重粒子線・陽子線合わせて41施設の導入許可が予定されている。

IMF インドGDP 26年に日本抜く 従来予測より1年早く

国際通貨基金(IMF)はこのほど、インドの名目国内総生産(GDP)が2026年に日本を抜くとの見通しを示した。インドはGDPで2021年に英国を抜いて世界5位となっている。また、インドは2023年央に人口で中国を抜き世界一となり、いまやグローバルサウスの盟主的存在となっている。
インド経済は成長著しく、IMFは直近の予測で従来予測より1年早く2026年に日本を、そして2027年にはドイツをも抜き、世界3位に躍り出る可能性があるという。

インド・ニューデリーのPM2.5大気汚染深刻化 市民生活に影響も

インドの首都ニューデリーで、11月に入って大気汚染物質PN2.5の濃度が、インド政府の指標で最も深刻なレベルに達するなど企業活動をはじめ、市民生活にも大きな影響が出ている。
毎年インドではこの時期、農家による野焼きやヒンドゥー教の祭りで大量の爆竹や花火が使用されることで大気汚染が深刻な問題となっている。今年はこれに輪をかけ街中は観光地を含め砂ぼこりも加わって、特に視界が悪化、80〜100m先がぼんやりとかすむような状況。
ニューデリーの当局は大気汚染対策として、10月末から建設や解体の工事現場の作業を停止させたり、散水車を市街地に走らせ砂ぼこりを抑える対策を取っている。また市民生活では、11月7日から当面、公立の学校のほとんどのクラスを休校としているほか、13日から車のナンバープレートの末尾の数字が奇数か偶数かによって、1日の車の通行量を規制する予定だ。

補正予算案のうち経済対策に13.1兆円 政府が閣議決定

政府は11月10日、経済対策の裏付けとなる2023年度補正予算案を閣議決定した。一般会計で13兆1,992億円とし、この7割を新規国債の増発で賄う。電気や都市ガス、ガソリンなどの負担を軽減する支援策は2024年4月末まで延長する。20日に今国会に提出し、会期内での成立を目指す。

25年大阪・関西万博からメキシコなど約5カ国が撤退意向

2025年の大阪・関西万博にパビリオン出展を表明していた国などのうち、メキシコをはじめ計5カ国程度が万博から撤退意向を示していることが分かった。この理由はいずれも国内事情によるもの。
ただ、撤退意向がある一方で、逆に参加を公表している153カ国・地域以外にも、同万博への参加意向を表明している国が複数あるという。

育休14日以上が要件「手取り10割」給付へ 厚労省が検討

男性の育児参加を促すため、両親がともに育休を14日以上取得した場合、給付金の支給率を「手取りで10割」に引き上げる方向で厚生労働省が検討していることが11月9日、分かった。現行の給付率は休業前の賃金の67%で、社会保険料が免除されることなどから、手取りでは8割程度だ。これを収入を実質的に維持できるようにすることで、現行の妻偏重の育児慣習を改め、本来あるべき「共働き・共育て」を後押しする。

4〜9月経常収支3倍の12.7兆円 半期ベースで過去最大

財務省が11月9日発表した2023年4〜9月の国際収支統計の速報値によると、海外との貿易や投資などの取引状況を表す経常収支は12兆7,064億円の黒字だった。黒字額は、前年同期から3倍に増え、半期ベースで過去最大となった。
経常収支の黒字拡大の要因は①資源高の一服でエネルギー関連の輸入額が減少した②貿易収支の改善が経常黒字を押し上げた③インバウンドが増えたことで、旅行収支の黒字額が拡大したーなどのため。輸入額は13.2%減の51兆266億円。輸出額は微増の49兆6,214億円だった。この結果、貿易収支の赤字額は1兆4,052億円にとどまり、赤字幅は84.7%縮小した。

力による現状変更の試みに反対 G7外相会合が共同声明

主要7カ国(G7)は11月8日、東京都内で7、8日開いた外相会合の共同声明を発表した。要旨は①力による一方的な現状変更の試みに反対する②法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化する③気候変動、核軍縮などの過程で女性参画を推進する「女性・平和・安全保障(WPS)」への連帯ーなどを改めて確認した。
このほか、中東情勢、ウクライナ情勢に言及しているほか、今回、東京電力福島原発処理水の海洋放出で、科学に基づいた日本対応を歓迎するとしている。

EUの気象情報機関 23年は最も暑い年に 1〜10月の世界平均気温

欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は11月8日、1〜10月の世界平均気温が1940年からの観測史上、過去最高となり、2023年が記録上最も暑い年となることが確実だと発表した。
1991〜2020年の同期間の平均を0.55度上回る。これまで最高だった2016年を超えた。ただ、1〜10月の具体的な平均気温は明らかにされていない。10月の平均気温は15.3度で、これまで最も高かった2019年を0.4度上回り、10月の記録を更新。北緯60度から南緯60度の海域を対象にした平均海面水温も20.79度で10月としては最高だった。

介護職員の賃金24年2月から月6,000円引き上げ 他産業との差埋める

政府は11月6日、介護保険サービスの公定価格、介護報酬を来年度から引き上げ、プラス改定とする方向で調整に入った。報酬改定が実施されるまでは、2024年2月から介護職員と看護補助者の賃金について月額6,000円引き上げ措置を行う。業務内容に比して、待遇面の劣悪さから離職率の高い介護分野と、賃上げが進む他産業との間でさらに開きつつある待遇差を埋めるのが狙い。