「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

TSMC 熊本工場の生産復旧 復興支援に2.5億円寄付

台湾積体電路製造(TSMC)は8月3日までに熊本工場(所在地:熊本県菊陽町)の生産を地震前の水準に復旧した。同工場は7月28日に発生した地震で震度5強を観測し、製造装置の検査や調整を続けていた。
また、TSMCは同日、被災地の復旧・復興支援に向け、2億5,000万円を寄付すると発表した。

伊藤忠 モロッコでごみ燃料発電事業, 年内着手

伊藤忠商事は8月4日、モロッコの最大都市カサブランカでごみ焼却発電所を建設すると発表した。同社が参画する事業体がカサブランカ市と契約を結んだ。事業費は約1,700億円。
発電所は2026年内にも建設に着手する。2030年にも稼働し、30年間運営する。年間のごみ処理量は150トン。発電出力は115メガワット。家庭ごみを燃やし、余剰熱やごみ由来のメタンガスで発電する。太陽光発電設備も併設する。
同事業にはカナデビア子会社、カナデビアイノバほか、モロッコの国営電力、水道公社なども加わる。
施設全体の発電出力は約170メガワットになる。人口が400万人を超すカサブランカ市の3割弱にあたる約100万人の年間電力需要を賄える。

トヨタ 1〜6月世界販売3%減も7年連続首位

トヨタ自動車が7月30日に発表した2026年1〜6月の世界販売台数(レクサス含む)は、前年同期比3%減の500万8,898台だった。ガソリン価格の高騰で需要が低迷する主要市場の中国が全体を下押しし、2年ぶりに前年割れとなった。
ただ、それでも電気自動車(EV)失速で苦戦するフォルクスワーゲン(VW)などを尻目に7年連続の世界販売首位を堅持した。
ハイブリッド車(HV)などを含む電動車の販売を伸ばし、世界販売全体に占める電動車比率は54%に達し、同期間として初めて電動車が半数を超えた。

スズキ インド・単一拠点で初の100万台に拡大

スズキは7月30日、インド・グジャラート州のハンサンプール工場を拡大し、自動車の年間生産能力が100万台に達したと発表した。ハンサンプール工場で4本目となる製造ラインを設置し、同日稼働開始した。単一拠点で年間100万台体制は、同社として初めて。この結果、インドに保有する工場の年間生産能力は計290万台となった。

日立 インテル, 産総研と量子コンピューター開発

日立製作所は7月22日、米インテルの日本法人や産業技術総合研究所(産総研)と次世代量子コンピューターの実用化に向けた研究開発を始めると発表した。開発するのは半導体を使った「シリコン量子コンピューター」で、実施期間は2029年3月末までの予定。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による支援事業に採択された。