「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

片山財務相 JT子会社の資産の一時管理巡りロシアに抗議

片山さつき財務相は11月6日、日本たばこ産業(JT)の海外子会社がロシア国内に保有する生産拠点を一時的にロシア企業の管理下とするロシア大統領令について、措置の撤回を求めたことを明らかにした。片山氏は「外交リートを通じて、ロシアに抗議した」と記者団に語った。また、経済産業省など関係省庁とも連携し、適切に対処する考えも述べた。

プーチン氏 JTのロシア法人を一時管理下に 大統領令に署名

ロシアのプーチン大統領は11月5日、日本たばこ産業(JT)のロシア現地法人4社をロシア企業による一時管理下に移す大統領令に署名した。対象はJTの海外子会社、JTインターナショナル(JTI)のロシア国内事業を担うJTIドンスコイ・タバックなど4社。これにより、企業側に所有権は残るものの、事実上経営権を失う。

ANAHD ソラシド・AIRDO親会社を完全子会社化,一体経営視野

ANAホールディングス(HD)は10月29日、中堅航空会社のソラシドエア(本社:宮崎市)とAIRDO(本社:札幌市)を傘下に持つリージョナルプラスウイングス(RPW、本社:東京都大田区)の完全子会社化を発表した。同日、RPWと基本合意した。当面は資本業務提携でそれぞれのブランドで運営するが、将来的にはANAに統合、一体経営をめざす。

ローソンの街の再生支援 大阪池田市に廃校で官民連携の拠点

大阪府池田市のニュータウン「伏尾台」で、ローソンが街の再生を支援する「ハッピーローソンタウン」構想の1号店の、新たな挑戦が始まることになった。市は2026年度中にも、廃校になった小学校を企業や住民らが連携するオープンイノベーション拠点に活用する。この拠点で人口減や高齢化などの課題解決や、新サービスの実証実験を後押しする。

滋賀銀・池田泉州HD 28年4月統合で基本合意 大都市が主戦場

滋賀銀行と池田泉州銀行を傘下に持つ池田泉州ホールディングス(HD)は10月29日、2028年4月の経営統合に向けた基本合意を結んだと発表した。これは今後、地方や同一県内が中心だった地銀再編の主戦場が、資金需要が活発な大都市圏へと移行することを表している。
両社は持ち株会社の傘下に滋賀銀と池田泉州銀を置く。両行の3月末時点の総資産は単純合計で14兆2,000億円となり、域内で最大。

マダニ感染症「SFTS」新規ワクチン開発, 兵庫医科大など

兵庫医科大学、第一三共などの研究グループは、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの候補を作製した。マウスに投与してウイルスに対する防御効果を確認した。
このワクチン候補をマウスに投与すると、体内で抗体がつくられたほか、免疫細胞が活性化していた。3種類のワクチン候補はそれぞれ異なる防御メカニズムを持ち、投与後にSFTSウイルスに感染させたマウスはいずれもすべて生存していた。一方、ワクチン候補を打たなかったマウスは死亡した。

Apple「Siri AI」日本語対応開始 メタの「Muse」と競争

米Appleは10月26日、AI(人工知能)を搭載した音声アシスタント「Siri AI(シリエーアイ)」の日本語対応を開始したと発表した。スマートフォン「iPhone」などのアップル端末の利用者は、同日からソフトウエアをアップデートすれば日本語でSiri AIを使える。
日本で先行して提供している米メタのAIエージェント「Muse(ミューズ)」との競争が激しくなる。