WILLER(本社:大阪市北区、以下、ウィラー)は6月26日、在ベトナムの子会社、Mailinh-WILLER CO.,LTD(WILLERとMaiLinhとの合弁、本社:ベトナム・ホーチミン、以下、マイリンウィラー)が、ベトナムの抱える渋滞や交通事故、環境汚染など社会課題の解決を目指し、新しい交通サービスを開始すると発表した。 まず6月26日からマイリンタクシーを使ったタクシー配車アプリサービスを開始し、続いて8月から都市間バス「マイリンウィラーエクスプレス」を運行する予定。都市間バスは、これまで日本で「ウィラーエクスプレス」が培ってきたIoTを活用した安全運行システムやオリジナルシートを提供し、ハノイからタンフォアを結ぶ路線を1日4便で運行を始める。
月別アーカイブ: 2019年6月
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奈良・香芝市の古墳 王族の墓の可能性
奈良県香芝市教育委員会はこのほど、同市の国の史跡、平野塚穴山古墳で土を盛った墳丘の表面を覆っていた装飾用とみられる石が見つかったと発表した。こうした装飾は天皇陵と考えられる古墳でしか確認されていないことなどから、同市教委では王族の墓の可能性が高まったとしている。同古墳は一辺が25mから30m、高さ5mの2段に築かれた方墳で、7世紀後半に造られたとみられ、国の史跡に指定されている。 同市教委が3年ほどかけて行った発掘調査の結果、土を盛った墳丘の南側の斜面から、2m四方にわたって15cmから30cmほどの装飾用とみられる石がおよそ20個見つかった。同種の凝灰岩で墳丘を覆った古墳は、、いずれも奈良県明日香村にあって、斉明天皇の墓という説がある牽牛子塚(けんごしづか)古墳と、天武天皇と妻の持統天皇を埋葬したとされる野口王墓古墳しか例がないという。こうした点を総合的に判断すると、埋葬されたのは天智天皇や天武天皇の祖父にあたる茅渟王(ちぬおう)が有力な一人とみている。
子ども食堂 全国で急増 1年で1,400カ所増え3,718カ所
全国で子ども食堂が増え続けている。子ども食堂の取り組みを支援する団体「NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」の実態調査によると、今年5月の時点で、この1年間だけで約1,400カ所増えて、全国に少なくとも3,718カ所に上ったことが分かった。都道府県別では東京が最も多く488カ所、大阪が336カ所、神奈川が253カ所と大都市が多く、最も少なかったのは秋田で11カ所、富山で15カ所、山梨で16カ所だった。子ども食堂の数を小学校の数で割った充足率をみると、沖縄が60.5%で最も高く、以下、滋賀が52.2%、東京が36.6%。逆に充足率が低かったのは秋田で5.5%、青森が5.6%、長崎が7%だった。 子ども食堂は共働き世帯や片親など様々な事情から、子どもが一人でも行ける無料または低額で食事を提供する食堂で、公民館等で月に1~2回程度、開かれるところが多い。
三井物産など3社が中国でヘルスケアファンド設立で合意
三井物産(本社:東京都千代田区)、華潤集団(以下、華潤)、厚樸投資(以下、HOPU)の3社は6月25日、各子会社を通じて合弁会社「CMH Healthcare Holding Co.,Limited」(以下、CMHヘルスケア)を設立、さらにCMHヘルスケアを通じてファンドスキームの共同投資会社「CMH Healthcare Fund L.P.」(以下、CMHヘルスケア ファンド)を設立することで合意、関連契約を締結したと発表した。 CMHヘルスケアファンドは総額10億米ドル(約1,080億円)の規模で、中国ヘルスケア市場が抱える様々な課題に対し、産業の視点から解決をもたらし、中国を中心とした病院事業(クリニック・専門病院運営、運営受託)や中国内外のヘルスケア周辺事業を対象とした投資を行う。