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JR東日本 今秋から平日限定で新幹線に荷物専用車両を導入

JR東日本は物流需要の高まりに対応、今秋から平日限定で新幹線に荷物専用車両を導入する。東北新幹線の旅客の編成に連結させる形で運行し、盛岡ー東京間の上り列車に導入する計画。これに先立ち、4月から新青森ー東京間の上り線で客室を使って最大で段ボール200箱程度を毎週運ぶ事業を始める予定。
今秋から導入する荷物専用車両は引退した「E3系」の1編成7車両を活用し、座席を外し荷崩れを防ぐ設備などを取り付けて、荷物を専用に運ぶ編成にする。。最大で段ボール1,000個程度まで載せることができ、家財などの大型荷物の運搬も検討している。

三菱自 万博に軽商用EV2台提供 会場内で救急搬送

三菱自動車は3月3日、大阪・関西万博の会場内の救急搬送車両として、軽商用車の電気自動車(EV)「ミニキャブEV」を2台提供した。走行中にCO2を排出しない環境性能に加え、低重心で揺れが少なく患者らへの負担を軽減できる利点がある。満充電時の最大航続距離は180km。万博閉幕後は、大阪府内の2つの消防本部に譲渡される。

大阪 交野市 ”ランドリートラック”25年中に導入 災害に備え

大阪府交野市は、自然災害に備え2025年度中に、トラックに洗濯乾燥機を備えた「ランドリートラック」を導入する。ランドリートラックは4トン車を改造し、洗濯乾燥機3台を設置する。水タンクや発電機、乾燥機用のガスボンベも積み込む。1日400〜500人分の選択が可能。費用は3,700万円で24年度一般会計補正予算案に計上された。
同市はすでにトイレトラックを所有し、シャワートラックも近く納入されるという。自然災害に伴い、余儀なくされる避難所生活で即、影響が出るトイレ、風呂、洗濯の水回り。同市は直面する避難所生活の課題を解決し、生活の質を上げていく考えだ。

大阪の”うまいもん”世界へ発進 大阪外食産業協会パビリオン

大阪外食産業協会は3月3日、大阪・関西万博に出展するパビリオンを、報道陣に公開した。パビリオンは2階建て。建物の正面には、様々な食材を運ぶ宝船をデザインした立体看板を設置し、テーマである「新・天下の台所」を表現した。江戸時代の大阪・道頓堀川沿いに立ち並んでいた蔵屋敷を模し、テイクアウトの飲食店9店を配置した。

TSMC 米に15兆円投資表明 AI半導体生産へ 関税対策

半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は3月3日、米国で新たに1,000億ドル(約15兆円)の投資を行うと表明した。AI(人工知能)向けの最先端品を現地生産し、トランプ政権の関税攻勢に対処するのが狙いとみられる。
TSMCは米国で新たに3つの半導体工場や研究開発拠点のほか、半導体製造の「後工程」と呼ばれる作業を手掛ける施設も2つ開設する。これによりAI向け半導体の、アップル、エヌビディア、クアルコムなどへの供給網が米国内で完結する。

万博「大屋根リング」”世界最大の木造建築物”ギネスに認定

4月13日に開幕する大阪・関西万博の会場のシンボルとして建設された「大屋根リング」が3月4日、”世界最大の木造建築物”としてギネス世界記録に認定された。ギネス認定員から同日、博覧会協会の石毛博行事務総長に認定証が手渡された。
大屋根リングの建築面積は6万1,035㎡。1周およそ2km、高さおよそ20mの木造建築物。

大阪公立大, 塩野義 感染症の研究で包括連携協定

大阪公立大と塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は3月3日、新型コロナウイルスの感染拡大を教訓に、感染症研究に関する包括連携協定を締結したと発表した。大阪市内で開かれた締結式には、辰巳砂昌弘学長と手代木功社長らが出席。感染症の世界的大流行(パンデミック)の初期段階から治療薬や検査薬の開発に、迅速に取り組める体制づくりを目指す。

オランダ・ハーグの国際司法裁判所長に岩沢氏を選出

国家間の紛争を国際法に基づいて解決する国連常設機関、国際司法裁判所(ICJ、所在地:オランダ・ハーグ)は3月3日、新所長に同裁判所裁判官の岩沢雄司氏(70)を選出した。発表によると、レバノン首相に就任するため今年1月退任した前任のナワフ・サラム氏の任期である2027年まで、岩沢氏が引き継ぐ。日本人がICJ所長を務めるのは、小和田恒氏(2009〜2012年)以来。

大阪 造幣局で万博記念硬貨の打ち初め式, 2種の金・銀貨

大阪市北区の造幣局で3月3日、4月13日開幕する大阪・関西万博に向けて発行される2種類の記念硬貨(1万円金貨と1,000円銀貨)の製造が始まり、打ち初め式が行われた。元大関、貴景勝の湊川親方が招かれ、スイッチを押し製造が始まった。記念硬貨はこれまでに2回発行され、今回が最後となる。
今回発行される銀貨の表面には、公式キャラクター、ミャクミャクと万博会場の夢洲に虹がかかっている様子がカラーで描かれており、光をあてると「EXPO」の文字があらわれるようになっている。
今回の記念硬貨は、材料費のほか特殊な技術が使われていることなどから、販売価格が額面を大きく上回るプレミアム型の記念硬貨で、送料・税込みで金貨は26万8,000円、銀貨は1万5,200円で販売される。申し込みは3月6日から。