京都大学iPS細胞研究所は9月12日、フランスの化粧品などのメーカー、クリスチャン・ディオールと今年4月に協定を結び、皮膚細胞の老化や再生の仕組みについて解明する共同研究を始めると発表した。共同研究では、ゲノム編集の技術やiPS細胞によって再生した皮膚細胞を用いることで、人間の肌の老化や再生の仕組みを遺伝子レベルで解明する基礎研究を中心に行う。そのうえで、年齢とともに肌にしわやシミ、たるみができる原因について、遺伝によるものと、紫外線や温度、湿度などがどれくらい影響しているかについて明らかにし、将来的には新たな製品の開発につなげたいとしている。
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常石造船 フィリピン拠点で初建造のコンテナ運搬船を引渡し
常石造船(本社:広島県福山市)は9月11日、フィリピン・セブのTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU)INC.(所在地:フィリピン・セブ州セブ島バランバン、以下、THI)で、新船型となる1900TEUコンテナ運搬船の1番船を引渡したと発表した。タイのバンコク港に入港可能な最大船型”バンコクマックス”としての主要目の制限(全長:172m、船幅:28.4m)をキープしつつ、貨物艙や艤装品の配置を工夫することでバンコクマックスとして最大級の1,944個のコンテナを積載可能とする、積載能力の最大化を実現した。また、拠点を置く日本、中国それぞれのノウハウを集結し、高い品質で安定した工程を実現した。
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地球型惑星に水蒸気 存在を初めて確認、英科学誌に発表
AFP時事によると、ハビタルゾーン(生命居住可能地域)内にある太陽系外惑星の待機中に水蒸気が存在することを初めて確認したとする論文が9月11日、英科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表された。論文によると、この惑星「K2-18b」は、質量が地球の8倍、大きさが地球の2倍で、液体の水が存在できるハビタルゾーン内で恒星の周りを公転している。K2-18bは、米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡が発見した数百個の「スーパーアース(巨大地球型惑星)」の一つ。これまで4,000個余り見つかっている太陽系外惑星のうち、岩石でできた表面と水を含む大気の両方を持つことが確認されたのは、この惑星が初めて。