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三菱自 40億円投じインドネシア・ブカシ工場の能力増強

三菱自 40億円投じインドネシア・ブカシ工場の能力増強

三菱自動車は10月3日、40億円を投じインドネシアの乗用車生産拠点、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県、以下、ブカシ工場)の年間生産能力を、2020年度までに現行の16万台から22万台に増強すると発表した。
これは、販売好調のMPV「エキスパンダー」のインドネシア国内および輸出向け台数の増加に対応するもの。設備増強に伴い、従業員も増員し約4100人体制とする予定。
また、エクスパンダーのエンジンを、日産自動車の現地生産子会社ニッサン・モーター・インドネシア(所在地:西ジャワ州プルワカルタ)で生産する。同工場でエクスパンダー用に年間16万基生産する予定。

マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダは10月2日、ロータリーエンジン(RE)を核とする2020年をめどとする電動化戦略を発表した。発電用のREを搭載した電動車を2020年をめどに発売する。これが同社の電動化の根幹部分を構成する技術とし、バッテリーが一定レベルに減ると発電する仕組みで、エンジンは駆動力に使わない。
このため、全車両を電動化する2030年時点における電動車の構成比は、電動化技術を搭載した内燃機関車が95%、電気自動車(EV)が5%と想定している。マツダは他の自動車メーカーとは一線を画す。強みとこだわりを持つエンジン技術を生かし、世界で進む環境規制の強化に対応する考えだ。

インドネシア地震・津波被害に緊急援助、自衛隊派遣へ

インドネシア地震・津波被害に緊急援助、自衛隊派遣へ

日本は10月3日、インドネシアのスラウェシ島で9月28日発生した地震および津波による甚大な被害に対し、人道的観点およびインドネシアとの友好関係に鑑み、自衛隊を国際緊急援助隊として派遣するとともに、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント、浄水器、発電機)を供与することを決めた。

日立金属 シンガポールのシムテックと共同研究

日立金属 シンガポールのシムテックと共同研究

日立金属は10月1日、シンガポール科学技術研究庁の研究機関、シンガポール製造技術研究所(SIMTech=シムテック)と、金属積層造形に関する共同研究組織設立に関する契約を締結したと発表した。
世界最高レベルの研究水準を持つSIMTechの金属積層造形の製造技術と、高機能材料メーカーの日立金属の金属粉末開発技術を融合させることで、次世代の金属積層造形の技術開発を推進する。

スラウェシ島地震の犠牲者1407人に 避難者7万人超

スラウェシ島地震の犠牲者1407人に 避難者7万人超

インドネシア国家防災庁は10月3日、スラウェシ島を襲った地震と津波による犠牲者は1407人に達したと発表した。このほか負傷者2549人、行方不明者113人、避難者は7万人を超えているという。
被災地では食料や水などの救援物資の供給が遅れていて、警察も倒壊したスーパーから被災者らが生活物資を略奪するのを放置している状況で、被災者らの不安や苛立ちが募っている。
またガソリン不足で、全壊・半壊建物はじめ液状化や地滑り、そして津波による漂流物に覆われた被災地の復旧作業にかかれず、現場は被災時のまま手つかずの状態に置かれているところが少なくない。

世界で11億人が冷房ない生活、深刻な影響 国連が報告書

世界で11億人が冷房ない生活、深刻な影響 国連が報告書

国連はこのほど、世界で11億人がエアコンなど冷房設備のない生活を強いられており、地球温暖化の進行に伴い熱波など頻発する異常気象で亡くなる人が増えるとした、深刻な影響が予想されるとの報告書をまとめた。報告書は、冷房は人命を守るほか、医薬品の安全な保管にも役立つと指摘している。

スラウェシ島北部スラウェシ州ソプタン山が噴火

スラウェシ島北部スラウェシ州ソプタン山が噴火

インドネシア国家防災庁は10月3日、スラウェシ島北部スラウェシ州にある火山、ソプタン山が現地時間の3日午前8時47分に噴火したと発表した。噴煙は、高さおよそ4000㍍まで上がったという。
ソプタン山は9月28日に地震と津波に襲われた中部スラウェシ州の州都パルから東北東におよそ600㌔㍍の距離にある。

ダイハツグループ 19年に従業員向けの企業内保育園

ダイハツグループ 19年に従業員向けの企業内保育園

ダイハツ工業の連結子会社、ダイハツビジネスサポートセンターは、2019年1月にダイハツグループの従業員向けの企業内保育園「だいはつのもり」保育園を開園する。
従業員が安心して仕事に取り組める環境を整備する取り組みの一環で、開園にあたり「みんなでつくる」をキーワードに、女性従業員や将来仕事と育児の両立を目指す女性を中心としたワーキンググループを設置し、利用者に寄り添った保育園づくりを実施する。

正倉院で「開封の儀」第70回「正倉院展」10/27から

正倉院で「開封の儀」第70回「正倉院展」10/27から

奈良市の正倉院で10月3日、宝物(ほうもつ)も点検や調査のため年に一度、部屋の封印を解く「開封の儀」が行われた。宮内庁はこの後、およそ2カ月にわたって宝物の点検や調査を行う。
これに合わせて、奈良国立博物館では第70回目となる「正倉院展」が10月27日から開かれ、初出展の10件を含む56件の宝物が公開される。
正倉院では、奈良時代に造られた校倉(あぜくら)造りの正倉に入っていた、聖武天皇ゆかりの品や東大寺ゆかりの宝物などおよそ9000点が宝庫と呼ばれる建物に移され、保管されている。

大阪市が米サンフランシスコ市と姉妹都市解消

大阪市が米サンフランシスコ市と姉妹都市解消

大阪市の吉村市長は10月2日、米国サンフランシスコ市との姉妹都市関係を正式に解消することを明らかにした。慰安婦問題を象徴する少女像などの寄贈を受け入れたサンフランシスコ市に、7月に就任した新しい市長からも見直す意思が示されなかったため。
吉村市長は公開書簡で、少女像などを公共物としないならば、大阪市は姉妹都市関係の継続を望んでいるとしたうえで、寄贈の受け入れを続けるかどうか、9月末までに回答するよう求めていた。
この結果、60年にわたった大阪市とサンフランシスコ市との姉妹都市関係は、正式に解消されることになった。