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関西の2月新築マンション販売 平均価格 過去最高

不動産経済研究所のまとめによると、2月に関西で発売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は4,433万円で、2月の平均価格としては調査開始以来、最も高くなったことが分かった。
大阪中心部などで、注目の高層マンションが売り出されたことが主な要因。一方、価格の上昇が続いていることから、完成した後も未契約となっている物件も1,813戸あり、2011年6月以来の高水準となっている。都市部・郊外含め価格の上昇が続いているため、購入を控える動きもあり、”春商戦”の3、4月の動向が特に注目される。

「生」食パン 乃が美HD 台湾・台北市に海外1号店

高級「生」食パンを手掛ける乃が美ホールディングス(本社:大阪市)は3月18日、台湾・台北市信義区の百貨店、統一時代百貨台北店に海外1号店をオープンすると発表した。21日にプレオープン、26日にグランドオープンする予定。取扱商品は食パン、ストロベリージャム、マーマレードジャム、ストロベリージャム、クルトンなど。営業時間は月~木・日曜日は11時~21時30分、金・土曜日は11時~22時。定休日なし。

住友商事 バングラ・ダッカ近郊で工業団地販売開始

住友商事(本社:東京都千代田区)は3月17日、バングラデシュ経済特区庁(BEZA)と共同で開発を進めるダッカ近郊の「バングラデシュ経済特区(BSEZ)」(所在地:ダッカ管区ナラヤンガンジ県)で、工業団地の販売を開始したと発表した。日系企業が同国で工業団地の開発を手掛けるのは今回が初めて。
同工業団地はダッカ中心部から東に約20km(車で約1時間)の場所に位置する約190haの土地を先行開発し、段階的に拡張を行う予定。2021年11月に着工し、今回の販売開始を経て2022年12月に完工・操業開始予定。
日本政府の円借款事業により、国際水準の周辺インフラが整備されていること、BEZAを通じた進出企業向け許認可手続き支援(ワンストップサービス)があることが特徴。開発事業会社への住友商事の出資比率は76%で、総事業費は130億円強を想定。

東北新幹線の脱線車両撤去に2週間 JR東日本

JR東日本は3月20日、宮城、福島両県で震度6強を観測した地震で脱線した東北新幹線の車両の撤去作業を始めた。全17両中16両が脱線しており、全車両の撤去に少なくとも2週間程度かかるとの見通しを示した。
すでに高架橋や駅ホームの土台など土木構造物の損傷が計20カ所、レールのゆがみ10カ所、電柱の損傷24本、架線の切断2カ所などが見つかっており、被害箇所はさらに増えるとみられる。

岸田首相 カンボジア首相と会談 軍隊の撤退要求

岸田首相は3月20日、カンボジアを訪問し、首都プノンペンでフン・セン首相と会談した。会談後①名指しは避けたが、ロシアのウクライナ侵攻が国際法違反だとの認識を共有し、ウクライナ領からの軍隊の撤退を求める②ミャンマー情勢を巡り、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めるカンボジアの取り組みを支持・評価。ミャンマーの民主的体制への回帰を求める-などを内容とする共同声明を発表した。

外食各社”まん延”解除で時短営業を解除,営業再開

外食各社は3月21日、18都道府県で適用されていた「まん延防止等重点措置」が同日解除されるのを前に、時短営業の解除などを相次いで発表している。
居酒屋大手のワタミは、不採算店舗の転廃業を進める一方で、およそ100店舗で休業していたが、まん延防止措置の解除に伴って22日から原則として営業を再開する方針。ファミリーレストラン大手、すかいらーくホールディングスや
マクドナルド、スターバックス、すき家なども22日から原則として営業時間の短縮を解除する。サイゼリヤは深夜の客足の回復が見込めないとして、一部の店舗を除いて午後10時に閉店する。

「第6波」感染者430万人 死者の9割が70代以上

新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が3月21日で全都道府県で解除され、感染流行の「第6波」は一区切りを迎えた。
デルタ株から感染力の強いとされるオミクロン株への置き換わりで、国内感染者数は1月以降、約430万人が感染。3カ月足らずの期間に昨年末までの累計感染者数約170万人の2.5倍に跳ね上がった。オミクロン株により重症化率は低下したものの、死者数は高齢者を中心に約8,650人に上り、過去の流行を大幅に上回った。死者の9割が70代以上だった。
50代以下の現役世代では軽症や無症状者が多く、大半が日宅での療養となった。その結果、家庭内感染を防げず、子どもへの感染拡大で保育所や学校の休園・休校が相次いだほか、濃厚接触者となった保護者ららが欠勤を余儀なくされ、社会経済活動の維持が危ぶまれる事態となった。

ウクライナ避難民1,000万人超 全人口の4人に1人

グランディ国連難民高等弁務官は3月20日、ツイッターでロシアの軍事侵攻に伴い、ウクライナ国内外での避難民が1,000万人を超えたと明らかにした。侵攻前のウクライナの人口は約4,200万人だったとされることから、ほぼ4人に1人が避難を強いられたことになる。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナ国外に逃れた人の数は19日現在で約339万人。西隣のポーランドが205万人と最も多く、ルーマニア52万人、モルドバ36万人と続く。

奈良・平城宮の壮麗な「大極門」復元工事終了

奈良時代の都、平城京で重要な儀式を行ったとされる施設に出入りするための大きな門「大極門」の復元工事が終わり3月19日、関係者およそ80人が参加して記念式典が執り行われた。和楽器による演奏のもと厳かな雰囲気の中、祝いの舞が披露された。
大極門は屋根の高さ20mほどもある壮麗な門で、国はこの門を含めた中心施設一帯の復元を進めていて、当時の建築技法を用いて5年前からおよそ51億円かけて工事が行われていた。4月からは門の東側にあった楼閣の工事が始まるという。

大阪府 オミクロン「BA.2」の検査体制強化

大阪府は、新型コロナウイルスのオミクロン株の1つで、現在主流のものよりさらに感染力が強いとされる「BA.2」について、より短期間で結果が分かる検査手法を近く導入することになった。これまでBA.2かどうか確定させるためにゲノム解析を行ってきたが、検査数がごくわずかに限られるうえ、結果が判明するまでに1週間以上かかるケースもあった。このため今後は比較的簡単な手法で別系統のウイルスかどうかを確認できるスクリーニング検査も導入する方針。これにより、BA.2の疑いがある検体をより短期間に数多く把握することができるという。同検査は、大阪健康安全基盤研究所や府内の医療機関などで順次始める予定。
BA.2は3月13日までに大阪府内で55人の感染が確認されている。今後、BA.2への置き換わりが進めば感染の再拡大につながることが懸念される。