東京科学大学などの研究チームは、肺の機能が落ちた患者に腸から特殊な溶液を通じて酸素を吸収させる治療「腸換気法」について、治験で安全性を確認したと発表した。国際科学誌に研究成果が掲載された。
治験を行ったのは武部貴則・同大教授らと同大発新興企業、EVA世羅ピューティクス(本社:大阪市)などのチーム。20?45歳の健康な成人男性27人に対し、溶液25?1500㍉・㍑を肛門から注入して経過を1時間観察した。その結果、一部の人で腹痛などがあったが、重い副作用はなかった。
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退職代行サービス 6割が民間, 弁護士運営は3割止まり
帝国データバンクの調べによると、本人に代わって退職したい意思を勤務会社に伝える「退職代行サービス」を展開する事業会社が、全国に少なくとも52法人あることが分かった。このうち約6割が株式会社など民間経営によるもので、法律を専門とする弁護士法人による運営は3割強にとどまった。弁護士法人による料金は約4万4,700円、民間経営による料金は約2万2,500円だった。
同サービスを巡っては、警視庁が10月22日、退職代行サービス大手の「モームリ」を運営するアルバトロス(本社:東京都品川区)に、無資格で顧客を弁護士に紹介し、報酬を得ていた疑いがあるとして、家宅捜索に入っている。
民間経営の代行サービスの多くは弁護士による慣習があるものの、弁護士法が禁じる斡旋の非弁行為にあたる、退職代行業務の”グレーゾーン”に改めて焦点があてられている。